ここも東京都です。
熊とか猿とか気をつけましょう。基本は彼らは逃げていきます。というか逃げていく姿しか見たことがないだけです。
ハンガーノックの私の対策法は、事前にアミノ酸を即吸収すること...に落ち着きました。
最近体の感じも分かってきて、ヤバい!と思う1時間前にはアミノ酸を摂取。
食べられる余裕のある時は、消化が良くてエネルギーになるもの、スポーツドリンク。

神奈川県。
最初は江の島まで行こう、って50キロ、が最初の長旅でした。
真夏の炎天下、服装も普段着な感じ。クロスバイク。
とうぜん40キロぐらいで、なんか変だな、って感じでコンビニで自転車を降りたらもうふらふらで。
「なんか変だな」
って思ったら、その瞬間にどうにかしないともうアウトです笑。
ハンガーノック。
食べられない、飲めない、考えられない。
うずくまるしかない、静かなパニック症状。
動悸(もともとパニック障害持ち)...ああ倒れるしかない、倒れたい...誰か救急車呼んで...みたいな心境ですよ。遭難した人がパニックになる気持ちわかります。こんな思考状態じゃまともに歩けもしない。
でもたまたま自転車通勤にも慣れ、パニック発作の症状も自転車によってほとんど起きなくなり、たまたま意識を持ち直して、何とかコンビニに入り、少し涼みながら、何か食べなきゃ、と必死に買ったのがポカリスエットとおにぎりとチョコレート。
食べられません。
喉を通りません。何とか食べましたが、すぐ回復しない食べ物。ポカリで救われたのかも。日陰で20分休息。倒れなくて本当に良かったです。
倒れて担がれたらきっと誰も私を自転車にその後乗らせてはくれなかったでしょう。。。
江ノ島についても、なんだか死人みたいで。
でも不思議なんです。帰りは優雅なもんです。暑い中同じ距離を乗って帰るのに。
多分自分、お家大好き人間なんだ。
だから音楽制作仕事にできるんだと思います。
心理的な焦りやストレスが自律神経をおかしくして炎天下と合わさって一種のパニックになったんだと思います。
今生きてるのは運。それ以外の理由なんてない。偶然生かしてもらってる。
生きてる理由なんていらない。今日起きてまた歩ける、っていうのはなんかもう毎秒毎秒が奇跡。神様に言わせたら「お前いつ突然死んだって文句言えないレベルの奇跡の連続だぞ」です。

熱海。

山梨。
その時はよくわからず、その後、九十九里浜を目指した時も同じような状態になりました。バカですね。また夏の炎天下で。ちょうど千葉の真ん中で上り坂になっていて、高速道路施設に何故か迷い込んで、そこの警備員に"自分の場所が分かりません"って質問して教えてもらった。
この時も思考停止。
朝1200kcalを食べたのに。
恐るべき炎天下。
あと服装も大事。この経験からはじめてサイクルジャージの通気性が良いことも知りました。
でもそれから服装もそれっぽくして、食べ物もコントロールして、朝江ノ島に行ってその後出勤、なんてことも普通にできました。三浦半島一周してから、出勤、とかもできましたから、人間の可能性は無限です。

富士五合目から・雲海。
その間色々試行錯誤してアミノ酸に辿り着きました。
アミノバイタルを12本くらい背中のポッケに入れてます。
ヤバい時は粉状のアミノ酸を3袋一気に飲みます(通例の3倍)。
疲労は30秒後にきえます。
プラシーボも入ってますね。
おにぎりって重いじゃないですか。山登りなどもアミノ酸だけ持って登ります。
1000メートル程度の山ですが。
家-頂上ノンストップ往復行き返りがトレーニングです(大山阿夫利、武蔵御岳が庭)。
富士山の時は"最後のコンビニ"で酸素買っていきました。倒れたくない恐怖からです。
2000mくらいじゃ酸素要らなかったし、吸ってもなんとも感じなかった。

真っ暗。

反対側出たとこ神戸岩付近。
神戸岩付近を旅していた時、ちょっと疲れてもういいや!とたまたま持ってたアミノ酸3袋を一気に飲んで山道を下ったのがきっかけ。
すぐに思考が戻り、いろいろと明瞭に見えてきて、無事帰還しました。
山の中で判断能力を失うと悪魔に飲み込まれた気分になります。呼吸すらできなくなります。
考えているようで、考えられていない。
ただ悪魔の囁きが聞こえる感じ。「こっちへいけ」「こっちじゃない」...。
怖い。疲労であのまま夕方になったら迷って夜になってしまっていたかも。
これ↑ね。
人の心は安定していれば、どんな問題にも対処できます。

体内でアミノ酸は作れません。
締め切りがやばい人。
集中力を保つ必要がある人。
この一週間がいろいろ勝負な人。
効果には個人差があるかもしれませんが。自分を元気にする何かを見つけておくといいかもです。

富士山トライアルの朝、ホテルから。
拝む。