音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

不定調性論用語/概念紹介

<不定調性論用語/概念紹介20>上方と下方のマテリアルモーション2~意図を持とうとしない

2018.6.15→2020.10.22更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る この領域変化の流れを不定調性論では「元祖コード進行」とします。 ①C△ Fm ②Fm C△ ①を上方マテリアルモーションとし、②を下方マテリアルモーションとします。 調や機能といった機能和声…

<不定調性論用語/概念紹介19>上方と下方のマテリアルモーション1

2018.6.15→2020.10.22更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 音集合で自在に中心音を設定する上方性和音構築と下方性和音構築を前回ご紹介しました。 基音がcのとき、 上方音は、e,g,b♭ であり、 下方音は、a♭,f,d です。 この二つが交換される現…

<不定調性論用語/概念紹介18>反応領域による発生音コントロールと意味

2018.6.14→2020.10.21更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る この数理親和音モデルを見ながらいきましょう。 c |f |g |c | という根音進行があったとしましょう。 反応領域を用いてあなたは自在にその基音に反応させる音を決められます。 機能…

<不定調性論用語/概念紹介17>単音概念~集合を一つと考える

2018.6.14→2020.10.21更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 和音を単音と考える、という概念です。 C△を和音ではなく、単音と考える、という考え方です。 シンセサイザーは様々な音の合成音ですね。 鍵盤一つを押したら複雑な音色を作るものもあ…

<不定調性論用語/概念紹介16>上方性・下方性和音構築法〜根音の絶対性の解放から調和的発想へ

2018.6.13⇨2020.10.20更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 音楽で使用するための四つの音集合を規定しました。 上方五度領域 c-e-g 上方四度領域 g-b♭-c 下方五度領域 c-a♭-f 下方四度領域 f-d-c ここから機能和声音楽に用いる音楽を作るために…

<不定調性論用語/概念紹介15>基本和声単位〜和音になる前の状態を示す

2018.6/13⇨2020.10.20更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 不定調性論では「基本的な和音の状態」を四つ作ります。 あとはそれをどんどん拡張し、組み合わせてあらゆる和音が作れます。 これは三度堆積に依存しない方法です。 上下とも、オクタ…

<不定調性論用語/概念紹介14>CG問題

2018.6.12⇨2020.10.19更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る コンピューターグラフィックではありません。 c音とg音の二和音の問題です。 通例音楽理論の学習をすると、「cとgのどちらが根音か」と考えると、cをイメージするようになります。自然…

<不定調性論用語/概念紹介12>基音が生成する音、基音を生成する音

2018.6.11⇨2020.10.18更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 基音が生成する音=上方倍音列 基音を生成する音=下方倍音列 のことです。これがよくわからない!という方は下記をご参考ください。 www.terrax.site 不定調性論では、 基音cに対して…

<不定調性論用語/概念紹介13>数理親和音モデル

2018.6.11⇨2020.10.18更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る <不定調性論用語/概念紹介11>基音の反応領域2こちらで紹介した表がこの数理親和音モデルです。 cという音をあなたにしましょう。 あなたはこれから様々なスポーツをします。 あなたに…

<不定調性論用語/概念紹介10>基音の反応領域1

2018.6.10⇨2020.10.17更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 「基音の反応領域を決める」 とは「お店に出てきた料理を、自分好みの味にする」的なイメージです。 とんかつにソースやしょうゆをどの程度かけますか? ラーメンに唐辛子入れますか? …

<不定調性論用語/概念紹介11>基音の反応領域2

2018.6.10⇨2020.10.17更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る あとはこの表から範囲を定めるだけです。 機能和声は上記の開いたとこを用いて作られた音楽理論です。 それ以外の範囲に自由に拡張してください、と提案するのが不定調性論です。 上記…

和音は二種類しかない~不定調性論の観点から

2019.4.19→2020.10.9更新 この記事も独自論を含みますのでご留意ください。 // 拙論では、 和音には二種類しかない、という分類方法があります。 それは増4度を含むか含まないかの違い での分類になります。 より専門的なことは動画シリーズや用語解説に譲っ…

「メリーさんの羊」で不定調性的ハーモニー・協和の「強度」をコントロールする

2018.9.15⇨2020.9.28更新 『メリーさんの羊』を題材に、いろんな響きでコード付けをしてみましょう。 1、オーソドックス? 2、浮遊/乖離系ハーモナイズ 3、ミスディレクションハーモナイズ?? 4、マキシマイズハーモニー??? 1、オーソドックス? ま…

<不定調性論用語/概念紹介8>上方マテリアルスケールから音楽活用思考〜augコードはどこから来たかを考えること

2018.6.9⇨2020.8.30更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 上方マテリアルスケール 倍音列神話の崩壊と脳機能への気づき クリシェとaugの解釈 上方マテリアルスケール オクターブレンジ4を音階にしたものを「上方マテリアルスケール」と言います。…

サブドミナントマイナーは下方倍音列?

