こんなふうに4トラックあったとします。
一番上のトラックにこんなピッチベンドのカーブがあったとします。
MIDI画面で、このピッチベンドを選択してcommand+c(コピー)しといてください。
これをその他の3つのトラックに貼り付ける場合を紹介します。
ちなみにEvent Type Selectorでpitch Bendだけ表示することもできます。どなたかの動画で初めて知りました。
この後、トラックセレクターで2番目のトラックをクリックして「ペンマーク」を表示させてください。
その後、エディットメニューから、「マージ」を選択してください。
2トラック目に貼り付けられます。「データをその他のトラックにもマージする」というイメージのようです。
これシーケンス画面とかでやったり、ただペーストしてもうまく張り付いてくれません。
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シーケンス画面での選択でコピーする方法も書いておきます。
シーケンス画面で、例えばコピーしたいPANの帯を下に出します。
ここでオートメーション帯を出せます。
「+」「-」でいくつも別のデータを帯に出せます。
そこでコピーしたいオートメーションを選択します。
これだとalt+ドラッグでうしろにコピーしても小節線にうまく合わせられないので、
このようにデータごと選択するとうまく拍単位で動かすことができます。
これはAUDIOデータごと移動させて、AUDIOデータを消し去った後です。
無事移動です。
また、トラックを複製して、サウンドバイトだけ消したりしてもコピーできますね。
トラックコピーしてオーディオデータだけを外しても同じ事できます。
例えば赤枠のPANデータを下のトラックにもコピーしたい時の別のやり方として、まずパントラックを出して、オートメーションだけ選択します(後で説明するようにシーケンストラック内で選択してもいけます)。
そのあとトラック画面に戻り、オーディオデータよりも少し大きく選択して、選択された部分を(薄青部分)持って、altを押しながら下にトラックにコピーします。
当然オーディオトラックもコピーされてしまいます。
この時新しくコピーされた一旦選択を外して(画面の他の部分をクリックするなどして
)、再度オーディオデータだけクリックしてdeleteします。
するとオートメーションのみがコピーされています。
またこれは便利なことに、このコピー方法はモノラルトラックからステレオトラックなどのコピーでもオートメーションだけはできます。
今回はシーケンストラックの中でコピーしてやってみましょう。
オートメーションを選択したらトラック画面に戻って下にalt+ドラッグします。
当然モノラルデータはステレオトラックにコピーされませんが、
オートメーションだけはコピーされています。
ステレオトラックとかでオートメーションだけコピーしても
トラック画面では特に何もデータはありません。選択もされていないので、下記のようにまた少し広い範囲を自分で選択します。
この状態で上のトラックにまたalt+ドラッグでコピーしてください。
ばっちりコピーされています。
midiの場合も同様です。
これピッチベンドです。これを別のmidiトラックにコピーしてみましょう。
ちょっと工夫が必要なのですが、これって他にやり方があるのかもしれません。
オートメーションを書いた後で、
下のオートメーション画面で普通に矢印ツールで選択します。
Iツールで選択するとmidiデータまで選択されて、midiデータごと別のmidiトラックにコピーされてしまいます。そのあとで選択されたまま(選択されると黄色いピッチに変色します-上のデータは選択前の状態です-)、altを押しながらデータをコピーする要領でコピーしたいトラックにドラッグします。
このときmidiデータは選択されていませんから、変な感じです。
こうなって
データだけがコピーされ、シーケンス画面で見ると、
オートメーションだけがコピーされているわけです。
また、コピーアンドペーストでもできますが、おそらく疲弊します。貼り付ける箇所がクリックして選択した部分になるので、1/1000秒でずれないようにペーストするのはほぼ不可能です。
オートメーションを演奏時動かすときは、
緑のぽっちを付けてくださいね。
演奏しながら書くときは、
赤のぽっちもつけてくださいね。
リアサインコンティニュアスデータ
コンティニュアスデータの変更
などをお用いると例えば、PANのデータをコピーしてそれをオーディオデータにチェンジする、みたいなことも可能なのですが、結局PANは左右に64のデータ、ボリュームは0-127というデータ扱いなので、性格のそのままの波形でコピーされるわけではないので、かなりMIDIの扱いに慣れていないと、こうしたプログラムでコピーするより、再度書いた方が早いかもしれませんので、ここでは暫し省略します。
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