音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

(Digital Performer)DP9制作の動画4(コンプの使い方・覚え方、リミッターの使い方・覚え方)記事(MW compressor,MW Limitter、MW EQ)

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前回!

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さらに続きを作ってくれました!!

 

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今回はミックス作業を公開してくれています。

有り難く参考にさせて頂きましょう。

<MW Compressor>

DPの強力なコンプです。

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赤丸で自由に帯域を設定でき、どのくらいかかっているかを黄枠のソロ、とバイパスで聴き分けられます。コンプが全て!という時代の頃のいかにも職人用な感じの仕様ですね。

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このinputとoutputをこのようにするだけで効果倍増・・笑。一気にコンプ音にしたいときなど。これは初心者用のやり方ですので、耳が良くなってきたら自分でinputとoutputを調整してください。それだけ効きがいい、という意味です。

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それぞれに対応してます。凄く分かりやすいです。

 

<初心者のコンプの使い方>

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結果、波形が安定し、いろんなエフェクターを掛けやすくなりますし、ミックスされた音も安定して聞こえます。叫び声を下げ、囁き声を上げて全体の音量にばらつきがないように整えます。これを全トラックやっていくと、全体の音圧が綺麗に持ち上がります。

f:id:terraxart:20190118191225p:plainこれが。

f:id:terraxart:20190118191243p:plainこれに。

まずはボーカルとマスタートラックだけに使いながら耳をコンプの音に慣らしていただきたいです。コンプが効いてくると、音の輪郭がはっきりして時にきらびやかに、時にのぺっとします。

 

DPのこのコンプをマスターにさして、low500前後、high4000前後、ゲインを2あげて、スレッショルドとレシオを下記のように傾けて、オンとオフを切り替えるだけでもガッツリ低音と高音が増して、音が太くなっている感じを確かに感じると思います。

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でもこれはイコライザー/マキシマイザー効果を感じているだけでコンプの効果は3割ぐらいしかありません。単純に高音と低音がごわ!!!!っと出ているので「おーーーー!!!」って思うだけです。でも最初はこれが大事です。

(全部上げるとただ音がデカくなるだけでそれはコンプの効果、というより、ただのボリュームフェーダーの上げ下げの効果しかわかりません笑)


アタックとリリース

これは0.1秒の単位で設定できるもので、これを防音でない部屋で、安いヘッドフォンでの作業で初心者で聞き分けられるはずはないので、最初はデフォルトのままでOKです。テンポの速い曲やボーカルが短い音を区切るメロディが多いタイプの曲などで、試すと、ひょっとすると感じられるかもしれません。

それによってキレが増したり、分厚くなった印象を感じられたりすれば、めっけもんです。これはちゃんとしたスタジオ作業でエンジニア業の人が初めて聞き分けられるものなのです。

分かりやすい例として、たとえば、

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highをソロにして、ゲインをめちゃくちゃ上げて、短く切るボーカルのフレーズとかでリリースを0かめいっぱいで1小節ループにして聴き比べると、明らかにリリースが長いほうが音が分厚くなるので聞き分けられます。

こうやってそれぞれのノブがどんな感じを自分に与えてくれるかを覚えると、全体でいじったときも「耳がそういう聞き方をしてくれる」のでなんとなく理解できるようになります。アタックとかはスネアやバスドラが分かりやすいでしょう。

 

このぐらいのゲインでやるときは、リリースツマミは一時停止してから触らないとパツ!!!っていうヤバい音がスピーカーから出てくるときがありますので、優しく触りましょう。

  

<MW Limitter>

リミッターはぶった切るだけです。

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こういう波形を

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容赦なくぶった切るか、

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音を持ち上げてばっさりやるか。

当然、切り過ぎれば、音が割れます。だからコンプである程度整えられる人でないとDPのリミッターは使いこなせません。

EBus limitterのように絶対に割れない(?)リミッターもありますが、

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普通は上手にできず割れるのです。

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DPのリミッターはそういう旧来のリミッターなので、設定を間違えれば音が不自然になるので、このリミッターは上級者向けです。使ってみて音が割れても落ち込まなくていいです。EDMのような音楽を想定していない時代のlimitterです。

コンプである程度整えたら、申し訳程度に使うぐらいが良いです。

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リミット掛けながら16ビットから24ビットへの変換などにだけ使うこともあります。

ルックアヘッドやリリースは先のコンプと同じで耳で判別できるのは職人さんだけなので、経験値を付けていきながら勉強しましょう。

DPのユーザーガイドP999に。

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と記述があります。まずこの辺からツマミをいじってどのように変化するか見ましょう。

どうしても全体で上手くミックスがいかない時があります。

 

そんなときは・・・EBus Limitterがいいよ・・・笑。

今は挿すだけで良い、っていうエフェクター多すぎ。

 

 <MW EQ>

 イコライザーはこちらも紹介しておきます。

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右のパネルのEFTを押せば、リアルタイムに波形が出ますので分かりやすいです。

その右横のスピーカーボタンみたいなやつは、押しておいて、画面上のポッチを上下左右に動かすとピンクノイズが聞こえます。あんまり使ったことないですが、そういうやり方で判断される方はご活用を。

なにより波形が見えるのが大事だなぁ、と感じています。

このEQも大変こまかく丁寧にガッツリかかってくれるのでほぼすべてのトラックに挿して使っています。



<PAN>

PANは伝統的に決まっていて

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      左     中央     右

ライブバンドの配置やオーケストラの配置通りにPANを振る(奥行きは画像上のイメージ)、というのと同じなのですが、 何故かベースは真ん中なんですね。低音が左右ずれて出てくると違和感がある、というのが伝統的な考えです。

 

 次の動画も楽しみに待ちましょう!