音楽教育活動奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と...旧音楽教室運営奮闘記。

作曲を趣味にしませんか?(その1)

2019.4.2⇨2020.10.12更新

長い人生の楽しみの一つに作曲/音楽制作を趣味にしてみるのはいかがでしょう。

 

この記事は全く作曲経験がない、というところからある程度作曲のイロハが理解できるところまでお連れするブログ講座です。

 

先に大事な結論を先に書きます、この文言を読んで、ぱっとイメージできた人は、この先読む必要はありません。全部自分できるでしょう。歌物とインスト楽曲に分けます。

<歌物>

・何か一つ鼻歌を作るか、歌メロにしたい歌詞を作る

・そこに歌詞またはメロディを乗せて、適当にビートを乗せる。

・和音はなんでもいいので取り急ぎのせる。

<インスト>

・作りたい楽曲の雰囲気に合う効果音またはイメージする短いメロディを作る。

・そこに雰囲気に合うビートを乗せる。

・その他はなんでもいいので適当に載せる。

作曲でやるのは結局これだけです。これらをいかにもそれっぽく作る汎用事例をまとめたのが各種音楽tipsです。それを取り入れれば入れるほど作業は面倒になります。

上記だけで、あとは感覚に任せて自由に作ってください。

もうすぐプログラムに投げるだけで音楽ができてしまう時代が来ます。

 

上記の条件だけで自分でやって初めて自分らしさが出ます。

それをこのブログでは「独自論を作る」と表現しています。

 

 

 

 

 

<第1回>

スマホの無料録音アプリだけ用意してください。持っていない人は、

スマホ 無料 録音 アプリ

で、検索してみてください。または音を録音できる機器を。

  

<作曲の順序>
作曲にはいろいろな方法があります。

ここでは一人で作れるようになるための代表的な方法を紹介します。

 

■メロディーから作る
ふっと思い浮かんだ鼻歌を録音して記録していくパーツ組み立て型作曲法です。

ラーラーララララ

ラーラーララララ

ラララ、ラララ、ララララー

これに適当にメロディがつけられますか?

または、駅の夕暮れを思い出してください。切なくてどこか暖かい夕日があなたを照らしています。これがドラマだったら、優しいメロディが流れそうですね。

何かメロディが浮かんできませんか?

これがメロ先(メロセん)の作曲です。いい悪い関係なく、何かそれっぽのが出来たら、録音アプリで録音しておいてください。それが最初の最初の一歩です。

またメロディができなくても「ピアノの音が聞こえる」とか「誰々の何何という曲が流れた」というイメージでもOKです。それも作曲行為の一つなんです。

 

■カラオケから作る
何でもいいので知らない曲のカラオケ音源(または歌のない伴奏だけ・リズムだけの音源)を流しながら、適当に歌います。なんかフレーズが出てきたら、一緒に歌って記録しておきます。

カラオケで選曲間違って知らない曲を適当に歌ってみちゃう感じ。それも才能なんです。

 

■歌詞から作る
いつも頭の中にメッセージがある方は、好きな言葉やフレージング(文脈・文節)、文章を詩のように作り、先に歌詞を作ってしまう方法もあります。

「明日も晴れるといいですね」

この言葉にメロディがつけられる人は、詞先(しせん)作曲が出来る人です。

すべてプロもやっている手法です。とにかくいろいろ口ずさみながら、あ、歌っぽいかも!と思ったら録音してみてください。

最初はどこかで聴いたようなメロディが出てきてOKです。

 

他にも風景を見ているとメロディができる人、リズムを刻んでいるとメロディができる人、寝る前に曲ができる人、ゴルフの時に曲ができる人、外を歩いていると曲ができる人、色々います。あなたもそういう特殊なタイプかもしれません。

上記のやり方でうまくできない人は、日頃様々な状況でメロディを作ってみてください。ひょっとすると誰もやっていない方法で曲ができるかもしれませんよ?

 

<ダサくても、できなくてもOK>

自分の顔が気に入らないように、最初は自作のメロディも気に入りません。

でもある日、ふっと愛着が湧いてきたあなた。 才能があります。

この世界で人を救うのは、愛か歌か医療技術です。

ぜひ良いメロディを作っていきたいですね。

 

次の回はこちら

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制作作品例

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