音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

半分失くしたら 役には立たないものがある;真珠のピアス ~ユーミン歌詞・コード考31★★★

ユーミンの不定調性コード進行研究

ユーミン歌詞・コード考 / アルバム「PEARL PIERCE」1

歌詞については掲載しておりませんので

www.uta-net.com

こちら等にて確認ください。

各種レポートはM-Bankにお問い合わせいただければPDF似て無償で配布しております。宜しくお願い致します(日本音楽理論研究会にて発表も行いました)。

 

1,ようこそ輝く時間へ
(ユーミンレポートより)

 

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Aメロ~(アルバム収録時間 0:46-)
Em7(9) A7(13) |Em7(9) A7(13) |Em7(9) A7(13) |Em7(9) A7(13) |
G7(9) |Dm7(11)/C |

Bメロ
E♭/F | E♭/F |F/G |F/G |G/A |G/A |F#7/A# A7 A7/G |F#7 |

 

=degree=
Aメロ~
(key=D)
IIm7(9) V7(13) |IIm7(9) V7(13) |IIm7(9) V7(13) |IIm7(9) V7(13) |
IV7(9) |(key=C)IIm7(11)/I |


Aメロの最後はCに転調しているようにも感じられるので自由に解釈頂きたい。


Bメロはキーを定めることのできない不定調性進行である。

原曲を聴くとさらに細かくベースラインがメロディに添うように動いていてさらなるコード付けができそうである。
このように一拍ずつになると、調の効果は薄れても問題は無い。歌も調に従わなくても良いように平行移動的に動くことで展開がしやすくなる。


こうした方法によりメロディを作るのもまた一つに技法であろう。ぜひ原曲を聴いて頂きたい。
Aメロで単調なII-Vを用いてイメージを固めた後で、複雑に移調していく印象の変化も工夫の意思を感じる。

 

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3,私のロンサム・タウン

 

"少女たちは雨に打たれるコスモスのように"

印象に残った歌詞です。

半分失うと意味が無いもの、って何だろう、って他にも想像を巡らすと、靴だったり、メガネのレンズだったり、という日用品から、太陽と月、とか男と女とか、そういう万物の流転についてのものだったり、いろいろな意味があるなぁ、と感じました。

 

また"ロンサム"の「雨に打たれるコスモスのように手を振ってる」って一瞬世界の暗部を覗いたようなこの恐怖感は、一体なんでしょうか。

 

 PEARL PIERCE

 

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