2019-02-19 (Digital Performer)Digital PerformerのBassLineで学ぶシンセという楽器-その2(midi打ち込み・オートメーション・midi learn) Digital_Performer プラグイン M-Bank Digital Perfomer使用法のお問い合わせ こちらからご連絡いただければ、メール返信かブログ上でお答えします。 www.terrax.site ===== www.terrax.site ではオートメーションを描いてみましょう。 初心者の方には、なんだそれ。という話かもしれませんが、基本中の基本ですので、この記事の通りにやってみて、体感してください。 使うのは前回と同じ、DPのBassLineです。 音色は、AcidからSubBathTubを使ってみましょう。 そしてシーケンス画面の右メニューで十六分音符を選んで(こういう時に音楽理論が役に立つ)、画面のグリッドを細かくしましょう。 で、あとは「P」を押しながら、次の画面のように打ち込んでみましょう。 Pを押しながら打ち込むと、上記のマス目四つぶんの長さの音が配置されるので、その場合は、データの右端をつまんで、左にドラッグして短くしましょう。より細かく音の長さを変えるときは、コマンドを押しながらドラッグすると自在に長さを変えられます。 あとはトラック画面に戻って今作った音データをクリック選択してalt押しながら右にドラッグすることでデータがコピーされます。 これを15回繰り返して(4小節まで作ったら、今度は四小節分をクリックしていけばどんどん大量にコピーできます)、16小節までデータを作りましょう。 これで再生してみましょう。 音が出ますか?? 次にBassLineを開いて、 フィルターモジュレーションのレベルを左いっぱいにしましょう。これで再生してみてください。もこもこいってますか?それでOKです。 次に この深緑のオートをクリックします。 録音を選択します。 赤くなります。 次が肝心です。 ・曲の頭に戻してトラックを再生させながら、手動で、レベルツマミをどんどんゆっくりゆっくり上げてみてください。右端まで回し切ってしまっていいです。でも16小節あるのでゆっくりあげてみた方がスリリングだよ! 音がどんどん明るくなると同時に、BassLineのトラックになにやら、録音もしてないのに何かしらの記録がされているのがわかります。 こんな感じになってます? そしたらシーケンス画面に行って、「ボリューム」というところをクリックして、 インストゥルメント:BassLine[フィルターモジュレーション]を選んでください。 すると画面のぽっちが黒く強調されます。 ここまできたら、これをあとは自由に自分で書いて行ってもOKです。再度自分で再生しながらツマミをいじってもいいです。黒いぽっちを掴めば、上下左右、自在に移動できます。 ペンシルメニューでストレートを選べば直線がかけますので、それで書いてもいいです。 例えばこんな風に、14小節ぐらいで振り切るようにして(これは先のデータを自分で書着直したものです)、再生してみるとどうでしょう。 勝手にフィルターモジュレーションの「レベル」が今書いたオートメーションの線に沿って上がっていくんですね。 そして音もその線に自動的に沿って明るくなります。 まあ、だから「オートメーションを書く」というのですが。 あとは自由自在です。 トライアングルにして、Pとshiftを押しながら書くと、三角の幅が自由に調整できます。Shiftを離したらそこから山のリピートが始まります。 ちょっと幅が長すぎるな、と思ったら、コマンドとshiftを押しながら点の周囲をドラッグ選択して(点が黄色くなったら選択されている合図) リージョンメニューから「スケールタイム」を選択して 上記の黄色い枠内を100より小さくすれば短くなり、100より大きくすれば長くなります。 これグリッサンドやトリルなどの打ち込みなどでも使えます。 これでワブルな感じを出すこともできます。 もちろん、これらの点は一個一個移動が可能なので、手作業で書いてもいいですし、 再度再生しながら自分でもう一回ツマミを回してもいいですね。 またMIDIコントローラを持っている人は、 実際のキーボードのつまみで回した方がいい!っていう人は、 プラグイン左下の鍵盤マークをクリックして青くしたあと、 レベルのつまみを1クリックするとコンソール画面が出ます。その間にお手持ちのMIDIキーボードのツマミ系、フェーダー系をどれかいじります。すると即座にBassLineの画面上の「レベル」があなたが動かすつまみとフェーダーと同期して動きます。 これでオートメーションをマウスではなく、実際のつまみでいじれます。 マウスでは一つ以外のつまみをいじることはできませんが、この学習モードを使えば、複数のノブを割り当てられるますから、二つ同時に自在に変化させることもできます。 もちろんMIDIコントローラーがない場合は、一個一個手書きで書いていけば同じです。 選べるオートメーションの種類は、 このシーケンス画面の下の部分から、 幾つでも設定できます。 ここで書いたことは、他のシンセ、プラグイン、エフェクターでも同様です。 大体のことはなんでもできます。 お試しあれ!!