音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

不定調性論用語/概念紹介

<不定調性論用語/概念紹介70>ブルーノートの新しい解釈7

不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 奥和弘 著 「アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅」 音楽之友社 より。 あわせて歴史認識を確認しておきましょう。 黒人霊歌に関連して、讃美歌専門の作曲家、アイラ・デイビッド・サンキーについて…

<不定調性論用語/概念紹介69>ブルーノートの新しい解釈6

不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る W.C.Handy(1873 - 1958)「ブルースの父」と言われた人です。 (参考) http://en.wikipedia.org/wiki/W._C._Handy The primitive southern Negro, as he sang, was sure to bear down on the third and seventh…

<不定調性論用語/概念紹介68>ブルーノートの新しい解釈5

不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る スコット・ジョプリン(Scott Joplin, 1868年11月24日 - 1917年4月1日) (参考) http://ja.wikipedia.org/wiki/スコット・ジョプリン http://en.wikipedia.org/wiki/Scott_Joplin リンカーンの奴隷解放宣言が1862…

<不定調性論用語/概念紹介67>ブルーノートの新しい解釈4

不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る チャーリー・パットンのブルースもちょっと見ていきましょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/チャーリー・パットン この人も古いです。 ヘンリー・スローンという人からギターを学んだらしいのですが、このスロ…

<不定調性論用語/概念紹介66>ブルーノートの新しい解釈3

不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 西アフリカの音楽「グリオ」という伝承音楽があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/グリオ http://en.wikipedia.org/wiki/Griot 世襲制により引き継がれる神聖な職業で、即興的に歌が歌える能力を有している…

<不定調性論用語/概念紹介65>ブルーノートの新しい解釈2

不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 大半は、19世紀半ばの南北戦争以前にアフリカ(サハラ砂漠以南のブラックアフリカ)から奴隷貿易によりアメリカに連れてこられた奴隷の子孫である。ただし若干だが、より新しい時代に自由な移民として渡米した黒…

<不定調性論用語/概念紹介64>ブルーノートの新しい解釈1

不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 二つの旋律を聴いてみてください。 音源1 音源2 音源1の方は最初の音楽理論的な疑問の壁でもありました。 皆さんはブルースの独特の節回し、演歌の節回し、各地方の独特な節回しがそれぞれの音楽として成り立…

<不定調性論用語/概念紹介63>スケールアウトの根源

2018.7.18→2020.11.10更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る ドミナントモーションの進行感の根源はこのトライトーンの半音での解決とされます(というか、そういう風に理解することで済ませている)。 マイナーコードではこれが作れないために、b…

<不定調性論用語/概念紹介62>G6→CM7は解決するのか?

2018.7.17→2020.11.10更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る G6→CM7 この和音進行は、ドミナントモーションの代わりになるでしょうか。 取り上げるほどの内容ではありませんが、この進行感は 「ちょっと弱い」とか 「まあ、ドミナント感あるよな」…

<不定調性論用語/概念紹介61>原曲概念

2018.7.16→2020.11.10更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 下記は『枯葉』的なコード進行です。 Dm7 | G7 | CM7 |FM7 | Bm7(♭5) | E7 | Am7 | A7 | Dm7 | G7 | CM7 |FM7 | Bm7(♭5) | E7 | Am7 | Am7 | 次は上記をリハーモナイズしたものです。 D…

<不定調性論用語/概念紹介59>V7のモードからの独立

2018.7.15⇨2020.11.9更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 長調はアイオニアンというモードであり、このモードからV7という和音を作ることができたことから、「長調」という概念が確固として確立されました。 このV7⇒Iというのはアイオニアンの中…

<不定調性論用語/概念紹介58>不定調性進行

2018.7.15⇨2020.11.9更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 演奏できる方は、次のコード進行を弾いてみてください。 CM7 Dm7 Em7 FM7 G7 CM7 私はこの進行に朗らかで、穏やかな昼時を思わせる調べを感じました。 ここにアレンジを加えます。 CM7 D…

<不定調性論用語/概念紹介57>ドミナントモーションからの解放

2018.7.13⇨2020.11.9更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 例えばこんな曲を創ったとしましょう。コードの流れだけです。 小節や拍の符割りはお任せします。後半に仕掛けが施されています。まずG7から全てのM7に進む部分があり、曲の最後はBM7で…

<不定調性論用語/概念紹介53>マザーメロディ

2018.7.11→2020.11.8更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る この楽譜の音に合うコードを付けてみましょう。 この時、不定調性論では、このような「メロディの大枠」を「マザーメロディ」といったりしています。これからメロディになる元のメロディ…

<不定調性論用語/概念紹介51>モーダルダイアトニックアナライズ

2018.7.10→2020.11.7更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る この中からM7thコードを抜き出します。 cから並べると、 CM7 DbM7 EbM7 FM7 GbM7 GM7 AbM7 BbM7 これ使って下記のような進行作ったとしましょう。 |:EbM7 |DbM7 |EbM7 |FM7 | GM7 |DbM7 …

