音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

Music LAB/REAL GUITARシリーズの使い方3

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演奏情報ノウハウ

今回は下記の演奏情報についてのノウハウです。

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これもギターを弾かないとわからない話なので、このソフトに内蔵されているパターンをいくつも試しながら、感覚で覚えていただくしかありません。

マニュアルには下記のように書いてあります。

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(出典;real guitar manual p99)

見方は簡単です。ただし鍵盤のことを知っていないといけません。

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使われている鍵盤は、F-1(マイナス1)、F#-1、G-1です。

それぞれマニュアルによれば、

F1=Full Downstrum(がっつり弾き下ろし)

F#-1=Full upstrum(がっつり弾き上げ)

G-1=Mute Downstrum(少し弦をミュート-複数方法あり-して、がっつり弾き下ろし)

です。

それぞれパターンをじっくりテンポを落として聴いていただくとイメージ湧くと思います。ギターのストロークは、腕を振り落として弾く方法と、振り上げて弾く方法がメインです。それに左手で押さえている弦を押さえ込めばガーンと音が鳴りますし、少し緩めれば音がミュートされて「バス!」って音が鳴ります。ミュートは右手で弦の付け根(ブリッジ部分)でやる場合もあります。

まあ、この辺は弾き語りの動画などを見ていただいて腕に注目していただければ、すぐわかります。

 

このストローク信号を覚える練習は、まず設定をMIDIに切り替えていただき、

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こういう感じで命令情報をちょっと入れ替えてもらうと、それっぽくなったり、なんか変になったりします。その辺の感じ方はいかにも不定調性論的思考ですが、普段ギター曲を聴いていれば、その経験が頭の中に入っていますので、"イイ感じ"になるとピンと来たりします。そういう察知感覚を鍛えておけば、いちいち曲作る前に参考音源を勉強!とかってやらなくて済むんですね。

直感が教えてくれるからです。

 

こうやってわかりやすいところからパターンの置き方をマスターしていってください。

実際にどんな音が出るかを、自分で確かめて覚えて行きましょう。

 

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またストローク情報にもヴェロシティが効いています。
 

だから

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こんな風に小さくすれば、優しいストロークになりますし、

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このようにおっきくすれば弦が切れんばかりのストロークになります。

このヴェロシティの立ち上がりの加減などは、

 

タイミングとか

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ヴェロシティ

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で調整してください。これは前回書いたので省略します。やってみればわかります。

 

これでだいたいストローク演奏の基本はできてしまうのではないか、と思います。

 

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