音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

音楽制作・勉強

「音楽に正解はない」を丁寧に解釈してみよう

音楽を捉えるやり方は人それぞれです。 私たちは音楽家ですから、まず音楽の分野から「互いの価値観の尊重」が精神性として育って欲しいな、と思い日々皆様をサポートしております。 これから音楽を教えることに携わる人は、音楽文化そのものが"なんとなくあ…

「音楽理論に基づいて曲を作る」ということに違和感がある人

音楽を理論的な手法に"基づいて"作る、という行為に漠然とした違和感がある方がいます。 その理由の裏にあることとして ex... ・自分が楽譜が読めないから(音楽理論に詳しくないから)、理論を語る人が嫌い。 ・安易に理論を使うのではなく、より努力した経…

日本のジャズ理論の原点「ジャズ・スタディ」渡辺貞夫著

教えることはある種の束縛をすることであり、音楽することは楽器の上で自由になることを意味します。"Jazz Study"によってあなたになんらかの束縛をすることになる知れません。しかしそれを知った上で、あなたが幅を広げて自由になることを期待するのです。 …

「視点」の話〜心理的協和と心理的不協和を考えてみよう

今回はWindowsの「ペイント3D」を使って視点の違い、相手の視点を理解する、というお話しします。 www.microsoft.com この四つを四つの和音のコード進行と考えてください。 黒い縦線は小節線です。 この進行が美しいか、調和がとれているか、調があるか、よ…

Human Music Translation AIにできないこと=人間自身が造るものを創ること

これからは人が造るもの自体が貴重になっていきます。 音楽もどんどんAIが作れるようになっていきます。 ただAIにはどうしても作れないものがあります。 それは生身の人間自身が造るものそのものは当然AIが作ったものではない、ということです。 つまり嘘と…

音楽理論を使わず音楽を作る方法

これはズバリ模倣/真似から入ります。音楽理論なしで作曲するためには、仲間が必要です。音楽に詳しい仲間です。全て自分ひとりで作りたいというのであれば、音楽理論を学習するという意欲もいずれ持たなければならないということを覚悟しておいてください。…

パラレルワールドミュージックセオリー(並行宇宙音楽理論)

ネタです。 不定調性論的思考を使えば(別にどんな方法論でも良いのだけど)、ありえない世界の音楽を創造することもできます。 「現代音楽」がたどり着くべき次の場所は、地球上以外の様々な宇宙環境でも適応できる芸術表現を創造し理解力を作っておくこと…

「マイナー(メジャー)曲ってどうして分かる?」〜音楽に何も感じなくても良い

メジャーの曲か、マイナーな曲か、というのは音楽理論的判断で決められます。個人の感情とは全く関係のない話ということもできます。 楽譜などから判断する学問的な調判定について述べるわけではありません。あくまで耳で聞いて感じ取る場合について書いてい…

ナチュラル記号、フラット記号の"ユーザー辞書登録"でストレス回避。(mac)

音楽作業でよく使う記号 ♭ # ♮ これらは 「絵文字と記号を表示」で、 検索窓で「音楽」でいろいろ出せます。 窓上部の灰色部分をダブルクリックして窓を最大にすると、様々なフォントバリエーションも選べます。 好きなものを選んで、一旦ノートかどこかに打…

「日頃から音楽をたくさん聴け」の意味

あなたが駆け出しで「音楽をたくさん聴きなさい」というアドバイスをもらうことがあるかもしれません。 これは 演奏家⇨自分の好きなジャンルの曲をもっと弾けるようにしてみろ 作編曲家⇨自分の好きなジャンルの曲をもっと作曲、編曲してみろ 作詞家⇨自分の好…

和音と和音の連鎖を考える〜借用相関関係を作ってみた

もし先例として事例があればリンク/用語参照いたしますのでご指摘くださいませ。 概略 12音順行逆行対応表 耳コピも写像 ネガティブハーモニー 拡張されたネガティブハーモニー=ベルトチェンジ XM7⇨ZM7 このとき、XM7はZM7になぜ進むことができたのでしょう…

SERUMで作るランダムフィルターサウンド

ご質問をいただいてお作りした記事です。 「どうやって作ってるの??」のご相談も下記から。 ssl.form-mailer.jp SERUM関連の記事はこちら。 www.terrax.site www.youtube.com 動画の冒頭のようなサウンドをSERUMで作る方法です。 その他似たようなサウンド…

真の「偶然の音楽」は創れるのか

思考実験の話です。皆さんも考えてみてください。 偶然(ぐうぜん) [名・形動]何の因果関係もなく、予期しないことが起こること。また、そのさま。 偶然(ぐうぜん)の意味 - goo国語辞書 抜粋

