音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

不定調性論楽曲覚書~論理的に考えない作曲心理状態を方法論化するということ

不定調性論を活用した最新作品はこちらからみられます。

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あなたは何を根拠に、今そのメロディにする、と決めましたか?

 

私も制作作業と論理的思考が同時にはできない人間だったので、常時論理的に思考する必要性のない制作方法を具体化する必要を感じました。

 

現状は「自分の音楽的なクオリアが根拠にして制作している」という言い方をします。

もしそのアイディアにあなたがピン!ときたなら、それを根拠に思考の軌道を修正して行動してみる、という考え方です。もちろん根拠や論理的に考えるときもありましょう。その中で急にピン!と来る、ということを見逃さないようにしてみてください。

 

4−5年は自由にやって頂いて、色々もがいてください。やり方は徐々に自己流になります。その上で、

 

・音楽を作る時、事前にこうしたい、ああしたい、と考えない。

・不意にアイディアは出てきます。躊躇せずそのアイディアに移行できるスタンスを持っておく。

 

これを意識するだけです。これができるようになるまでは音楽理論の勉強はしても良いですが、これができるようになったら、実際に作ること、弾くことでしか実用的な学びはできないと思います。言語や用語、概念や具体的方策には選り分けられないタイプの学び(クオリア)があなたの制作を研ぎ澄ませてくれます。

 

教材では、これらの思考を支えるために一般音楽理論をバラバラにして0から音楽論を構成し直すことに1000ページ使っているだけです。

制作する時はそれまで勉強したことは全部忘れましょう。

制作時に「あの本にああ書いてあったから」なんて具体的に考えません。脳はわかっています。すべて記録し、保管してあります。脳の作業に任せてください。そしてふっと脳がヒントを意識の上に浮かび上がらせます。あとはそれを掴むだけです。

 

 

ロックな皆さんなら、これはブルースのソロを取ることに似ています。スリーコードブルースを弾くとき、あなたは"何かを考えます"か?

ブルースのリズムが聞こえてくると、体が勝手に動くし、なんとなく"匂いのする方向"に"弾き進む"ことができると思います。作曲もそうなるまでは訓練です。

脳内のディフォルト・ネットワークを働かせている状態です。

その「匂い」こそが脳内計算ではじき出した「音楽的なクオリア」「クオリア的思考」だ、と捉えるわけです。

 

あなたにそれがパッと出てくる分野を探してください。その分野で食べていけます。

大抵はあなたが寝ずに取り組める事柄です。

(初歩の学習段階では理知的で作っても良いと思います。そのための機能和声論です)

 

そうしたやり方を独自に作成し、それに委ね、磨く段階に入れば、あとは一生やるまでです。

 

=以下は作品事例紹介とリンクです=

不定調性論的思考による楽曲群です。

2020年までの記録です。最新の作品関連はこちらからご覧下さい。

 

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前作「L'adiu」の手法をより展開して制作いたしました。富士の写真が大変美しいです。

 

<不定調性アレンジ>

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原曲の和声とは関係なくリハーモナイズした後、「崩れ」「不可思議」「憂い」「くぐもり」などのイメージを音楽的なクオリアにして音を修正していきながら完成させます。 

制作メモ;DANNY BOY〜v-solo piano

制作メモ;雪やこんこ〜v-solo piano

制作メモ;JINGLE BELLS 2018 / virtual solo piano

制作メモ;Auld Lang Syne/蛍の光〜v-solo piano

制作メモ;(DTMピアノソロカバー)あの頃へ~安全地帯

 

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制作メモ;<ピアノ曲>不定調的な即興表現★★★★

 

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制作メモ;<ピアノ曲>In Peace~不定調的な即興表現

 

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制作メモ;<ピアノ曲>Qualia-不定調的な即興曲〜感性で曲を作るとは?

 

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制作メモ;<ピアノ曲>冷調という名の調性

これらの作品は、適当にピアノを弾きながら降ってくる旋律感で一音一音調整しながら作った作品です。何々技法か?ということはあらかじめ考えず、イメージに降ってきた技法、テクニックを用いているだけです。

 

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制作メモ;冬の街路樹〜不定な長調風ピアノ曲

単旋律、領域混合和音、即興的アレンジの変奏曲。

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 ブルース的で不定調なピアノ曲

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M7だけを用いる、という和声単位連鎖に特化した作品

(2012年、おそらく不定調性論的思考のみで考えた最初の作品です)

制作;QY100(受講生からお借りした・・。)

まだDTMというのを始めていない頃です。

 

   

<現代ギター練習曲?>

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全編解説動画でも紹介している、画像を読み取って音楽にする、という作曲のやり方です。音楽的なクオリアだけで曲を作っていきます。リヴァーブ深めは曇った感じ、見えない感じを出したいという意図。

 

<ロックギター曲?>

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コード進行忘れましたが、ロック的なものジャズ的なものを混ぜて、ソロは手癖とそれをアウトさせて、リゾルブさせるやり方です。

 

<小品;五つの前奏曲>

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修礼のコード進行をベースに様々音楽的思想を展開するコンセプトの作品です。不定調性的な考え方にどんどん寄っていきます。

 

 

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お客様からのご依頼で作りました。慣習的な和声の流れと不定調性の思考を混ぜる、というやり方で作っています。

   

 

<音楽的なクオリアフル稼働ピアノ曲>

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制作メモ;MIDIで"Merry Christmas"と書いて音楽にしてみた

調性的ですが、意識していません。聴きながら一つの色彩感を辿るように作っています。先に文字の形を配置して、あとは音楽的な脈絡になるように作るだけです。

最後に"もろびとこぞりて"のメロディが来たのは、偶然であり、これこそ音楽的クオリアの直感がなせる技です。

 

<ポップス?>

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はじめてポップス曲に曲の合間合間に不定調性のコンセプトを使わせて頂きました。記事

拙論の考え方がなかったらEM7/Dとかは以前の自分なら却下したと思います。これが創造的行為でないとしたら自分には創造的行為は難しいです。

 

 

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中間部が不定調性的思考で作っていきました。

 

 

<Audiostockで販売中の曲から> 

主題を決めて張り付けながらフーガ風に不協和を調整しながら作りました。「音楽的なクオリア」だけを使っています。 

 

 

 

 

<Audiostock>実験的な不定調性BGMです。

 

<Audiostock>ジャズ+EDMなBGM

なんかコード進行があるように聞こえますが、これただ和音を適当に弾いたものに基づいているだけ(その後音楽的なクオリアに合わせて修正)です。

 


この辺の作品は、DAWや音源、サンプルを用いれば誰でも作れます。

 

 

 

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