音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

音楽制作心理学

「カッコいい」はどこからくるのか〜音楽制作で考える脳科学49

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 音楽における究極の錯覚といえば、構成と形式の錯覚だろう。音符の順序そのものには、私たちが音楽から感じる豊かな感情のつながりを生み出すものは何もない。音階に…

時間認識と音楽表現〜音楽制作で考える脳科学48

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 私たちは矛盾のない世界を見ているが、それは自分たちと宇宙との相互作用をもとに推定したものであって、私たちの途方もなく愚かな脳にも処理できるように、過度に単…

枝の上の小鳥は喜びで鳴くのか?〜音楽制作で考える脳科学47

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 音楽は聴覚のチーズケーキです。 認知科学者のスティーブン・ピンカーが1997年に述べた言葉です。 音楽の刺激がたまたま脳が喜ぶ部分に反応するために人の進化の過程…

全て過渡だと思ってみる〜音楽的なクオリアを活用する直観的熟慮の事例として

この記事を読む前に、次の課題を10分でやってみてください。次の19個のコードを使いながら、32小節の「鳥についての簡単な歌」を作ってみてください。テンションコードにしたり分数コードにして組み合わせてもらってもOKです。CM7 DM7 EM7 F#M7Gm7 Abm7 Bbm7…

なぜ売れるためには売れる音楽を作る必要があるのか〜音楽制作で考える脳科学46

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site (音楽的旋律に心象を感じる性質について)こう感じる脳の基盤は、主に学習によって作られるもので、それは語尾が上がると質問だと覚えるのに似ている。人はどんな文…

誰もいない森で木が倒れたら音はするか?〜音楽制作で考える脳科学45

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site この本では、音楽が人の脳、心、思考、気分にどんな影響を与えるかを、神経心理学的観点な観点から探っていく。 まさに当ブログのための参考書です。発売は2006…

瞑想に代わるもの〜音楽制作で考える脳科学44

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 同書最後です。同書は専門家のインタビューを多く含めながら脳を鍛えるための様々なエビデンスを提示し、話題を提供してくれます。直感について調べようと思って買っ…

「学習する」の定義と観察と未来〜音楽制作で考える脳科学43

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site David A. Kolb - Wikipedia デイビッド・コルブ氏(ケースウェスタンリザーブ大学名誉教授)の学習の4ステップの定義は有名ですね。 学習サイクルには4つの段階があ…

なぜ音楽理論を勉強しても曲ができないのか〜音楽制作で考える脳科学42

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 今回参考にするのが上記です。 世界有数の頭脳が書いているわけですから参考程度に引用するには十分でしょう。 内容は少し古いものになるので、これまで当サイトで触…

直感の鍛え方と役立たせ方2〜音楽制作で考える脳科学41

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 同著書もこれで最後です。紹介した話の他にも、なぜ海外で軽い風邪にかかるのか(異国の地での万が一に備え、どうでも良い風邪を治すのに免疫機能を使うのを脳が控え…

直感の鍛え方と役立たせ方1〜音楽制作で考える脳科学40

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 同書の内容に沿いながら、できるかぎり普段から別途時間を使わずストレスなくできる方法を書いてゆきます。 しっかり感じる まず簡単なのはこれです。当ブログでも書…

生きてるだけで丸儲け/黒い蝶と白い蝶〜音楽制作で考える脳科学39

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 人類が賢くなりすぎると、それぞれが自分の能力を過信することになり、他人の能力に期待したり、頼ったりしなくなる。そのように、社会的協力体制や社会のまとまりが…

直感の法則から見る「日常感」〜音楽制作で考える脳科学38

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 綺麗な花の写真を「見せ」られて、それが花だと判断するのは、直感的判断である。この場合には、直線的な判断力をまったく必要としない。青い背景に、ピンク色の花び…

