音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

<不定調性論用語/概念紹介14>CG問題

2018.6.12⇨2020.10.19更新

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コンピューターグラフィックではありません。

c音とg音の二和音の問題です。

 

通例音楽理論の学習をすると、「cとgのどちらが根音か」と考えると、cをイメージするようになります。自然倍音列の話や、ハ長調の感覚的な優先度を安易に想定してしまうからです。

 

cとg、どっちが根音ですか?という問いにおける「根音」という概念自体が、すでに「決めつけられたもの」だったことに気が付くでしょう。

 

不定調性論では「gが中心である、という状況も同時に思い浮かべてね」と考えるよう推奨します。

 

これを教材では「cg問題」と呼んでいます。

 

 

cにとってgは3倍の振動数を持つ音です

gにとってcは1/3倍の振動数を持つ音です

互いが互いの要素を含んでいる、という捉え方をします。「うう理的にそれぞれの関係性を持っている」と理解します。

 

このcgという二和音は、

C△かもしれません。

Gsus4かもしれません。

AbM7かもしれません。

このような意味でも、どちらが中心か、この二音だけで定めるのは適切とは言えません。

 

不定調性論では「根音」はなく、使用者の意識が設定する中心音的な存在だけがあるだけです。それはc,gどちらでも自由にいつでも指定でき、それに基づいて音集合を作ることができます。

 

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