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音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

<不定調性論用語/概念紹介28>結合領域和音

 


2018.6.21→2020.10.31更新

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基本の和声単位が出来たら、あとは組み合わせです。

 

和音創りのげ原点に戻るとき、

機能和声で通例作れる和音と、その後のジャズ、フュージョン、現代音楽などで作られる和音を同じ方法論で作れること

がとても大切です。

ミラーコード、コンパウンドコード、四度和音、二度和音、イニシャルボイス、クラスター、ポリコード、ピラミッドコード、ヒューズドコード、様々なコンセプトの和音がありますが、これらをすべて、一つの方法論から作ろうとする、という試みです。

 

不定調性論ではXu5、Xu4、Xl5、Xl4の四つの和音やその構成音の領域の対称性を在に組み合わせることで様々な現代和音を作ります。

 

今回紹介するのは最もシンプルな合成和音である「結合領域和音」です。 

これは構成音が二音以上共通な和声単位を合体させることです。

たとえば、

Cu5+Bl5=CM7

Gl5+Ebu5=Cm7

Cu5+Cu4=C7

Cua3+Bbl5=Cm7(b5)(Cua3は水平領域和音..後述)

などなどです。cが中心になっているのも作り手の任意です。

 

Cm7(b5)以外はすべて基本和声単位の組み合わせから作れます。

 

また当然結合していない領域の和音も作れます(領域の組み合わせ)。

(例)

Cu5+Du5=C(9,#11,13)

Cu5+Eu5=CM7(b13)

Cu5+Fu5=C6sus4M7(10)

Cu5+Gu5=CM7(9)

Cu5+Du5+Eu5=CM7(9,#11,b13,13)

どれを排除するかはあなたのルールに従ってください。

つまり基音和声単位は、様々な複雑な和音の元になる和音という考えによって、調性、不定調性に関わらず、12音を用いて自在な和音作成が可能になるわけです。

 

その他も組み合わせてみてください。

<l5を例に>

Cu5+Cl5=FmM7(9)

Cu5+Cl4=Csus4(9,10)

Cu5+C#l5=C6(b9,#11,)

Cu5+Dl5=C7(9)

Cu5+D#l5=CM7(#9,b13,)

Cu5+El5=C6

Cu5+Fl5=C7sus4(b9,10)

Cu5+F#l5=CM7(9,#11)

Cu5+Gl5=CM7(9,#9)

Cu5+G#l5=C(b9,b13)

Cu5+Al5=C6sus4(9,10)

Cu5+A#l5=C7(#9,#11)....

 

 なお、1音だけしか共通音がない和音を「希結合領域和音」と呼んでいます。

 

この作り方によって、学んできた価値観を崩すことなく、自由に取り入れながら、現代的和音も作れる、という感覚を身につけることができます。

後はどのようなシーンでその和音を使うかをクオリアで判断します。

最終的には12音が自在に作れてしまうので、クオリアのみで作っていけるようにトレーニングしていきます。

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