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不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

(Digital Performer)Digital PerformerのBassLineで学ぶシンセという楽器-その2(midi打ち込み・オートメーション・midi learn)

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ではオートメーションを描いてみましょう。

初心者の方には、なんだそれ。という話かもしれませんが、基本中の基本ですので、この記事の通りにやってみて、体感してください。

使うのは前回と同じ、DPのBassLineです。

音色は、AcidからSubBathTubを使ってみましょう。

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そしてシーケンス画面の右メニューで十六分音符を選んで(こういう時に音楽理論が役に立つ)、画面のグリッドを細かくしましょう。

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で、あとは「P」を押しながら、次の画面のように打ち込んでみましょう。

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Pを押しながら打ち込むと、上記のマス目四つぶんの長さの音が配置されるので、その場合は、データの右端をつまんで、左にドラッグして短くしましょう。より細かく音の長さを変えるときは、コマンドを押しながらドラッグすると自在に長さを変えられます。

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あとはトラック画面に戻って今作った音データをクリック選択してalt押しながら右にドラッグすることでデータがコピーされます。

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これを15回繰り返して(4小節まで作ったら、今度は四小節分をクリックしていけばどんどん大量にコピーできます)、16小節までデータを作りましょう。

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 これで再生してみましょう。

音が出ますか??

 

次にBassLineを開いて、

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フィルターモジュレーションのレベルを左いっぱいにしましょう。これで再生してみてください。もこもこいってますか?それでOKです。
 

次に

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この深緑のオートをクリックします。

f:id:terraxart:20190219202541p:plain録音を選択します。

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赤くなります。

 

次が肝心です。

・曲の頭に戻してトラックを再生させながら、手動で、レベルツマミをどんどんゆっくりゆっくり上げてみてください。右端まで回し切ってしまっていいです。でも16小節あるのでゆっくりあげてみた方がスリリングだよ!

音がどんどん明るくなると同時に、BassLineのトラックになにやら、録音もしてないのに何かしらの記録がされているのがわかります。

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こんな感じになってます?

 

そしたらシーケンス画面に行って、「ボリューム」というところをクリックして、

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インストゥルメント:BassLine[フィルターモジュレーション]を選んでください。

すると画面のぽっちが黒く強調されます。

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ここまできたら、これをあとは自由に自分で書いて行ってもOKです。再度自分で再生しながらツマミをいじってもいいです。黒いぽっちを掴めば、上下左右、自在に移動できます。

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ペンシルメニューでストレートを選べば直線がかけますので、それで書いてもいいです。

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例えばこんな風に、14小節ぐらいで振り切るようにして(これは先のデータを自分で書着直したものです)、再生してみるとどうでしょう。

 

勝手にフィルターモジュレーションの「レベル」が今書いたオートメーションの線に沿って上がっていくんですね。

そして音もその線に自動的に沿って明るくなります。

まあ、だから「オートメーションを書く」というのですが。

 

あとは自由自在です。

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トライアングルにして、Pとshiftを押しながら書くと、三角の幅が自由に調整できます。Shiftを離したらそこから山のリピートが始まります。

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ちょっと幅が長すぎるな、と思ったら、コマンドとshiftを押しながら点の周囲をドラッグ選択して(点が黄色くなったら選択されている合図)

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リージョンメニューから「スケールタイム」を選択して

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上記の黄色い枠内を100より小さくすれば短くなり、100より大きくすれば長くなります。

これグリッサンドやトリルなどの打ち込みなどでも使えます。

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これでワブルな感じを出すこともできます。

もちろん、これらの点は一個一個移動が可能なので、手作業で書いてもいいですし、

再度再生しながら自分でもう一回ツマミを回してもいいですね。

 

またMIDIコントローラを持っている人は、

実際のキーボードのつまみで回した方がいい!っていう人は、

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プラグイン左下の鍵盤マークをクリックして青くしたあと、

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レベルのつまみを1クリックするとコンソール画面が出ます。その間にお手持ちのMIDIキーボードのツマミ系、フェーダー系をどれかいじります。
すると即座にBassLineの画面上の「レベル」があなたが動かすつまみとフェーダーと同期して動きます。

 

これでオートメーションをマウスではなく、実際のつまみでいじれます。

マウスでは一つ以外のつまみをいじることはできませんが、この学習モードを使えば、複数のノブを割り当てられるますから、二つ同時に自在に変化させることもできます。

 

もちろんMIDIコントローラーがない場合は、一個一個手書きで書いていけば同じです。

選べるオートメーションの種類は、

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このシーケンス画面の下の部分から、

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幾つでも設定できます。

ここで書いたことは、他のシンセ、プラグイン、エフェクターでも同様です。

大体のことはなんでもできます。

お試しあれ!!