「君は音楽理論的に間違っている」アドバイスと指摘とヤジの違い

相手の表現物/存在物を批判すると、「じゃあ、君の音楽(または表現物)を見せて/聞かせて?」「あなたの表現物が、私を納得させるようなら、あなたの批判も受け入れよう」 となります。 そうなると大抵相手の表現物は、たいしたことなく見えます/聞こえます。…

プリセットの管理〜SERUM編8(最終回)

前のペ←ジはこっちだよ。 www.terrax.site // プリセット整理 比較的簡単ですので、暇な時(制作できないほど辛い時)にプリセットを整理してみましょう。 ちょっと気持ちがすっきりします。 Show Serum Presets folder→「presets」を開いて、 こんな風に自…

趣味;「音楽鑑賞」説明対策---不定調性論的思考の活用

趣味;音楽鑑賞 と書いたり公言すると "どんな音楽を聴くんですか" とかが嫌ですよね笑。 これは拙論的思考の応用です。 音楽鑑賞について面接や社会人会話で突っ込まれてもそれなりに答える一つの技がありますのでお教えします。 私もサラリーマンを七年や…

完全独学-これから音楽(理論)を勉強したい、何から始めればいい?

音楽を"理解"するのにまず音楽理論が必要だ、と思うかもしれません。 それはノコギリを使ったこともないのに、いきなり家を建てようとするようなかんじです。 まずは、音楽をたくさん聴いて覚えていればそれだけで「理解」です。 音楽理論はその先の"学問"で…

音楽記号/音楽用語よもやま話

音楽の用語は、日常生活、人の感情に深く関係しています。 ちょっとした音楽用語の起源を描いておきます。 note staff score scale ad libitum(ad lib.)アドリブ note なんで音のことを「note」っていうと思います? これノートブック"notebook"のnoteと同じ…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義8〜音楽制作で考える脳科学36

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 第8講その2 音楽家の脳 作曲中の脳内機能ネットワークを調べた研究によれば、やはりディフォルト・ネットワークの使用部位が活性化したそう…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義7〜音楽制作で考える脳科学35

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第8講その1 音楽家の脳 <トレーニングする理由> 単純にスキルアップというよりも、スキルアップするための脳回路を作…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義6〜音楽制作で考える脳科学34

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第7講 情景 冒頭、川端康成「雪國」が引用されます。本当に講義のようです。 「雪国」 川端康成 - 小説の「書き出し」 確…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義5〜音楽制作で考える脳科学33

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第6講 共感 導入窓の言葉が素敵だったので引用します。 悩みながら社会生活を送っている私たちは、ふと自分とはなんだろ…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義4〜音楽制作で考える脳科学32

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第5講 感情 <認知的再評価> 悲しい時、怒った時、激情を発する時は、文字どおり感情が自分を支配してしまいます。 その…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義3〜音楽制作で考える脳科学31

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 前回の続きです。 第4講 運動制御と演奏 <フィードフォワード制御> 楽器演奏などのスピードプレイで用いられる脳機能です。 小脳では体のダ…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義2〜音楽制作で考える脳科学30

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 // 前回の続きです。 第3講 脳の記憶システムと学習 <エピソード記憶> 「あの曲を聴くと、あの頃が思い出される」脳科学的理由は脳がエピソ…

音大生・音楽家のための脳科学入門講義1〜音楽制作で考える脳科学29

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 // 前回 音大生・音楽家のための脳科学入門講義 "失音楽症の人は、ショパンが騒音に感じる" 同書で初めて知りました。 音楽理論は誰にも当てはまるものではない、ことを意味しています。ま…

創造性が生まれる四段階〜音楽制作で考える脳科学28

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 今回は「創造性」の核心に迫る回です笑。 創造性とは? ノースカロライナ大学のキース・サウアー教授の50年以上にわたる研究成果…

コード進行と情報エントロピー〜音楽制作で考える脳科学27

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 情報エントロピーとは、情報の「複雑性」の度合いを指すそうです。 CM7→Dm7→Em7→FM7→G7→( α ) このコードの流れでかっこの中に入…

創造性と脳の三つのネットワーク〜音楽制作で考える脳科学26

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 明確なゴールのある事務作業をしながら、ぼーっとしてくるとふとメロディが浮かぶ、みたいなことってありませんか? 今回はその脳…

楽譜の音楽と即興演奏の違い〜音楽制作で考える脳科学25

同じトピックはブログ内を「音楽制作心理学 」で検索してください。 前回 芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書) 即興演奏時にはアルファ波がでる アルファ波は行動計画などを反映する前頭葉の実行機能が抑制されると増加するそうです。生活の行…