今回の動画
ご質問をいただきまして動画にしました。
受講生さんの質問だったのですが、普遍的な意味もあったので不定調性論的思考で考えてどうなるか??的なことに注目して作りました。
表題を間違ってしまいました。痛恨です。
今回はM7コードを並行連鎖して音楽的表現を作ろう、というお題です。
M7だけで昔作った曲もあります。まだYAMAHA QYシリーズの頃でした。DTMやっていない頃!!
...頑張って不定調性しようとしている。
今回は8小節だけですが、ガチガチの音楽知識の部分と、すごく即興的な部分のバンラス、どこが知識でどこがクオリア的行動かがわかると思います。
まずリズムサンプルは集めましょう。フリーのものもありますし、有料でもあります。
「free Drum sample」で検索してみましょう。
または
https://sonicwire.com/product/sample/list
こういったサンプルパックを購入しても良いです。世界中にあります。
そしてコードの基礎知識。M7コードがなんであるかなどを理解してください。
あとはベースの役割。グルーブって?の意味。
そしてソロを取る、メロディを作る、という意味。
最後のソロ・メロディは今回「おまけ」です。
まずは「音楽の雰囲気」が作れること。
それは音楽理論がなきゃ無理だよ!という部分とそうでない部分がどこであるか、よくわかっていない方もおられると思います。
また、それらのどのパーツも「音楽理論的」にではなく「心象連環的」に感覚でつなげることもできます。どこを理論で、どこを完成で、という振り分けを決めるのもあなたです。
ドラムパターンなんて音楽理論わからないと絶対に作れませんが、サンプルがあれば誰でも作れます。コード進行も和声学わからないとできそうですが、不定調性論ならできます。
興味のある人は研究してみてください、の場所にいる
私のようなことをしている人です。不定調性論的な音楽制作は、音楽を学習してその最後のステップとして「考えるな、感じるんだ」の実践ですから、すごく敷居が高く見えるかもしれません。
また音楽理論書などでも不定調性的な音楽構成は、最後の260ページぐらいから280ページの「おわりに」の前の節にあって「この辺の分野に興味のある人は、ご自身で研究してみてください。」と言われるところです笑。
本当はそんなことありません。もともとこれが普通、という人がそこにいるだけで難しさ、というのは普及した一般義務教育系音楽に対するシェアの違いがあるだけで、映画の中にはいくらでも不定調性音楽はあふれています。
で、私はもともとこの手のやり方に"欲望"を感じていて、人生の折り返しを間際に、ようやくこの手法を実践し始めました。
渦中にいることでわかることがたくさんあり、最新の現状を全て動画とブログに出しています。
みなさんが学習ののち、ポップスに行くにせよ、ジャズに行くにせよ、現代音楽をやるにせよ、
"自分の心の導くところを捉えられる感性に学習時期に仕上げる"
ことはとても有意義だと思っています。いきなりは完璧な感性にはなりません。
そこから失敗して遠回りして初めて「自分が何をしようとしているか」分かると思っています。
とにかく勉強始めたら、いきなり作っていいと思います。
分からなくなったら分からないところだけ分かってまた実践に戻ってください。
失敗したら、失敗したとこだけ補強してください。失敗がなくなることはありません。だから失敗対策をするだけ無駄です。
・学問や技芸を学ぶこと。
・経験を積んで学ぶこと。
・物事に精を出すこと。
・努力すること。
安易に手に入る情報を得ることはもはや勉強とは言えない、とも解釈できるのでしょうか。
ネット社会になり、音楽学習の情報も多岐多彩に好きな人から自由自在に得られるようになりました。情報が0円になったら、次は経験。
で、現代は学習自体がバーチャルでできるようになりました。
極めて優れた教材や教える人が上手すぎて「すでに学んでマスターした感がある」と感じてしまえるようになりました。
経験も0円になったら残るは実体験、だけですね。
私は自分で音楽を作って、それを自分の勉強にしてこの道の先に進んで行きたいです。
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