音楽教育活動奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と...旧音楽教室運営奮闘記。

<不定調性論用語/概念紹介48>ベルトチェンジ

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これは分子構造モデルのリディアンとロクリアンです。詳細は省きます。

この対称性が面白いですよね。

これは、

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こういう音程関係の対称性があるから生まれてくるわけです。

 

このような現象を拙論の用語で「ベルトチェンジ」と呼んでいます。

上方と下方を用いるからこそ見えてくる音の数理の諸関係です。

 

これを活用しまして、

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このような対称性が見つけられます。

 

ドリアンがひっくり返しても同じ、というのは有名ですね。

 

これを和音に適用してみます。

CM7 /=/ D♭M7

Cm7 /=/ Dm7

C7 /=/ Dm7(♭5)≒Fm6

Cm7(♭5)≒E♭m6 /=/ D7

(記号/=/は領域対応の等号とします)

 

この時、

D♭M7 → CM7

は経験的に解決感がありますが、Cm7 Dm7のように浮遊感のある進行にもなります。その他のコードも考えてみます。

C/=/Fm

Cm/=/F

Csus4/=/Csus4

Cdim/=/F#dim

Caug/=/Caug

C(♭5) /=/A♭7omit5

CM7(#5)/=/D♭mM7

CM7(♭5) /=/D♭sus4M7

Cadd9/=/Fmadd11

Cmadd9/=/F(11)≒B♭M7(9)omit3

C7sus4/=/Csus4(9)

C7(#5) /=/A♭aug(♭13)

C7(♭5) /=/D7(♭5)

Cdim7/=/Cdim7

C6/=/Fm7

C6sus4/=/Cmadd11

 

こうした裏返しの領域和音の関係や響きの奇抜さも見逃せません。

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