音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

ネガティブハーモニーの紹介と不定調性論1★★★

2017-06-18→2019-7-23(更新)

ネガティブハーモニーと不定調性論

下記の素晴らしいセミナーでPDFもダウンロードできます!

(動画)『反転するハーモニーの世界』

 

ネガティブハーモニーとは、

楽譜に出てきた音を法則に則って入れ替えて音楽のリズムはそのままに雰囲気を「変質させる」方法論です。

どうしても詳しく知りたいという方は、この記事を全部読んでから、各リンクに飛んで詳細をチェックして頂くと良いと思います。概略だけでもこの記事でつかめます。

メジャーの曲が暗い(ネガティブな)雰囲気になるのでこの名前がついています。

f:id:terraxart:20181201160437p:plain

ドレミファソ~

ってメロディがあったら、これはc-d-e-f-gですよね。

だから上の表を見て上下を入れ替えると、

c→g

d→f

e→d#

f→d

g→c

となり、そのとおりにメロディを書き直すわけです。すると、

g-f-d#-d-c となり、つまり、

ソファミ♭レド~

と下降する短調のフレーズになります。

・上がるフレーズ⇔下がるフレーズ

・明るいメロディ⇔暗くなるフレーズ

となる変質感が面白い方法論です。変質しても相応の音楽的バランスを保っているのが素晴らしい、と思います。

暗い曲→明るい曲

明るい曲→暗い曲

という変質です。さだまさしさんがよくやっています。ネガティブハーモニーの概略はそういうことです。

 

以下は詳細ですので、お時間のある方は帰りの電車とかで読んでね!!!

   

詳しい概要も下記に書かれています。

たなかギターBlog : Negative Harmony (Major & minor, Mel-min, Harm-min, minorⅡⅤⅠ)

下記動画和訳は、上記のセミナー動画で、お顔が見えませんが、進行を担当されている一人の方がつけられたそうです。

(動画)Negative Harmony Jacob Collier (Japanese Subtitle)

ジェイコブ氏がツールをどう使うかについての音楽家の意識について述べています。

「道具を感情でつかう」

「Bbm→Cに進んだ時に自分がどう感じるか」

「教育の間違いの一つは結果を重視すること」

これらは不定調性論でも最も重視してずっと言い続けていることです。

彼にも共感覚的なものが備わっていて、それを嬉々として使いこなせているのでしょう。 

www.terrax.site

======

「言いたいことがなければ意味がない」

と訳がつけられています。

道具の使い勝手がわかっても、実際何を作るか、の動機がなければ、道具は適切に使えない、という意味でしょう。

いくら最速のmacを持っていてもパソコン自体は自発的に何も作ってはくれません。

時間に余裕のある方は、下記もさらっとご参考に。

Symmetrical Movement Concept | Steve Coleman

http://personal.inet.fi/private/tomas.karlsson/lesson161.html

(動画)Negative Harmony - Lesson #1 - YouTube

(この動画のPDFも受け取ることができます)lesson2にもすぐ飛べます。

 

各資料とも、皆さんそれぞれ自分スタイルに転換しています。

「純粋なネガティブハーモニー」の理論に近いのは、最初に掲げた田中氏の動画が一番近いんじゃないでしょうか。

レンドヴァイの「バルトークの作曲技法」の中にもこの逆行概念とか鏡に映したように、というような音楽の作成法で重力を無きものにする、みたいな発想は書かれております。こうしたアイディアを拡張し、一つの方法論にまで昇華したのがネガティブハーモニーであると言えます。

バルトークの作曲技法 エルネ・レンドヴァイ 著/谷本一之 訳 

「ミラーコード」という名前で、私は佐藤允彦先生からその概念を教わりました。

バークリーではすでに体系に組み込んでレッスン内容にしているように感じました。

 

その2の続きます。

www.terrax.site

   

<スポンサーリンク>

 

サイレントギター ケース&ヘッドフォン付属

 

  

軽量譜面台折畳式 パープル持ち歩き