音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

(Digital Performer)久々のMOTU Digital Performer Webinarより(2023)

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とりあえず新しく出たウェビナー内から、ブログの中に書かれていなかったポップに使えるネタを抽出しておきます。

 

Webinarに参加してる年齢層の高さがなんかすごいです。

こんなにアクティブなシニアいっぱいいるんだ、とか思ってしまった。

というか若い人どこ!!!

 

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10:17からのMIDIデバイスグループを活用

例えばですが、

2トラックに同じシンセを入れて、スタジオメニューからデバイスグループを作ります。

 

小窓がでますので、それぞれを選択して下記のようにします。

 

MIDIトラックのアウトプットをデバイスグループ1(名前変更可能)にして、MIDIトラックにアルペジエータを入れて、下記のように適宜設定します。

ポイントは「デバイスグループを循環」にチェックを入れるところです。

これで二つのシンセを交互に音が飛びます。

もちろん音色を変えてもいいですし、動画のように別のシンセを並べても面白いでしょう。

 

音符は適当に下記のように和音を置いて、二つのシンセのトラックのどちらかにリバーヴやディレイをかけておくと、同じ音色の一方だけがFXがかかる、という効果も作れます。三台以上にしたり、オートメーションを書いたりしたら可能性は無限大ですね。

 

さらに15:40ぐらいから、Stylusのマルチトラックの1-4トラックをデバイスグループにまとめて、それらをアルペジオで鳴らし、ランダムリズムパターンを作ったりしていて面白いです。OmnisやFalconなどのマルチトラックでやったら凄まじいコンクレートができそうですね。

また、アルペジオを使用しなくてもデバイスグループを駆使して、二つの楽器を鳴らす、といったことに活用しても良いですね。

ちなみに、こうした普段やらない機能を使うとM1マックでも落ちますのでこまめに保存を!

 

29:50ぐらいから、レコーディングトラックでドライな音とFXがかかった音を両方録音しておく、的な一つの技を紹介しています。

ハードウエアからのインプットをauxトラックに割り当てて、インサートトラックのポストフェーダー位置にdiamond driveのディストーションを差して、プリフェーダーの音をbus10に、歪んだ音をbus9に流して、

スタジオメニューのマルチレコードをオンにして、

 

 下記Vox1,2を同時に録音して、1には歪んだ音がプリントされ、2にはドライの音が録音される、という技を紹介していました。

録音業の方はご確認ください。

今回のテーマが一本指でオーケストラ!という感じでアルペジエーターやパターンゲート、フィルターなどを使ってデバイスグループで演奏しまくる、みたいな回ですので、そういうプレイに興味ある方は全編ご覧になると良いと思います。

 

次にいきましょう。新バージョンの説明ウェビナーが二つあったのですが、最初のは大体ブログでも説明しています。もう一つの中でAuto Tripletという機能があったのでご紹介します。

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こちらの動画の2:00ごろです。

 

普段はオートか固定値で使っています。

ここに「Auto Triplet」という項目が追加されました。

この機能は当然オートの時に有効です。

 

「Auto Triplet」を選ぶとグリッドが三連になるわけです。グリッドを拡大すると八分音符以下の三連になってくれます。二拍三連とかにはなりません。大きくすると四分音符になります。

これはショートカットがOption+tで設定されます。

三連を使う曲の場合は、「オート」にしておいて、ショートカットでグリッドを三連系に切り替えられるわけですね。便利。

 

そのほか、メロダインやAudio to MIDIなどの詳細などもデモンストレーションしてくれています。ただ該当のARAソフトを持っていないと、ピンとこないと思うので、ここでは省略します。

ささっとわかったことは下記に追加しておきました。

メロダインが他の追随を許さないのでZTXとARAの二本立て、というちょっと不恰好なシステムを並行させることで、今後よりより体制をとっていくのでは?と感じました。

www.terrax.siteまたアーティストウェビナーはほとんど見ていませんが、DPの画面見せてくれる時間は僅かしかありませんので、お時間ある人はじっくりご覧頂くと日本では知り得ない情報が聞けることと思います。

 

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