当ブログでの音楽理論関連基礎記事の目次(基礎)〜年代別独学のススメ - 音楽教室運営奮闘記
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第3回 ちょっとだけリズムを付けてみよう2
今回は前回のバリエーションに加え、もう一越え、リズムを付けてみましょう。
ご自身だけの資料を自分で作って、自分で書いて、覚えることをお薦めします。
譜例1
四分の四拍子では一小節に四分音符は四つ!!
譜例2
新しく登場するのは八分音符(はちぶおんぷ)、四分休符(しぶきゅうふ)と八分休符(はちぶきゅうふ)です。休符というのはお休み=「音を弾かない」ということです。これらの休符の長さも決まっていて、今回は四分音符の長さに相当する四分休符と、八分音符の長さに相当する八分休符が登場します。
また八分音符とは、四分休符の半分の長さで、1小節に四分音符は四つで済むところ、八分音符を用いると8つ必要になることから、こう呼ばれています。下に四分音符分割の例を出します。イコールで示していますが、分割するとイコールです、という程度の意です。
八分音符の表記は単品のときと並んだときの二つありますので覚えてしまってください。音の長さの関係も示しておきます。
さっそく譜面を読んでみましょう。
これまでと同じように読んでみてください。
ゆっくりでも良いので「イッチ! ニ! サン! シ!」というリズミカルさを忘れず。
楽器でいきなりは無理!という場合は口に出していってみてください。口で音名を言っても良いです。
また、手や足で「1,2,3,4」というリズムを刻みながら言う練習をしましょう。
練習問題1
次は休符を混ぜます。
練習問題2
大切なのはリズムに乗ることです。
テンポをゆっくりにして何度でもトライしましょう。
次に一つだけ音を覚えます。
今回最後の譜面です。
練習問題3
上達のコツは、苦手なところを重点的にやってしまうことです。
最初に苦手なのは向いていないから苦手なのか、こなす数が少ないから苦手なのか判別できないものです。ある譜面は20分で読めるようになったのに、こっちの譜面はどうもしっくり読めない、という場合は必ず理由があります。
それを重点的に自分の課題にして独習してください。
自分ではうまくやれない、と感じたら一度レッスンに参加してみても良いでしょう。
第四回はこちら。
==コーヒーブレイク〜M-Bankのロビーの話題から==
楽譜読むなら、タブレットでしょ。で、絶対スタンドがいる。
で携帯するならこれ。