音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

<不定調性論用語/概念紹介11>基音の反応領域2

2018.6.10⇨2020.10.17更新

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あとはこの表からどの音を使うかをその都度定めるだけです。

機能和声は上記の開いたとこだけを用いて作られた音楽理論です。

  

上記はcという1音に反応するのはc,e,gという三音とします、ということです。そしてそれが機能和声論です。

 

一つの音から1度3度5度の音が親和すると決めてみましょう。

そうなると、C△ではどんな音集合が作れるでしょう。

c⇨c,e,g

e⇨e,g#,b

g⇨g,b,d

ですね。

つまりC△の上では、

c-d-e-g-g#-b

という音集合を作ることができます。

しかし調性音楽ではC△においてg#は使いません。基本となる音階の中にないからですね。

ある意味では機能和声的音楽もまた「使える範囲」を決めていたんですね。

 

みなさんは誰かが作った仕組みを学んでいるだけです。だから一方でどこまでを取り入れ、どこからを自分で考えるかあとで決めて自分の音楽を作っても良い、とも言えます。

 

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この反応領域を全体まで反応させると、赤丸で囲ったような音も出現します。いわゆるブルーノートです。

そしてc#とbだけが出てきません。これは私が決めたこと、というより、私が選んだ仕組みを組み合わせた時そうなった、だけです。

だからこの自分ルールで行くと、cの上でbとc#は親和しない、となります。

しかしcの他にもう1音gを入れたらどうなるでしょう。

cの親和音モデル全体

c-d-d#-e-f-f#-g-g#-a-a#

gの親和音モデル全体

g-a-a#-b-c-c#-d-d#-e-f

となって12音全て使えるようになります。

 

つまり二和音鳴ったら12音は全て使える、という形ができあがあります。

 

私がこのモデルを採用したのは、ブルースとの整合性が測れたためです。

みなさんがモデルを作るとき、基音の半音上下の音に親和を与えたいのであればそのようになるモデルを作れば良いと思います。

 

本当は個々人の音楽モデルが異なるからこそ違う音楽ができるのだと思います。

 

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