不定調性論用語/概念紹介
2018.6.14→2020.10.21更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 和音を単音と考える、という概念です。 C△を和音ではなく、単音と考える、という考え方です。 シンセサイザーは様々な音の合成音ですね。 鍵盤一つを押したら複雑な音色を作るものもあ…
2018.6.13⇨2020.10.20更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 和音を作る為の四つの音集合を規定しました。 上方五度領域 c-e-g 上方四度領域 g-b♭-c 下方五度領域 c-a♭-f 下方四度領域 f-d-c ここから機能和声音楽に用いる和音を作るためには、中…
2018.6/13⇨2020.10.20更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 不定調性論では「基本的な和音の状態」を四つ作ります。 あとはそれを組み合わせて和音を作ることができます。 これは既存の三度堆積では違う和音の作り方です。 あくまでこうした作り…
2018.6.12⇨2020.10.19更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る コンピューターグラフィックではありません。 c音とg音の二和音の問題です。 通例音楽理論の学習をすると、「cとgのどちらが根音か」と考えると、cをイメージするようになります。自然…
2018.6.11⇨2020.10.18更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 基音が生成する音=上方倍音列 基音を生成する音=下方倍音列 のことです。 www.terrax.site 不定調性論では、 基音cに対して、 gは基音が生成する音であり、 fは基音を生成する音にな…
2018.6.11⇨2020.10.18更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 一般理論では、cという音に親和する音は、五度音のgや、三度音のe、四度音のfなどが挙げられます。 拙論では、cが親和する音を個々人で設定する、という考え方を持っています。 不定調…
2018.6.10⇨2020.10.17更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 「基音の反応領域を決める」 とは「お店で出てきた料理を、自分のテーブルで自分好みの味にする」的なイメージです。塩かけたり、お醤油かけたり、胡椒やお酢をかけたり。ちょっと違う…
2018.6.10⇨2020.10.17更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る あとはこの表からどの音を使うかをその都度定めるだけです。 最初はいちいち考えますが12音を全て使えるので、あとは思考のクセ、パターンが音を自在に選んでくれます。慣れだけです…
この記事も独自解釈を含みますのでご留意ください。 // もちろん和音は一つ一つすべて異なるのですが、 ・動的欲求の強い和音 と ・動的欲求の弱い和音 と分けることで、あとはどのように和音を連鎖しても、調や機能を関係無く連鎖して音楽を作ることができ…
2018.9.15⇨2020.9.28更新 『メリーさんのひつじ』を題材に、いろんな雰囲気のコード付けを音で確認してみましょう。 1、オーソドックスな感じ? 2、浮遊/乖離系ハーモナイズ 3、横の流れの独立/呼応するメロとハーモニー 4、ビートルズ的ストラクチャー …
2018.6.9⇨2020.8.30更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 上方マテリアルスケール 倍音列神話の崩壊と脳機能への気づき クリシェとaugの解釈 上方マテリアルスケール オクターブレンジ4を音階にしたものを「上方マテリアルスケール」と言います。…
www.terrax.site 現実の音楽活動では「これは下方倍音だ!」って思わなくても済んでいると思います。 たとえば、 基音cにおける下方倍音第8倍音までを列挙すると、 c,c,f,c,a♭,f,d,c ですが、ここからc,a♭,f,dを組み合わせてDm7(b5)を作ることができます。 …
2018.6.8⇨2020.8.27更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 不定調性論では上方と下方の、「オクターブレンジ3」までを和音作成のために扱う、と決めています。 これは私が勝手に決めたことです。音の集合を作るにあたり、何の音を基音にして作っ…
2018.6.8⇨2020.8.25更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 倍音ピラミッド 音名の排除を一旦試みる 自然は現れてしまう現象 音と音との関係を個々の関係に 倍音ピラミッド 音名の排除を一旦試みる これらの倍音列の音は、基音の振動数の整数倍の音…
