音楽教室運営奮闘記

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(Digital Performer)オートメーションの別トラックへのコピー

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もっと専門的なやり方がちゃんとあると思うのですが、ここでは取り急ぎのやり方を書いておきます。

 

自分で見つけたやり方を書きます。

こんなふうに4トラックあったとします。

 

一番上のトラックにこんなピッチベンドのカーブがあったとします。

 

MIDI画面で、このピッチベンドを選択してcommand+c(コピー)しといてください。

これをその他の3つのトラックに貼り付ける場合を紹介します。

 

ちなみにEvent Type Selectorでpitch Bendだけ表示することもできます。どなたかの動画で初めて知りました。

 

 

この後、トラックセレクターで2番目のトラックをクリックして「ペンマーク」を表示させてください。

 

 

その後、エディットメニューから、「マージ」を選択してください。

 

2トラック目に貼り付けられます。「データをその他のトラックにもマージする」というイメージのようです。

 

これシーケンス画面とかでやったり、ただペーストしてもうまく張り付いてくれません。


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シーケンス画面での選択でコピーする方法も書いておきます。

f:id:terraxart:20191215115334p:plain

シーケンス画面で、例えばコピーしたいPANの帯を下に出します。

f:id:terraxart:20191215115453p:plainここでオートメーション帯を出せます。

「+」「-」でいくつも別のデータを帯に出せます。

そこでコピーしたいオートメーションを選択します。

f:id:terraxart:20191215115642p:plain

これだとalt+ドラッグでうしろにコピーしても小節線にうまく合わせられないので、
f:id:terraxart:20191215115334p:plain

このようにデータごと選択するとうまく拍単位で動かすことができます。

f:id:terraxart:20191215120430p:plain

これはAUDIOデータごと移動させて、AUDIOデータを消し去った後です。

無事移動です。

 

また、トラックを複製して、サウンドバイトだけ消したりしてもコピーできますね。

 

トラックコピーしてオーディオデータだけを外しても同じ事できます。

例えば赤枠のPANデータを下のトラックにもコピーしたい時の別のやり方として、まずパントラックを出して、オートメーションだけ選択します(後で説明するようにシーケンストラック内で選択してもいけます)。

 

そのあとトラック画面に戻り、オーディオデータよりも少し大きく選択して、選択された部分を(薄青部分)持って、altを押しながら下にトラックにコピーします。

 

当然オーディオトラックもコピーされてしまいます。

この時新しくコピーされた一旦選択を外して(画面の他の部分をクリックするなどして

)、再度オーディオデータだけクリックしてdeleteします。

するとオートメーションのみがコピーされています。

 

またこれは便利なことに、このコピー方法はモノラルトラックからステレオトラックなどのコピーでもオートメーションだけはできます。

今回はシーケンストラックの中でコピーしてやってみましょう。

オートメーションを選択したらトラック画面に戻って下にalt+ドラッグします。

 

当然モノラルデータはステレオトラックにコピーされませんが、

 

オートメーションだけはコピーされています。

 

ステレオトラックとかでオートメーションだけコピーしても

 

トラック画面では特に何もデータはありません。選択もされていないので、下記のようにまた少し広い範囲を自分で選択します。

この状態で上のトラックにまたalt+ドラッグでコピーしてください。

 

ばっちりコピーされています。

 

f:id:terraxart:20180605131247p:plain

midiの場合も同様です。

これピッチベンドです。これを別のmidiトラックにコピーしてみましょう。

ちょっと工夫が必要なのですが、これって他にやり方があるのかもしれません。

 

オートメーションを書いた後で、

f:id:terraxart:20180605133410p:plain

下のオートメーション画面で普通に矢印ツールで選択します。

Iツールで選択するとmidiデータまで選択されて、midiデータごと別のmidiトラックにコピーされてしまいます。そのあとで選択されたまま(選択されると黄色いピッチに変色します-上のデータは選択前の状態です-)、altを押しながらデータをコピーする要領でコピーしたいトラックにドラッグします。

このときmidiデータは選択されていませんから、変な感じです。

f:id:terraxart:20180605133602p:plain

こうなって

f:id:terraxart:20180605133833p:plain

データだけがコピーされ、シーケンス画面で見ると、

f:id:terraxart:20180605133908p:plain

オートメーションだけがコピーされているわけです。

また、コピーアンドペーストでもできますが、おそらく疲弊します。貼り付ける箇所がクリックして選択した部分になるので、1/1000秒でずれないようにペーストするのはほぼ不可能です。

 

オートメーションを演奏時動かすときは、

f:id:terraxart:20180605135317p:plain緑のぽっちを付けてくださいね。

 

演奏しながら書くときは、

f:id:terraxart:20180605135343p:plain赤のぽっちもつけてくださいね。

 

 

リアサインコンティニュアスデータ

コンティニュアスデータの変更

などをお用いると例えば、PANのデータをコピーしてそれをオーディオデータにチェンジする、みたいなことも可能なのですが、結局PANは左右に64のデータ、ボリュームは0-127というデータ扱いなので、性格のそのままの波形でコピーされるわけではないので、かなりMIDIの扱いに慣れていないと、こうしたプログラムでコピーするより、再度書いた方が早いかもしれませんので、ここでは暫し省略します。

 

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