<不定調性論用語/概念紹介47>和声の分子構造における形態模写

2018.7.5⇨2020.11.6更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る たとえば、CM7をこのように作った時、なんかアンバランスですよね。 そこでEのレンジ2の五度音を配置、というイメージでCM7を考えると、ここに対称性を作ります(形態模写)。 CM7(9)の…

<不定調性論用語/概念紹介46>和声の分子構造~音楽をあなたが理解できる存在に置き換える

2018.7.4→2020.11.5更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る あなたが今ランダムにピアノの鍵盤を目をつむって、5つの音を弾いたとしましょう。 左手で一音、右手で四音。 指の開く幅に限界がありますから、ある程度制限がありますね。 それがc2,b2,…

<不定調性論用語/概念紹介45>領域のアラベスク

2018.7.3→2020.11.5更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 12音連関表を極限まで拡張すると、12音のアラベスクになります。 あとは自由に線でも弾いて、音集合を作れば、それすなわち十二音連関表を虚んきょにして作られた音集合だ、といえなくも…

<不定調性論用語/概念紹介43>+C△と-C△~アイドルを顔写真で選ぶ

2018.7.2→2020.11.5更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 同じC△でもさまざまな印象を刷り込まれて持っています。たとえば、 ①G7 |C△ | G7 |C△ || や ②Fm |C△ | Fm |C△ || の二つのC△のそれぞれの印象は同じですか?それぞれの最初と二番目のC△で…

<不定調性論用語/概念紹介42>F△=-G△にしてみたら?

2018.7.2⇨2020.11.4更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 十二音連関表、増四度環において、 G△⇨上方のドミナント F△⇨下方のドミナント とイメージができるのではないか、としてきました。 これは、このように理解するべき時と、そうするべきでは…

<不定調性論用語/概念紹介41>増四度環の二重らせん図

2018.7.2⇨2020.11.4更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 世の中が二重らせんで出来ているから、あらゆるものが二重らせんで説明ができるのか。 それとも、 自分達が二重らせんで出来ているから、全てを二重らせんに結び付けることで共感している…

<不定調性論用語/概念紹介40>リアクティブモーション

2018.6.29⇨2020.11.4更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る V-Iを「ドミナントモーション」としてしまうと、機能和声そのまんまになってしまいますので、わざわざ区別するためにこのような名前を別途設けています。 ちなみにV△ ― Imまたはその逆IV…

<不定調性論用語/概念紹介39>反応領域の形態模写

2018.6.29⇨2020.11.4更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 機能和声論は基音cに対して、C△を想定し、さらにg,fを活用して、同様にG△、F△をつくり、C△+F△+G△の集合で調的な枠組みを作りました。 不定調性論では、これらはすべて「基本和声単位」…

<不定調性論用語/概念紹介38>負の振動数を持つ音?

2018.6.28→2020.11.2更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 鍵盤をこのように基音中心に考えれば、そこに対称性があるのは言うまでもありません。この状態を数直線で考えてみましょう。 このように負の数を用いて考えますと、 基音cにとってgとは…

<不定調性論用語/概念紹介33>原素和声単位/パワーコードはなぜ成り立つか。

2018.6.24⇨2020.11.1更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 二音からできる和音のことを拙論では、原素和声単位、と呼んでいます。 たとえば、 cとg の二和音。 これだけだと、どっちが基音か分かりません(CG問題)。 これを c,e,gとすれば、cを…

<不定調性論用語/概念紹介32>12音連関表

2018.6.24⇨2020.11.1更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 先の完全結合領域を12音調べてまとめると、四つのグループの三領域にまとめられます。下記のモデルを12音連関表、と言います。 iの上方領域=iiの下方領域 iの下方領域=vii♭の上方領域 …

<不定調性論用語/概念紹介31>完全結合領域

2018.6.23→2020.10.31更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 上方と下方が全く同じ構成音を持っている領域があります。 これは公式があります。 iの上方領域=iiの下方領域 iの下方領域=vii♭の上方領域 これをcとdで書くと。 こうなります(教材より…

<不定調性論用語/概念紹介28>結合領域和音

2018.6.21→2020.10.31更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 基本の和声単位が出来たら、あとは組み合わせです。 和音創りのげ原点に戻るとき、 機能和声で通例作れる和音と、その後のジャズ、フュージョン、現代音楽などで作られる和音を同じ方法…

<不定調性論用語/概念紹介27>意識の中の調的枠組みを視覚的に見る〜C△-Cmライン

2018.6.20⇨2020.10.30更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 上記は不定調性論のモデルで捉えられる調的な枠組みです。 あとは、この枠を「用いるか」「外すか」という選択を行うことになります。 大切なのは、機能和声が絶対であるのではなく、こ…

<不定調性論用語/概念紹介26>長調と短調の説明〜「調」から「流」へ/ブルースを取り込む

2018.6.20⇨2020.10.29更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 長調と短調という存在を理解するために先の調向階段モデルを活用します。 下記は領域と機能について改めて書き直したものですが同じ図です。 さらに、この図から このように調性音楽で…