これらを1本にまとめていい場合は、そのデータを選択して(クリックして選択か、ツールの「I」モードで選択か、
⌘-コマンド-押しながら選択で複数選択)、または右クリックまたはオーディオメニュー「サウンドバイトをマージ」またはshift+option+Mでサウンドバイトをマージできます。
マージ後のデータです。
マージによりデータが1本になるので扱いが便利です。
この作業はトラック画面でもシーケンス画面でもどちらでもできます(ソング画面でチャンクのマージもできます)。
(シーケンス画面でのマージメニュー選択例)
このとき「後でまた元のデータが欲しくなるかも」という場合はトラックを複製し、
複製したトラックの方をマージしておくと安心です。
マージはアンドゥで戻れますが、膨大なデータの時は面倒です。
もちろん切ったデータは非破壊なので選択→伸長で復帰できますね。
この時しばらく使わない分割されてるデータの「有効」ボタンは切っておくとCPU/メモリを少し稼げます。挿されているエフェクトやプラグインが休止になるからです。
また下記のように、曲頭から選択してマージすると、
曲頭からのデータができます。
必要なデータをマージし終えたらサウンドバイトウインドウで「未使用のサウンドバイトを選択」
「削除」を選びます。
この作業で消すファイルは永久に消えるので十分に注意してください。
PCが重くないようなら完成後最終バックアップ時にやることをお勧めします。下記のように4回注意事項がでます。本当に消えて困ったことが何度かあります笑。
その代わり削除すればスッキリして、 参照データが少なくなることで動作もサクサクします。
マージの基本機能は以上です。
あとはさっと思いつくマージ技を書いておきます。
このようにセパレートしたデータも二つ選択してマージすると、
一本になってくれます。移動するときとか便利です。
またサウンドバイトの途中を選択してマージしても
選択したところが1本のデータになってくれます。
またこのように音量の小さいデータを
バイトゲインつまみや、数値打ち込みで持ち上げた後、マージすると下記のように音量が上がったデータでマージされます。
マージしないときはPCは音量を毎回あげる作業を行うのでCPUを少し食います。細かい話ですが。
もちろんバイトゲインのラインを持ち上げたデータもこのままマージできます。
音量が大きくなり、バイトゲインラインはその音量で初期値0に戻ってくれます。
またピッチデータを細かくいじった後、マージすると、
新たなピッチデータでフィックスされてマージされます。これもPC負担がちょとだけ減ります。ここまで厳密にやらなくてもいいです。あとで「やっぱり元に戻して」と言われることもありますゆえ。
また一本化したデータまたは別トラックにまとめて
そこでマージするのもいいですね。元データを残せます。
しばらく使わないデータは、選択してトラックフォルダを作り、
一括有効ボタンを切り、▼ボタンをクリックして畳んでおくと、
スッキリサクサクいざという時も開いて有効にして使えます。楽曲が完成するまではこれが便利です。散々直した後「やっぱり最初のバージョンがいい」なんて言われても大丈夫笑。
お試しあれ!!!
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