音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

不定調性論ってなに?(2021)

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一般音楽理論を現代的視点で0から作り直した音楽制作方法論です。

公式に発表しているのは下記等複数ございます。

ci.nii.ac.jp

 

「不定調性論=Theory of Tonal Indeterminacy」

英訳は川本准教授にしていただきました。

拙論的思考まで含めると「methodology of Tonal Indeterminacy」になりつつあります。

 

感性で音楽を作るとは?

「感性で音楽を作る」なんて言ったら、ちょっと横着な印象ですよね。

 

でも一歩推し進めて、本当に感性で音楽を作ろうとする、と決めたら具体的にどういう方法論になるのだろう?ということに挑戦したのが不定調性論です。

 

「○○○のように聞こえる」「まるで○○○のような雰囲気」などと音楽の流れる印象を表現できる人があなたの周りにもいると思います。

拙論はこれらの心象を「音楽的なクオリア」と銘打ちました。

 

その音楽「かっこいい!!」って胸が震えるのは、音楽的才能だとするわけです。

 

これはしっかりと明文化された現代音楽理論があるからこそ成り立つ論法です。よって

拙論は各種音楽理論と併用できるよう注意して作成されています。

 

 

「不定調性論」〜感覚の音化に向けて

「不定調性」は"調性が定まらない音楽状態"を指す私が使用継続している造語です。

当ページで紹介しているアーティストの自在な和声のように、小刻みに転調解釈できる和声進行を「不定調性的な進行」と呼んでいます。

ビートルズから始めた理由は、現行の音楽理論では彼らの簡単なコード進行ですら分析しづらい、と感じたからです。

パンダイアトニック、複調性等という言葉に類似していますが、これらの語には「調性が前提にある」ように感じます。

「調性という前提自体を考えない」「調概念自体が不定な状態もある」が拙論的立場です。

 

音楽を作るときは、イメージや意欲などと一緒に音楽を作ってしまう(心象連環)タイプの人には不定調性論はうってつけでしょう。

  

伝統アナリーゼと違う点は、その理解は自分自身にのみ成り立つもの、という点です。

  

"全ての音楽制作は独自論に基づく"

フィットする靴を履くように、自分にしっくりくる方法論を確立する

独自論は一般論のセカンドオピニオンです。

知識も経験も完璧になることはありません。

人は未熟なまま決断していかなければなりません。

根拠になるのは「確信」です。

拙論ではその「確信の精度」を高めていこう、とします。

感性の精度=確信の精度如何による

人は認知バイアスを持ちます。

精度向上のためには理論学習よりも作曲を続けるしかありません。

作業負荷により脳回路が整理され効率の良いシステムが生まれるからです。

 

そして和声分析から得た様々な考え方をメロディ、リズム、アレンジ、ミックス、人生に展開応用していくのが「不定調性論的思考」です。

 

日々ご指摘いただきながら、真摯に取り組み、熟成を目指します。

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不定調性論は個人占有しないことが基本信念です。用語等の商標登録等の個人占有は、当ブログ並びに拙論とは無関係であることを承諾したものとします。

借用等は特にご報告なく自由に活用頂いて構いません。こちらで注釈を付ける場合がありますのでご了承ください。

これら全て私自身の遺志です。


不定調性論は不定期に研究発表しております。
日本音楽理論研究会
日本リズム学会 

※私自身の信念として、どのような方が受講されているかは一切口外しておりません。

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2007年PDF化したレポート。(文書作成96-98年?)。内容も稚拙。00-02年頃HPビルダーV6で「X-art」の名で公開した私の批判に濱瀬元彦氏東京大学講義で、お答え頂いたのが2005年(東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録収録。当時私も見学し、終了後直接ご挨拶謝罪をし、当時の拙論教材も後日受け取って頂きました)。02-08年音楽専門校勤務。09'M-Bank開校後2010-11年に公式教材完成。

 

一般理論史からの位置付は、インターネット学習でおなじみSoundquestさんの考察をご覧ください。soundquest.jp

「不定調性」という語は、現状自由に使っていただいて構いません。

私自身が変化していますし、これからその意味も意義も変化して行くでしょう。

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