2019.1.12⇨2020.8.29更新 www.terrax.site 現実の音楽活動では「これは下方倍音だ!」って思わなくても済んでいるので、あえて用いる必要がない、というのが実際です。 たとえば、 基音cにおける下方倍音第8倍音までを列挙すると、 c,c,f,c,a♭,f,d,c ですが…

<不定調性論用語/概念紹介7>上方領域和音の形成〜<コラム>独自論と音楽理論

2018.6.8⇨2020.8.27更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 不定調性論では上方と下方のオクターブレンジ3までを和音作成のために扱う、と決めています。 これは私が勝手に決めたことです(全て思考錯誤して考えた上で、ですが。) この、どこまで…

<不定調性論用語/概念紹介6>オクターブレンジ2〜多様性を表現する方法論を作るために

2018.6.8⇨2020.8.25更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る "好き"にしがみつく脆さ 音名の排除を一旦試みる 自然は現れてしまう現象 批判する人 音と音との関係を個々の関係に "好き"にしがみつく脆さ このように序列化すると、ピラミッドの一番上…

<不定調性論用語/概念紹介5>オクターブレンジ〜対象に応じて「理解の倍率」を変える工夫

2018.6.7⇨2020.8.24更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る このトピックについては www.terrax.site こちらも合わせてご覧ください。 基音を1とすると、自然倍音の数理によって、オクターブは下記のように分割されていきます。 c 基音 c―c 基音~…

<不定調性論用語/概念紹介4>平均律の数理の拡張〜あなたの"美しさ"の定義を拡張する

2018.6.7⇨2020.8.21 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る ある基音の二倍の振動数の音は、オクターブ高い音です。 つまり A:2A=1:2 です。 それが「協和」を生む、という状態に、信仰的な「調和」を感じる、となれば、それは信仰というものとセット…

<不定調性論用語/概念紹介3>「音楽的なクオリア」について

2018.6.5⇨2020.8.20 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る クオリア クオリア - Wikipedia やはり茂木健一郎先生のお話や解説などが興味深いです。 ここではもっと個人的な感覚について捉えることについて考えてみましょう。 または共感覚的認知につい…

<不定調性論用語/概念紹介2>音楽音を自分なりに再定義する

2018.6.24⇨2020.8.19更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 風の音も、波の音も、あなたの心がその音現象になんらかの情感を感じれば、それは全てあなたにとっての"音の楽しみ"です。音楽です。 学校の勉強で「音楽とは」という感じで作られた境目…

音楽的なクオリアと中動態と不定調性論その2(脳の暗算は筆算より若干正しい)

前回 www.terrax.site 先日中動態のブログを書きましたが、それに引き続きまして、より具体的に参考文献をご紹介いただいたのでそれについて追加して書こうと思います。 (一般的定義や伝統的解釈への飛躍解釈や誤謬誤りなどを感じましたらご指摘ください。…

音楽的なクオリアと中動態と不定調性論(意識への理解は未だに天動説的?)その1

中動態という概念を教わり、脳科学と不定調性論周辺についてまとめたいなと感じ記事にしました。 (一般的定義や伝統的解釈への飛躍解釈や誤謬誤りなどを感じましたらご指摘ください。) blog.ap.teacup.com ご紹介いただいたのがこちらの記事です。まず引用…

音楽的なクオリアとファントムフリー2〜実際どのように作曲をするか?

前回のページの続きです。 www.terrax.site では、実際どんなふうに初心者はファントムフリーを目指して作曲をしていけばいいのでしょうか? 具体的な応用編としての「不定調性論」を用いたファントムフリーの楽曲について、その作り方等については、下記を…

音楽的なクオリアとファントムフリー1〜なぜその曲は切ないか?について答えを持つこと

若い受講生の方もこぞってチェックしているSoundQuestさん。 soundquest.jp 「不定調性」という用語もいち早く使って頂けています(不定調性論と不定調性は微妙に意味が違います)。サウンドクエストさんからこちらに流入してこられて色々ご質問いただいたり、…

不定調性論楽曲覚書~理論的に考えない作曲心理状態を方法論化するということ

方法論を自作して、それを実際に用いて作品を作る人もなかなかいない?と思いますので同じことをしようとしている方の参考になれば嬉しいです。 心理状態を扱う方法論?? 記事後半は事例楽曲の掲載です。この前半概略は4ー6分で読めます。是非どうぞ。 方法…

研究教材「不定調性論教材」について(2020)

2019.4.1⇨2020.6.8更新 <不定調性論を用いて作った楽曲事例集を下記にまとめました> www.terrax.site www.terrax.site 『不定調性音楽論』の教材をご案内申し上げます。 人生を掛けた独自の音楽書です。改訂は生涯続けていくつもりです。 PDFにて配布いた…

居眠り音楽理論講座;不定調性論基礎〜長三/短三和音が生まれるまで。

www.terrax.site 数学には数学基礎論があります。 自然数とは何か?を考える、みたいな話です。 そこまで大したものではありませんが、不定調性論も、音楽的な音を意識の上で確立するための考え方があります。 自粛期間中はブログを書く時間がないほどテレワ…

不定調性論:非論理学のススメ〜芸術表現を構成する"矛盾への理解"について

2019.5.5⇨2020.3.8更新 矛盾への理解を”音楽表現の面で柔軟に理解すること"を推し進めた2019年の記事を更新いたしました。 パラドクスや論理学についての批判ではなく、現実的に真偽を満たす一般の話題について、アーティストがどのようにそれを越えていくの…

一つのコードを音楽的なクオリアで並行連鎖して音楽表現を作る〜不定調性論への招待その4

今回の動画 youtu.be ご質問をいただきまして動画にしました。 受講生さんの質問だったのですが、普遍的な意味もあったので不定調性論的思考で考えてどうなるか??的なことに注目して作りました。 表題を間違ってしまいました。痛恨です。 今回はM7コードを…