音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介15>基本和声単位★★★

不定調性論では、数理の関連性をとっかかりにして「基本的な和音の状態」を四つ作ります。ただ作っただけです。どんどん拡張し、組み合わされてあらゆる和音ができます。

これは三度堆積に依存しない全方向の和音を作るための方法論です。

 

上下とも、オクターブレンジ3を用います。

基音がcのとき、

上方オクターブレンジ3は、

c-e-g-b♭-c

であり、下方は

c-a♭-f-d-c

です。

 

これを五度領域と四度領域に分けて、四つの三和音を作ります。

上方五度領域 c-e-g

上方四度領域 g-b♭-c

下方五度領域 c-a♭-f

下方四度領域 f-d-c

 

これを記号化します。

上方五度領域三和音 Cu5

上方四度領域三和音 Cu4

下方五度領域三和音 Cl5

下方四度領域三和音 Cl4

です。これらの表記は自己の分析以外では用いません。

 

しかし教材では、 

上方五度領域三和音 Cu5=C△

上方四度領域三和音 Cu4=C7omit3

下方五度領域三和音 Cl5=Fm

下方四度領域三和音 Cl4=Csus4add9omit5

とはすぐには考えません。まだ音楽の実際の場所で使われているわけではないからです。

特にCl5がFmとは言えない、ということに抵抗があるかもしれません。

またc,e,gという集合がC△ではない、ということに抵抗があるかもしれません。

 

しかし、まだ数理を寄せ集めただけですから、これらが音楽で活用されて、ポップミュージックで使われる、と仮定されたわけではありません。

 

それは先入観です。

 

ゆえに、これらの集合形態のみを示す記号としてこれらの記号を作りました。

これらを組み合わせて様々な和音を作ります。