(日本語読み五十音順)
各記事はコード進行を分析する、というブログ解説等が浸透していなかった時期、コード進行や和声などに特に着眼点を向けていた時期に書かれた内容です。
コード構造だけで、アーティストの魅力が語られるべきではありません。
内容部分に注視してしまうと解像度の低い理解しか生まれません。
コード進行の分析は音楽の構造に興味が持てる、音楽の内部に入りやすいトピックだからです。
認知心理科学者も
脳が音楽を処理するときの「期待」について考えるなら、まず初めに、時間の経過につれて音楽のコード進行をどのように思っているかを見てみるのが一番いいだろう。
感覚でできてしまった自分の曲を他の曲と比較する時、コード進行研究は入りやすいです。
音楽理論マニアでもない限り、コード進行について一年程度勉強したら、その思考法/感じ方をどんどんリズム、歌詞、メロディ、楽器の特性、アレンジ、ミックス、プロモーションに応用する気持ちで学習を進めていただきたいです。
当記事群における「CM7は爽やかな風だ」みたいな心象連環の主張は「不定調性論的思考」による、いわゆる"ただの主観"です。分析者当人にのみ通じます。
アーティスト本人は「赤い海だ」と感じているかもしれません。この場合「あなたの一時的な解釈法で解析できた」だけでアーティスト分析とは言えないんです。
この独自解釈の積み重ねは、何より自分自身の創造性の道筋を太くし、創作に向き合いやすくなり、他者を気にせず、自分がやるべきことが見えてくることが多いです。
(非公開記事はご希望があれば、お送りします。)
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- 荒井由実〜ユーミン
- Antonio Carlos Jobim
- 宇多田ヒカル
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- Jaco Pastorius
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- Charlie Parker
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- 東京事変
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- Harbie Hancock
- Pat Metheny
- HAUX
- Frederic Chopin
- 制作した作品の掲載記事目次
- The Beatles
- Franz Schubert
- Miles Davis
- 山下達郎
- 米津玄師
- The Righteous Brothers
- RADWIMPS
- Richard Strauss
AAA
さよならの前に
aiko
明日の歌 VI♭mの出てくる曲(サブドミナントディミニッシュの逆転)
Ado
Allan Holdsworth
The Sixteen Men Of Tain-(創造的音楽鑑賞行為をしてみる)
荒井由実〜ユーミン
Antonio Carlos Jobim
One Note Samba(旋律という存在について考える)
機能和声分析と不定調性的クオリア理解による音楽分析法~The Girl From Ipanema
宇多田ヒカル
Erik Satie
Erwin Schulhoff
Ornette Coleman
King Gnu
King Gnu「Teenager Forever」;Art Rockなコード感の構築美
さだまさし
Seress Rezső
暗い日曜日-Szomorú vasárnap / シェレッシュ・レジェー
Jaco Pastorius
エレキベースの音を発見した音楽家 / Jaco Pastorius〜Continuum
John Cage
John Coltrane
「naimaのII-V」Naima / John Coltrane
John Scofield
単語を並べるだけでもストーリはできる;90, True Love
John Denver
Stevie Wonder
Steely Dan
Bodhisattva / Steely Danの不定調性分析
「Pretzel Logic」「Midnite Cruiser」の不定調性進行分析
Aja 不定調性進行例のデパート曲で「和音の進行感の独自言語感」を知る
Any World(That I'm Welcome To)〜二つの非機能なコードを繰り返して脈絡を作る
Cecil Taylor
音程が透明になる、ということ;Bemsha Swing(非公開)
Thelonious Monk
「モンクの神秘和音」D7(b9,b5,13);Off Minor
へんちくりんではなく表現したいという思いが生んだ音楽~ Introspection
Sonic Youth
武満徹
たま
滝本氏の#11th;海にうつる月、むし、ワルツおぼえて / たま
Chick Corea
"Spain"動画から~スケールだけでなくテンション・ポジションから即興を考える
Charlie Parker
Do As Infinity
under the sunの光の影
東京事変
Nirvana
Harbie Hancock
クールな停滞と焦燥=モード音楽の先に見えるもの;Jessica
Pat Metheny
HAUX
不定調性論的楽曲解釈の事例1- Heartbeat -
Frederic Chopin
12の練習曲 op.10-1(和音の流れが演奏法を教えてくれる?)
ライトノベル進行ではなく随筆的進行;12の練習曲 op.10-6
制作した作品の掲載記事目次
The Beatles
Franz Schubert
Miles Davis
モーダルインターチェンジで考える「Flamenco Sketches」
モード曲のコードを全てI度だと思ってみては?Blue in Green
山下達郎
カノン進行はカノンではない〜王道進行を使うときの秘訣 クリスマス・イブ
回遊コードのアソビ;THE THEME FROM BIG WAVE
米津玄師
TEENAGE RIOT モーダルインターチェンジと質感とか構造とか
Flamingo師_Lemon(コード進行あり)のその先の質感を考える
The Righteous Brothers
Unchained Melody〜陰影のIIIb、突然の逸脱の技法
RADWIMPS