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音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介15>基本和声単位〜和音になる前の状態を示す

2018.6/13⇨2020.10.20更新

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不定調性論では「基本的な和音の状態」を四つ作ります。

あとはそれをどんどん拡張し、組み合わせてあらゆる和音が作れます。

これは三度堆積に依存しない方法です。

 

上下とも、オクターブレンジ3までを用います。

基音がcのとき、

上方オクターブレンジ3は、

c-e-g-b♭-c

であり、下方は

c-a♭-f-d-c

です。

 

これを五度領域(c-e-g)と四度領域(g-b♭-c)に分けて、四つの三和音を作ります。

上方五度領域 c-e-g

上方四度領域 g-b♭-c

下方五度領域 c-a♭-f

下方四度領域 f-d-c

 

これを記号化します。

上方五度領域三和音 Cu5

上方四度領域三和音 Cu4

下方五度領域三和音 Cl5

下方四度領域三和音 Cl4

です。

 

ここですぐに 

上方五度領域三和音 Cu5=C△

上方四度領域三和音 Cu4=C7omit3

下方五度領域三和音 Cl5=Fm

下方四度領域三和音 Cl4=Csus4add9omit5

とは考えません。まだ機能和声音楽の素材として使われているわけではないからです。

特にCl5はまだFmとは言えない、という考え方をしてみてください。

ダイヤがあるからすぐに指輪となるわけではありません。

多少の"思考の加工"が必要です。

また、c,e,gという集合も現状では、即C△ではない、と考えておいてください。

 

Cl5≠Fmもcg問題同様先入観が関わる問題です。

 

ゆえに、まず和音になる前のこれらの集合形態のみを示す記号としてこれらの記号を作りました。

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