音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

意識の海から、フレーズを拾う。

2018.6.18⇨2020.6.5

www.youtube.com

動画では、人間が意志を決定する0.3秒前に、その意思は決定されている、というような話がメインになっていきます。その4秒前、8秒前には決定されている、というような説についても触れています。

(追記.2020)これについては認知の意識と、それを自覚する「メタ認知」があり両者を混合してはならない的な話が下記に出ていました。

www.youtube.com

ベルナルド・カストラップ博士

https://www.freewiki.eu/en/index.php?title=Bernardo_Kastrup

これからの時代の博士ですね。この動画は面白くて、不定調性論の根幹である、論理や公理の非機能性について触れてくれています。

公理が通用しないと感じた時、人は気がつき始める。

「矛盾」を認めることって、大事です。我々は科学者でも哲学者でもないので、もっと認めやすいはずです。

 

====

 

肉体や脳は一日中休まず体の反応をすべて記憶しています。息を吸い、吐き、目を動かし、手を動かし、全ての行動が情報信号です。これらをいちいち知覚していてはなにもできません。ゆえに無意識という存在になって、心臓を動かしたり、生理作用を感じたりするわけです。

その情報の海が無意識で、その中で「ジュースを飲みたい」「タバコ吸いたい」「旅に出たい」「ギター弾きたい」とか様々な情報も絶えず浮かんだり消えたりして、それらを顕在意識がピックアップするまでは本人は気が付かないわけです。

動画の中でも脳が分断された患者が、左耳に「歩け」と言われて歩き出したが、右耳に「なぜおまえは歩いているの?」と聞くと、「歩けと言われたから」とは答えず「ジュースを飲みたくなったから」と答えた、という例が象徴的です。

 

つまり無意識からピックアップされる情報はあたかも自分がそう思っているように感じてしまうわけです。それっぽい答えを自分の意思だと思ってしまうんですね。無意識には絶えずそういった情報がポカポカ浮いては飛び跳ねていて、顕在意識はなんとなく今それっぽいものを発信してしまい、本人は自分の感覚的なものでそれを捉えるわけです。

いわゆる「直感」がこれに似ていると思います。

 

ゆえにより有効な答えをピックアップするためには「アファメーション」が有効なわけです。

自分は音楽で食っていく!

自分は音楽教育者になって、人の夢を助けるんだ!

と普段から強く言い聞かせていれば、行動の動機について顕在意識は、無意識のうちから上記の言葉に関連した情報、必要な情報、合致する情報を膨大な無意識の海の波の表面からピックアップする、ということが可能になるわけです。まるでその感覚と磁力で合致したものを吸い上げるように。これがないと、行動の動機が曇り、成果物が減り、夢は叶えられません(叶うまで時間がかかる)。となります。

 

前回のコラムで書いた「どうやってこの問題を解決するか」という思考も「自分才能ないかも」という思考もどっちも潜在意識の中でうごめいていて、それっぽい情報が入ってきたとき、それっぽい理由をピックアップしてしまうわけです。

 

ということは、音楽を作るとき「絶対良いサビができる!!」と信じれば、いかにもそれっぽい情報をそれっぽい理由とともに無意識からピックアップ出来る必要があります。

  

音楽制作も結局、理論とか、方法論とかを最初からベースにするよりも、自分の感覚をベースにした方が、後からの大幅な変更や、失敗等にも対処しやすくなります。

 

====

 ようは、

作曲を勉強する=作曲をする

 

あなたが求めるフレーズは無意識の中でいつもあなた自身に発信しています、あとは「それを拾いたい!」って思える気持ちの維持だけです。

 

そうして次に何を作ればいいか、降ってくるようになると思います。

当ブログの楽理関連記事目次はこちら