選択した範囲をリピートさせる
トラック上の選択した範囲を指定してリピートさせる、というところがどこか、という問題。
これです。
トランスポーターのリピートマークを押して青く点灯させ。
エンドタイムの右の矢印をクリックするとメニューが出ます。
その「選択域を読み込む」で指定できます。いちいちリピートマークをあっちへこっちへ指定しなくて済みます。
<DP10.1追記>
9でも使えた機能ですが、画面は10.1で追記します。
またメモリーサイクルの隣の隣、Mに矢印、「リンクメモリートゥセレクション」を押しておくと、
選択したところが自動的にリピート部分になってくれるので、いちいちメモリーメニューから選ばなくても大丈夫です。
その他のオートレコードや、リンクプレイバックのボタンなどにも有効です。
その他のリピート再生メインメニュー
オートリワインド
これをポチッと押すと、
緑のバーが出ます。曲を再生してストップすると、この左端に戻ります。だから
このように横三角(▶︎)をつまんでずらしておけば、所定の位置に停止後にスタートバーが戻ります。この三角もcommandを押しながら動かせば細かく動いてくれます。
オートストップ
自動的に緑バーのお尻で止まるんですが、
バーの隣の灰色四角の終わりで止まるのでご注意ください。この四角や三角は停止・再生ボタンのイメージなんですね。きっと。
メモリーサイクル
普通のリピート再生機能です。ループ機能というよりも、制作時のリピート確認機能、という扱いですね。
リンクプレイバックトゥメモリー
再生を押すと、再生バーは消え、青いバーの範囲を1回再生してストップします。
このようにメモリーサイクルを押しておくと、青い部分がずっとリピート再生されます。(画面は切り取りで張っているだけです。)
オートレコード
録音ボタン押して、手前から再生すると、赤くした部分だけ録音されて、範囲が終わると、録音が停止され、そのまま再生を続けます。ボーカルのパンチインなどに便利ですね。
リンクメモリートゥセレクション
簡単に言いますと、選択した部分に緑バーがついてくる、という機能です。
これが使えるのは次のオートレコード一人作業の時です。
オートパンチイン一人作業!
さあ、ここからがややこしいやつ。基本的に一人録音とかでしか使いません。
ここだけ差し替えたい!パンチイン(半死語)したい!
そしたらオートレコードでこの範囲選択して録音すればOKですが、
この範囲(黄)を一緒に再生しながら、いいバージョンが出てくるまで延々録音したい!
という場合。
①リンクプレイバックトゥメモリーを選択
②ツールのプリロール、ポストロールが使えるようになるので、必要なものを押す。
③画面の「『」と「』」の範囲を決める。
これで『』の範囲が再生され、黄色四角部分のみが録音されます。
さらに
オーバーダブにしておくと、青範囲が再生され続け、赤範囲だけ延々と録音されてテイクが保存されていきます。
テイクはシーケンス画面の↑から。
ずらっとここにテイクが出てくるので、好きなテイクを採用してください。
ウエイト
さらに
この「ウエイト!」を青く点滅させておくと、録音再生ボタンを押してもスタートしません。鍵盤を弾いたりするとスタートします。また、さらに
カウントオフ
「カウントオフ」を使えば、再生されても2小節の猶予があります。クリックでに小節カウントしてくれます。クリックはなるように設定しておいてください。
またクリックボタンをダブルクリックすると、設定画面が現れます。
「録音時だけクリックを鳴らす」
としておけば、クリックは普段オフでも録音時だけなりますので常時青く点灯させておいて、録音作業時だけ鳴らせたりもできます。
ご活用を!
==コーヒーブレイク〜M-Bankロビーの話題==
DP10、MOTUべし。