音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

結合領域和音と静進行の題材曲として~53,Elenor Rigby★★★

2018.1.20→2019.12.10更新

全ての記事はこちらから

www.terrax.site

ビートルズの不定調性コード進行研究

53,Elenor Rigby / The Beatles

 

open.spotify.com

この曲で使われているコードは、
C,Em,Em7,Em6,CM7
だけです。

また歌詞の
"Eleanor Rigby picks up the rice in church where a wedding has been"~
のメロディがEドリアンの音で作られているのも良く知られています。これがまた独特な雰囲気を醸し出しています。

 

同曲のEm-C△という進行は豊かな表情を持つ進行だと昔から思っていました。

この進行、単なるEマイナーキーのI→VIbなのですが、この記事では不定調性論的な分析をしてみたいと思います。

 

このC△は、その前のEmに支配されているので、すごく「焦燥感たっぷりの崩れたEmとしてのC△」を私は感じます。

C△-Em-C△

Em-C△-Em
という場合の印象の違いを考えればよいでしょう。

 

最初のコードに印象を決められてしまってるんですね。

 

Em=e,g,b
C△=c,e,g

二つのコードは構成音一つ違いで変化しています。

このような和音の連鎖を不定調性論では「静進行」という表現をします。

 

また、CM7(9)=Em7というような類似の関係を不定調性論では「結合領域和音」と呼んでいます。

f:id:terraxart:20180120171403p:plain

これを用いると、構成音が1音が変化したような和音は結合領域和音として使うことができます。


同じような変化に、


C△-Csus4とか
C△-Caugとか
C△-C#dim


などがあります。これらは全て結合領域和音への変化です。さらに結合領域の考え方を発展させると、
C,E,Gという構成音を1音ずらすわけですから、
C△→Cm

C△→Calt=C,E,F#
もできます。ここからさらに、
C△→Cm→Gsus4/C(=C,D,G)

C△→Calt→FM7omit3/C(=C,E,F)
という進行もできます。

 

これによりEmとEm7はイコールではない、ということになります。
たとえば、
C△ |C△ |CM7 |CM7 |
C△ |C△ |CM7 |CM7 |
のおけるC△→CM7は「変化である」というわけです。あとはそのコード変化にあなた自身が「音楽的脈絡」を感じられるかどうかで方法論は変わってくるでしょう。

 

次のようなコード進行はどうでしょう。
C△ |CM7 |Em/C# |E♭aug/C# |
G/C# |G/C |Eaug/C |Cm |
コード構成音が半音ずつ変化していく進行です。この流れに音楽的脈絡を感じることができ、メロディを自在に載せられる方は、ぜひ作曲を押し進めることをお勧めします。

これらの音楽的脈絡が生まれる原因は、機能性とあなたの音楽学習遍歴と、あなたの心象投影の癖が絡み合って生み出すものですので、音楽理論を越えて理解を推し進めてみてください。

   

==コーヒーブレイク〜M-Bankロビーの話題== 

ガサガサ探す習慣が減ってなぜか頭の中も整理されるようになった!

 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81DRu0n7CNL._UL1500_.jpg


 【SIMPS】リュックインバッグ バックインバッグ インナーバッグ 16ポケット 14ポケット 3種類 アーチ型 四角型 小物収納 A4 B4 B5 縦型 大容量 整理 調節可能 メンズ レディース 軽量 背面ハンドル付き (四角型)