音程がわからないレベルの時は、音楽理論はちんぷんかんぷんです。
だから「九九」を覚えるように、まず音名を暗記します。
九九並みに音楽的日常で役に立ちます。
英語名で覚えるのがポイントです。
ドレミはcから始まるので
c-d-e-f-g-a-b
が順番になります。これを最初は覚えてしまってください。アルファベットが言えれば大丈夫ですがgの後にaが来るのでここだけ間違わないように。
<音程覚え方、シャープ系>
cc#、dd#、eff#、ウン、
gg#、aa#、bc繰り返し
調子よく言いましょう。
音楽家らしくワンツースリーフォーのテンポで、
シーシーシャープ、ディーディーシャープ、イーエフエフシャープ、うん、
ジージーシャープ、エーエーシャープ、ビーシーくりかえし
というテンポ感で。「うん」を入れるとちょうどいいです。
もちろん最後のc最初のcは同じcです。
<音程覚え方、フラット系>
これは語呂合わせではなくて理屈です。
c#は次のアルファベットの♭⇨d♭
d#も次のアルファベットの♭⇨e♭
f#も次のアルファベットの♭⇨g♭
g#も次のアルファベットの♭⇨a♭
a#も次のアルファベットの♭⇨b♭
です。
c-d-e-f-g-a-b
さえ言えれば、わかりますね。
e-f
b-c
の間には#や♭はありません。この段階でピアノの鍵盤を見ると今覚えた理屈で並んでいるのがわかります。
まずこれを完全に覚えてしまってから、音楽理論に取り組んでください。
覚えるまではcdefgabをどこかに書いておいて、端からぶつぶつつぶやきましょう。
コードの作り方、DTMなどで使えることはもちろん、移調、楽曲アナライズ、作曲、編曲、音楽制作業全般全てにこれらの知識を毎日使います。
これは覚えれば済むことなので、覚えてしまってください!!
<おまけ応用編>
ではd##(dのダブルシャープ)って何でしょう。
⇨dから二つ高い音、という意味ですから、d-d#-eでd##=eです。
ではe#は何でしょう。
⇨eから一つ高い音、という意味ですから、e-f,,ですからe#=fです。
音程の複雑さでもあり、理屈を覚えれば応用もすぐです。
音名が覚えられたら初心者卒業です!
頑張ってください。