音楽制作に"危険"を潜ませる工夫?〜音楽制作で考える脳科学37

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 www.terrax.site 不定調性論では直感的作曲を行うことに注目しています。 楽器を弾きながら、ピントくる、街を歩いていてピンとくる、制作作業をしながら「あ!こうしよう!」と思え…

ビートルズも分析(?)できる「進行感作曲法」

terraxart動画リンクへ 今回は動画にしたものを記事で改めて解説します。 大きく出てすみませんが、差曲する人なら皆やっていますが、作曲指南書にはっきりとした特定した方法論が書かれていないので、誠に勝手ながら、上記で説明できる楽曲の作曲法を「進行…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義8〜音楽制作で考える脳科学36

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 第8講その2 音楽家の脳 作曲中の脳内機能ネットワークを調べた研究によれば、やはりディフォルト・ネットワークの使用部位が活性化したそう…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義7〜音楽制作で考える脳科学35

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第8講その1 音楽家の脳 <トレーニングする理由> 単純にスキルアップというよりも、スキルアップするための脳回路を作…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義6〜音楽制作で考える脳科学34

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第7講 情景 冒頭、川端康成「雪國」が引用されます。本当に講義のようです。 「雪国」 川端康成 - 小説の「書き出し」 確…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義5〜音楽制作で考える脳科学33

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第6講 共感 導入窓の言葉が素敵だったので引用します。 悩みながら社会生活を送っている私たちは、ふと自分とはなんだろ…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義4〜音楽制作で考える脳科学32

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第5講 感情 <認知的再評価> 悲しい時、怒った時、激情を発する時は、文字どおり感情が自分を支配してしまいます。 その…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義3〜音楽制作で考える脳科学31

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 前回の続きです。 第4講 運動制御と演奏 <フィードフォワード制御> 楽器演奏などのスピードプレイで用いられる脳機能です。 小脳では体のダ…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義2〜音楽制作で考える脳科学30

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第3講 脳の記憶システムと学習 <エピソード記憶> 「あの曲を聴くと、あの頃が思い出される」脳科学的理由は脳がエピソ…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義1〜音楽制作で考える脳科学29

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 // 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 "失音楽症の人は、ショパンが騒音に感じる" 同書で初めて知りました。 音楽理論は誰にも当てはまるものではない、ことを意味しています。ま…

創造性が生まれる四段階〜音楽制作で考える脳科学28

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 今回は「創造性」の核心に迫る回です笑。 創造性とは? ノースカロライナ大学のキース・サウアー教授の50年以上にわたる研究成果…

コード進行と情報エントロピー〜音楽制作で考える脳科学27

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 情報エントロピーとは、情報の「複雑性」の度合いを指すそうです。 CM7→Dm7→Em7→FM7→G7→( α ) このコードの流れでかっこの中に入…

創造性と脳の三つのネットワーク〜音楽制作で考える脳科学26

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 明確なゴールのある事務作業をしながら、ぼーっとしてくるとふとメロディが浮かぶ、みたいなことってありませんか? 今回はその脳…

楽譜の音楽と即興演奏の違い〜音楽制作で考える脳科学25

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 即興演奏時にはアルファ波がでる アルファ波は行動計画などを反映する前頭葉の実行機能が抑制されると増加するそうです。生活の行…

思春期の脳は全てをシミュレートしたがる?〜音楽制作で考える脳科学24

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前ターム 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 思春期の脳 線条体は、未来の事象に対する期待や意欲に関係していると考えられています。例えば、何らかの問題を克服し、その…

ミスマッチ陰性電位〜音楽制作で考える脳科学23

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前ターム 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 同書の主なテーマは潜在学習・記憶記憶、それらの機能と芸術的創造性との関わりについてです。筆者は医学博士であり、ピアノ…

なぜV7⇨Iは解決するのか?〜音楽制作で考える脳科学22

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 皆さんは下記の進行に解決感を覚える理由を説明できますか? key=C dur G7⇨C 不定調性論では、この進行が解決感を持つのではなく…