2018.6.7⇨2020.8.24更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る このトピックについては www.terrax.site こちらも合わせてご覧頂くと嬉しいです。 基音を1とすると、自然倍音の数理によって、オクターブは下記のように分割されていきます。 c 基音c-c …
2018.6.7⇨2020.8.21 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る ある基音の二倍の振動数の音は、1オクターブ高い音です。 つまり A:2A=1:2 です。 あなたはこの美しさに同意しますか?(これも刷り込み)。 これに同意させたら、宗教はその思想を展開でき…
不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 音楽を聴くと何らかの感情や風景感、質感や感覚感を味わう人がいると思います。 音楽が心を動かす、という意味にピンとくる方はこの記事はご理解頂けます。 不定調性論は、その感覚自体を「音楽的なクオリア」と…
2018.6.24⇨2020.8.19更新 不定調性論用語/概念紹介記事目次一覧に戻る 風の音や波の音を聞いた時、あなたがその音現象になんらかの情感を感じれば、それはあなたが普段エモいコード進行に感じる情感と同じだ、と考えてみてね、っていう話です。 さらにあなた…
前回 www.terrax.site (一般的定義や伝統的解釈への飛躍解釈や誤謬誤りなどを感じましたらご指摘ください。) クオリアについての注記はこちら www.terrax.site 概念を忘れよ 二つの中動態 哲学と脳科学と作曲の態 人間的自由の問題 機能和声論的自由と不定…
中動態という概念を教わり、脳科学と不定調性論周辺についてまとめたいなと感じ記事にしました。 クオリアについての注記はこちら www.terrax.site ご紹介いただいたのがこちらの記事です(削除された模様)。引用します。 例えば私たちが林道を歩いていて、…
www.youtube.com 以前この曲を作らせていただいた経緯が、読者さまよりのご紹介からでした。www.youtube.com fuji-san.txt-nifty.com ご紹介頂いた記事はこちら。 改めて"宇宙"です。 私自身はにわかでも遊びでもありません。これに自分の人生を犠牲にする覚…
前回のページの続きです。 www.terrax.site では、実際どんなふうに初心者は超能動態的体験を扱って作曲していけばいいのでしょうか? クオリアについての注記はこちら www.terrax.site 自分の欲求を見誤らない いくつかの行動系統 無理に1曲作ろうとしない…
www.terrax.site 上記の話題の展開です。 簡単な例題があります。 考えてみてください。 「この曲を聴くと元気が出る」 「この曲を聴くと切なくなる」 様々な反応が音楽を聴取すると自動的に感じられると思います(感じる人は)。 では。 なぜ、その曲はあな…
最新の不定調性作品他はこちらから。 www.terrax.site 拙論は、メロディぐらいならある程度自由に作ることができる、というタイプの人が対象になってしまいます。ご了承ください。 「あなたは何を根拠に、今そのメロディにする、と決めましたか?その全ての…
www.terrax.site 数学には数学基礎論があります。 自然数とは何か?を考える、みたいな話です。 そこまで大したものではありませんが、不定調性論も、音楽的な音を意識の上で確立するための考え方があります。 自粛期間中はブログを書く時間がないほどテレワ…
2019.5.5⇨2020.3.8更新 矛盾への理解を”音楽表現の面で柔軟に理解すること"を推し進めた2019年の記事を更新いたしました。 パラドクスや論理学についての批判ではなく、現実的に真偽を満たす一般の話題について、アーティストがどのようにそれを越えていくの…
今回の動画 youtu.be 表題を間違ってしまいました。痛恨です。 今回はM7コードを並行連鎖して音楽的表現を作ろう、というお題です。 M7だけで昔作った曲もあります。まだYAMAHA QYシリーズの頃でした。 www.youtube.com 今回は8小節だけですが、ガチガチの…
前回 www.terrax.site 統一的な和音の作成 和声の分子構造について 1音からの拡張図 不定調性的和音進行の方法論例 その2 ⑦モードのダイアトニックコードと音楽的クオリアによるコード進行作成 ⑧センターコードとアラウンドコードによる進行作成 ⑨マザーメ…
このシリーズの目次を下記に作りました。 www.terrax.site 表記について 教材の方は基本的に下記に従っていますが、サイトの方はまだ従っていないページもございます。柔軟に対処頂ければ幸いです。 ■c,d,e,f,g,a,bなど小文字の表記は「音名」を表わしていま…
前提を掘り下げる ■最初は平均律12音で考えます。 ■既存理論に対する刷り込みの存在を意識します。 ■取り除けないあなたの嗜好を、現状の自身の感覚とします。 どうしてもV7→Iがあなたに解決感を与えるならそれを使います。テンションコードにオシャレさを感…