DP9以降を持たれている方で、MX4をあまり開かない、という方のきっかけになればと思います。MX4自体の解説記事や話題もあまりないようですし。
他のシンセと同様、さまざまなジャンルでソロやシンセメロディで使うsineトーンが扱いやすく綺麗エフェクトがかかるのでまずはそこから使ってみてください。
例えば下記の通り、さらっと並べてみたリアルタイム処理のシンセ(RT)に対して、プリジェネレートエンジン(PG)で負荷を軽く動いてくれるMX4やPolySynthはパソコンにも優しいシンセです。
(上記MW EqualizerはEQです。)
もちろん負荷で言えば、AUMIDIシンセには叶わないのですが、単発で音色に微細な変化を与えることができないので、メロディラインをサイントーンで、などという時にちょっと趣で使ってみてください。もちろん無限に音は作れます。
まずバンクをDefault Patch、パッチを1 Basic Defaultを選んでください。
ちっちゃいオシレータ1の窓から「正弦波」を選んでください。
これだけでも綺麗なサイン波が出ます。オシレーターの1,2,3で緑色に点灯しているオシレーターが発音します。
音量は「レベル」で調整してください。
それでも小さい場合は、パネル右側の二つのボリュームで調節もできます。
それでも音量が小さいときは、オシレータースペースを右クリックして音色をコピーすることもできます。
コピーしたなら、オシレーター名を揃え、必要に応じて2,3とも点灯してお使いください。
またシンメトリのフェーダーを左右にスライドさせると粒が立ちます。使用する音楽に合わせて活用ください。
<エフェクト>
ソロなどでsineを使うなら、エフェクトも要り用でしょう。
左にはコーラス(フランジャー/フェイザー)が固定されており、右側にはディレイとリバーブが用意されています。
1のボタンでエフェクトパネルが開きます。
2のボタンでエフェクトをオンにします。
3のバーでリバーブを選んでください。微調整は表れた四つのノブで。
このリバーブやディレイが非常に音色に馴染んでくれますので使いやすいです。
以上です。
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音色を新たに保存するときは、音色を作ったあと右上「ファイル」から
「バンク管理」にてまずバンク名を書き入れ、「新規バンク」をクリックして、新しいバンクが左列にできていることを確認してください。
そのあと右欄の「名前」に音色に名前をつけ、下記ディスティネーションのバンクとプログラムナンバーが先ほど作った新規バンク名になっているのを確認して、「保存先」をクリックで完了です。
この画面で、古い音色の移動先を変えることもできますし、バンク名の変更やプログラム名の変更なども可能です。ちょっとこの画面が分かりづらいかもです。
今回の話はこれで終わりです!
お試しあれ!
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