M-Bank Digital Perfomer使用法のお問い合わせ
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DP11.01が出ました。
Fader Height機能
shortが加わった、と書かれていました。
そのほかの拡張機能やバグ直しは、ちょっと難しくてわからないです。
でも確かに扱いやすくなっています。
Articulation Maps
今回のアップデートで私は初めてアーティキュレーションマップが使えるようになりました。この日本語ソフトでのバグ修正に含まれていたようです。
こちらではおなじみデビッド・ダス氏のわかりやすいアーティキュレーションマップ解説動画。
ダス氏はspitfireBBCを24台ぶっさしてガチなプロジェクトで紹介してくれてます。
このアーティキュレーションマップは、結構「ガチな人の作業が楽になるように」作られた機能のような印象あります。
このDPのアーティキュレーションマップ機能を使ってみて、
え、、全部これ自分でやんの????
と絶望した人垂涎のダス氏が紹介している、アーティキュレーションマップが売ってるとこ笑がすごすぎ。下記にそのフォローしているプラグインリストがあります。
1万円ちょっとです。ごっつりオーケストレーションやる人は買いなのかもしれませんね。DPがマップ機能スタート!、ということで早速販売されています。下記は販売者の動画。
私がよくわかっていないのかもしれませんが、こういうマップデータは日本では売っているのでしょうか???
一応BBCを持っているのでサクッとアーティキュレーションマップの説明をします。
BBCインストゥルメントを挿したらプロジェクトメニューから立ち上げます。
左上で該当する BBCのMIDIトラックを選び、
こうなって↓
こう出たら、Grobalを選択して下段の「New Map」を選択します。
Grobalは他のプロジェクトを立ち上げてもそのまま活かせる設定です。
Projectはプロジェクト単位の設定です。
もちろんコピペで兼用できます。
そして名前を打ち込みます。
察しの良い人はここでわかるでしょう。そうなんです、これ全部自分で一つ一つ設定しないといけないんです。
とりあえず名前は「BBC」にしました。
そして一番上の「Articulation1」の文字を選択した状態で、「Remote」と「Output」で「Note On」を選択します。
今回の11.01でDelayが追加された、というのですが、これはアーティキュレーションが反応するまでどのくらい効果発動を遅らせるか、というマニアックな機能でした。
中央画面の「Click For New Articulation」をクリックするとどんどんアーティキュレーションを追加できます。順番に作ります。
Spitfireの場合は下記のようなマップになっています。だいたい低音か高音で探せば大丈夫です。c-2というのは「cのマイナス2」ですから(cの2ではない)、鍵盤のかなり低いところ、ですね。
あとはそれぞれの名前をつけます。ダブルクリックで名前が変えられます。
日本語でもいける。
(画像クリックで拡大)
そしてSymbolのところもちゃんと選んでおきます。これが楽譜にそのまま反映されて便利です。それぞれ選んで指定しておきます。「Use Custom Text」で適当な指示用語もかけます。「BURN!!!!」とかでも。
あとは打ち込むだけ。
こんな風に普通に打ち込んで、ベロシティレーンを「Articulation」にします。
こうなります。
あとは、演奏法に合わせて各音このレーンをドラッグするだけ。
楽譜もアーティキュレーションで決めたシンボルになってます。
これで下記みたいにキースイッチが楽譜にならなくて済みます笑
おまけでどーでも良い技を紹介します。
これキースイッチがあるプラグインはなんでも使える、というわけではなさそうです。それとも私が知らないだけか。
例えばNexus3を一台挿してます。
こんな風にしておくと、
こんな風に指定した通りに楽譜書いてくれる!!!
...でも音はただの音階のままなんですけどね。こんな風に楽譜書くときしか使えないけど、アーティキュレーションマップとはこのように指定したら自在にプレイが変わってくれるんかと思ってしまったのですが、まさかねぇ。。対応メーカーが限られているものだとは知らなんだ。
ex.としたのは、元の楽譜を新たなアーティキュレーションで音符に反映させたいときは、上の図のように、一旦アーティキュレーションのボックスを動かして元に戻すと更新されて楽譜に記号も反映される、という意味です。
自分がよく使うmusicLABとAmpleとIK Multimediaのアーティキュレーションマップがなかったのでなんか物足りないのですが、Eastwest,Spitfire,Vienna派のひとはなかなか感涙モノかもです!
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