音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

制作メモ;(DTMピアノソロカバー)あの頃へ~安全地帯

コロナ第1波自粛生活の締めくくりのような曲ですが、これは友人からのご依頼でピアノアレンジしてみました。

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いつもの不定調性的アレンジを施して良い、ということで喜んでやらせていただきました。
メロディーがとても美しいので、メロディーだけは崩さないで、原型がわかるように工夫しました。

 

自編作解説というのも実にお恥ずかしいものですが、自分がやらないと誰もできませんので、何点か紹介しますヽ(゚∀。)ノウェ

何と言っても本家のライブ映像とか、真田さんの当時の月桂冠「花鳥風月」のCMの強烈なファッショナブルさとか、霊的で伝説的な曲です。我々世代に限らずユーミン楽曲と同じ、人生に刻まれた一曲だと思います。

"あの頃へ、君をいつかつれて行けたら"

バックトゥザフューチャーです。

で、玉置さん以外の声で聴いても反応できなくなっている世代です。ある種のPTSDなんじゃないかと思うぐらいです。

 

「あの頃へ」 安全地帯 (ギターコード名表示) | 楽器.me

「春を待つ 想いは誰を」

の「春」のところがIII7thなんですよね。ここを歌うときの玉置さんの「はぁる」のところのなんとも独特な不気味さにゾクッとしたものです。昔はわからなかったけどギターで弾くようになってえ!!コードが二度目のAメロで違うんだ!なんて勉強になったものです。ここでぐっと緊張感が増します。

小節線とリズムの兼ね合いを時々無視しています。時間が止まるからこの曲。

また時々ローインターバルを無視しています。くぐもってぼやっとしたのがこの曲のもつ霊的なところだから。

 

作りながら頭に鳴った音を記録しています。

最後のコーラスまで作ろうかと思ったけど、この曲は完成させてはいけない、自分の人生が終わってしまう、と思って作りませんでした。すでに5分だし笑。

陽炎のような記憶の断片、て感じですね。この断片はずっと確かなものとして心にあってほしい。生きている証拠みたいなもの。そして自分なりに美化して拠り所にしたいし。

 

あとはクオリア任せです。作りながら"音を読んでいる"と意識の奥の方に鳴る音ってありませんか?全く音楽表現とは関係ないように振る舞うような音・・。これを音にすると不協和になるし、タイミングはめちゃくちゃだし。普段の制作ではそういう音って基本無視しないと"マトモ"な音楽できないですよね。仕事しすぎるとこの雑音は消えてしまうし。そうなるとやってくるのが「マンネリ」。難しいですよね。このギリギリのところで耐えて作曲を続けている売れっ子作家のみなさんを心から尊敬します。

 

自分にはこの雑音がとても大切で、それなしには音楽にならないな、なんて感じます。ただの綺麗な音は絵に描いた美女。

自分の"あの頃"が歪んでるんかな笑。

 

おかげさまで自分の音楽の型ができたので、安心してもっとポピュラーなアレンジも勉強していきたいと思います。

 

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貧乏多忙でブログに取り上げるのが遅くなる時がありますゆえ。