2018.3.6⇨2020.4.12更新
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歌詞については掲載しておりませんので
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こちら等にて確認ください。
SUGAR TOWNはさよならの町
Aメロ~(アルバム収録タイム 0:33)
B♭M7 |B♭M7 |C | C |
B♭M7 |B♭M7 |C | C |
B♭m7 |E♭7 |A♭M7 |G7 |
Cm7 |G7 |C7sus4 |C7sus4 |
=degree=
(key=F)
IVM7 |IVM7 |V | V |
IVM7 |IVM7 |V | V |
(key=A♭)IIm7 |V7 |IM7 |VII7 |
IIIm7 |VII7 |(key=F)V7sus4 |V7sus4 |
キー表記はあくまで目安です。
AメロでFメジャーキーへの指向を高めるような進行(BbM7-CはIV-Vのような印象を与える)をしておきながら、主和音には戻らずB♭M7に戻る位置でB♭m7へと変化し新しい脈絡を作っています。
B♭m7への変化は、B♭M7に戻ろうとするところを戻らないミスディレクションによって聴き手に明らかな変化を感じさせる。
またこのパートの最後にC7sus4が置かれて二小節流れ、不思議なリリース感を持っています。
着地するドミナントコードとでも言いましょうか。
最後の部分の歌詞は、
「そんな気がしてた 目覚めた瞬間 町を埋めつくす大雪 カーテンひけば」
です。朝目覚めて何となく雪の予感を感じ、カーテンを開けたときの「印象」、つまり「やっぱり」とか「ということは今日は...」というような感情と視覚の連なりがsus4の連鎖によって潜在意識に訴えてくるようです。
メトロポリスの片隅で
Bメロ(アルバム収録タイム0:44-)
C/F |G/F |C/F |G/F |
C/F |G/F |C/F |G/F |
=degree=
(key=C)
I/IV |V/IV |I/IV |V/IV |
I/IV |V/IV |I/IV |V/IV |
サビ前の部分で、トニックサブドミナント、トニックドミナントともいえそうな中間色の和音でメロディを作っています。
IVであるFを土台にC=IとG=Vが交互に鳴ります。
「機能中和コード」。
こうしたコード展開にして、Bメロを形成する、という決断に至る所が大変興味深いです。
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