音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

ソフトシンセのお勉強、はじめませんか?〜SERUM編3

前のペ←ジはこっちだよ。

www.terrax.site

 

 

<LFO>

最大8個まで入れられます。

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四つ目を入れると、

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自動的に五つ目が加わり、この5つ目をどこかにかけると6つ目が入れられるようになります。最終的に8つまでLFOが入ります。

 

<セル数変更>

また

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ここのグリッドの打ち込みを

「7,9」 

のようにカンマを使うと、横縦の順で、

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配列してくれます。

アルペジオを作る、変拍子の効果みたいなものを作る時に使えます。

このページの下段にファミマ入店音をこのSERUMのアルペジオ効果で作ったものがあります。

もしグリッドがうまく打ち込めないときはエラーなので、一回SERUMを閉じて、もう一度トラックから立ち上げてください。それでリセットされます。

「10,12」と打ち込むとき、まず10だけ表示させて、そのあと「,12」だけ打ち込む、とかなるべくシンプルに打ち込んでenterを押すようにすると、スムーズに反応します。

 

<グリッドポイント>

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普通にまるぽっちを動かすと片方だけですが、

alt/optionを押しながら丸ぽっちを触ると、左右対称に。

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またShiftを押しながら触ると、

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グリッドに沿って平行線的にできます。これをこのまま上下に平行に動かすときも、Shiftを押しながら触ります。

 

Undoができないので十分注意してください。ピンときたら、

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フォルダマーク右クリック「Save Shapes」しておくといいです。保存です。

 

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普通にクリックすると白いマークと透明なカーブポイントがついてしまいますね。

command押しながらクリックすると、

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カーブポイントが消え、

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直線で動かせます。動かすときはcommand離してもいいです。

 

また選択したら

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Remove selected pointsでまるぽっちを除去できます。

Flip Verticalは波形を上下反転

Flip Horizontalは波形を左右に反転です。

やってみればわかります。

 

<TRIG,ENV,DELAY,RATE,RISE,SMOOTH>

TRIGは(トリガーモード)鍵盤を弾くたんびに効果が頭に戻るものです。アルペジオとかやると、ぐっちゃぐっちゃになるやつです。

ENVは(エンヴェローブモード)鍵盤を弾いたら一回だけLFOの効果がかかり、それであとは伸ばしっぱなしになります。

このenvモードの時に、どれか一つLFOのポイントを右クリックして「Set Loopback point here」を選んでみてください。1回音が最初からなったあと、次からはそのループバックポイントに戻って音が鳴り続けます。TRIGとOFFモードではきかないのが残念。

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同様に「Set Start Point here」はLFOのかかるポイントスタート位置をここにしますよ、という命令です。これはTRIG、OFFモードでも活用できます。

OFFは普通のLFO効果です。BPMに合わせて、または設定値に合わせて連続で泊まることなくかかり続けます。

 

DELAY,RISEについてはこちらをみていただくと早いです。言葉がわからなくてもわかります。

www.youtube.com

DELAY=LFOがかかるまでの時間を少しディレイ(遅れ)させる。

RISE=LFOがマックスでかかるまでどのくらい引っ張るか、

です。

PADなどで2拍ならせてから揺らしたい、などの時に用います。

 

SMOOTHはワウンワウンの掛かりの強さを表現します。SMOOTHを上げていくと波が優しくなります。

 

<LFOのコピー>

がっつり作ったLFO1をLFO2にコピーしたいときは、

alt/option+shiftを押しながらLFO1をLFO2に運んでいくと、コピーできます。

 

<LFOのWAVETABLE化>

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Alt/OptionドラッグでLFOの形をwavetableに挿すことができます。

 

ここまでを踏まえて、

Xfer Records Serum Wavetable Synth LFO Features - Overview - YouTube

 

ループポイントの設置他などの復習になります。

LFO Loopback Points in Serum - YouTube

 

ANCHを点灯させると、拍数に合わせて変化しますが、これを外すと、リアルタイムで変化していきます。

 

<LFOでアルペジオ>

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shiftキーを使いながら、必要な音に設定できます。

この時グリッドは盾が12音の12、横が16分音符換算で16です。

16,12と設置ですね。

この辺まではこれまでの説明で理解できると思います。

 

次にセミトーンを上方48に設定します。

画面で「-2」になっている部分はセンターの音を全音下にずらしているので、ハ長調で弾きたければ、ここは0です。−2にした理由は後で作るファミマ動画のためでした。

この時LFO1を「SEM」にドラッグすることでブルーラインが出てきますので、これを48にすることで12のグリッドを半音に該当させるわけです。この辺は理屈、というよりも機種機種によって違うでしょうから、慣れでございます。

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あとは鍵盤を弾けばアルペジオの出来上がり。

下記はE♭のキーでファミマ入店音アルペジオを作ったものです。

www.youtube.com

あまりSERUMでアルペジオを作ることはないですが、いつか役立つかもしれませんね。

 

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