今日はこのツール群を覚えましょう。
優先エディタツールと切り替えかた
今矢印マークとペンシルマークが並んでいますね。この二つが
「よく使う優先エディタツール」となります。
ここに必ず二つ並べることができます。
これはマウスのポインタでどんな作業をするか、を指しています。
矢印ボタンは「ポインタツール」基本的には選択してドラッグして掴んで、といった一番よく使うツールです。
ペンシルツールは、オートメーションを書いたり、MIDIを書き込んだりするときに使います。キーボードの「P」を押しながらでも同じポインタになります。
普段は青色の矢印型になっていると思います。これをペンシルボタンに切り替えるには
・ペンシルボタンをクリックして切り替える
・「X」を押して切り替える
この二つのやり方がポピュラーです。
この優先エディタツールを特に選んでおかなければならない、ということはなくて、先ほども書きましたが、Pを押しながら作業すればペンシルツールになってくれます。
腕が上がってくれば来るほど、このツールの切り替えが激しくなったり、片手でPを抑えているのが無駄、などといろんな感覚になりますので、優先エディタツールで選ぶ方が良い人、そうでない人いろいろ出てくるかと思います。
・キーボードの「A」を2回押すとリセットされてポインタツールに戻る
これも覚えておくと良いです。
以下には初心者がよく使うであろうツールをピックアップしてご紹介します。
ミュートサウンドバイトツール
このミュートサウンドバイトツール状態では下記のようにアイコンが「X」印となり、この状態でクリックしたサウンドバイト(録音したりして記録されたオーディオ(波形)データのこと)の音をミュートできます。
これはサウンドバイトだけでなく、MIDIノートでもできます。
またいちいちツールで選ばなくても「M」を押しながらクリックするとミュートサウンドバイトツールになります。この方がツールを切り替えているよりも早いかもね。
ベロシティツール
今回のメインはこのベロシティツールです。MIDI音の強弱を調節するポインタです。
前回録音したデータはありますか?このPerformer Liteはクリップ型に梱包される仕組みのようで、これがDP10とは少し違います。このクリップ部分(上の青いところ)をダブルクリックしてください。
このように画面の下にクリップが展開されます。
DPで言う所の「クリップウインドウ」の編集画面のようです。
ベロシティツールは、
この-+のマークです。キーボードの「V」をクリックしてもポインタはベロシティツールになります。
この部分でベロシティを選んでください。
あとは赤逆三角形ポッチがベロシティの量なのでここで変えます。
ただ、この画面では、ベロシティツールにしなくても矢印ポインタのままでも変えられます。
ベロシティツールが時短ツールになるのは、このノート画面にした状態で、
ベロシティを変えられる、という点でしょうか。
この辺りは、使いながら慣れるしかないと思います。
やり方が複数あるのは使い手の直感性や慣れを考えてのことです。
DTMは「いかに早く適切に作業するか」が一番のスキルです。
作曲はできてもPCが苦手な人は音楽を記録できない時代です。
また正確に、迅速にインスピレーションを実現するには人間が集中できる30分程度の間にどのくらい作業ができるか、にかかっています。
DTMで工夫するのは最初は実際の制作作業をそつなく行うことですが、そのあとに「スピードアップするための努力」が欠かせなくなってきます。
是非ともDTMに慣れた人は「1曲を仕上げるスピード」にこだわってみてください!
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