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(Digital Performer)2018 NEXUS2を購入してみた!
何をいつどう買うべきか
結論としてはエクスパンジョンは必須ではありません。景気付けに買ってください笑。
ここでは予算のある方が最初にエクスパンジョンを買う前に読んでほしい記事、として書きます。
・エレクトロミュージック全般を作る人
・流行りのエレクトロサウンドを手っ取り早く使いたい人
・よくわからないけどエレクトロなサウンドをチョコっとプリセットいじらずサクッと使いたい人(NEXUS3はかなり編集できます)
はNEXUS買って損はありません。
最初から2750種類以上のプリセットが入っています(Starterキット)。
これから本体買う人はStarterキットでいいです。
エクスパンジョンの追加量で値段が変わるだけです。
VIMEO vs Youtube
三角ボタンをクリックするとその場でデモが聞けます。気になったら隣のハートマークを押しておきましょう。
上に戻ってアカウントのWISHLISTからハートマークの音源だけ再チェックできます。
NEXUSのデモはVIMEOを使っています。
(Digital Performer)高SEO Youtube vs 高音質高画質 Vimeoを使い分けよう
VIMEOはYoutubeよりも高音質です。
だからいつもYoutubeを視聴している人は、Vimeoの音を聞くと「めっちゃ音いいじゃん!!」となります。
NEXUSの音が良いだけでなくvimeoの音の良さも乗っかってます。自分なりに差し引いて考えてください。
古めのプリセットはSOUNDCLOUDで作られていますのでご注意ください。
エクスパンジョンデモの見方
デモを再生するとデモ進行で現在使っている音色が出ます。
基本的に一つのエクスパンジョンだけで一定ジャンルの音源が作れるようになっているのがNEXUSエクスパンジョンの特徴です。
エクスパンジョンの選び方
自分が作るだろうジャンルの名前で選んでいただき、予算があるならシリーズになってるものをまとめて買うのが良いです。全てイメージしやすいジャンル名になっているのでわかりやすいです。
ひとつ6000円の音源と3000円の音源があります。
安いプリセットもデモを聞くと欲しくなります。
なので下記のインデックスを活用ください。
初めて買う人は、「genre」で分けて作りたいジャンルのエクスパンジョンを買ってください。それでだいたいエクスパンジョンの感じがわかります。予算に合わせて新しいものから買ってください。
新しいかどうかは、「release」で並び替えて探してください。左上から新しいサウンドが並びます。1よりも2が新しい、みたいなことは言わずもがな。ここ7−8年ですから古い音源も使えない、ということはありません。
「name」でも並べると1,2,3は左上から古い順に並ぶのでご注意を。
新しい音源は上記のようにNexus4でしか動きません、みたいになっています。
逆にこうなっているのはNexus2でも使える、ということですが当時からあるやや古めの音源、ということもできます。Nexus2が2008年発売ですから"その当時流行った音"出会う、という認識は忘れずに。でも使用の解釈でいくらでも新しくできます。
1,2,3,4とかシリーズになっているものは、必ず音色をご確認ください。
1と2がセットになっているもの(1にはbassがあるけど、2にはない)や、1をさらに重厚に進化させていったもの(1のベースよりも2の方が多い)とかあるので、必ずプリセットの音色種別をご覧ください。
音色種別
AR=アルペジオ(鍵盤を押すと一定のメロディが流れる。設定で解除できるものがあるので単音でも使えるものがあります)
AT=アトモスフィア(雰囲気を出す背景サウンド、音程がないものもある、シネマティック)
BA=ベース
BL=ベル系
BR=ブラス管楽器系
CH=コード系(最初から一定のコード感がある、PAD的なもの、雰囲気的なもの、効果音的なもの、など使いづらいけどいざという時の飛び道具的)
DR=ドラム系
FX=効果音的
GT=ギター的(ほぼヴェロシティが効かないけど綺麗な音です)
LD=リード音源(これぞエレクトロ的音、メロディを奏でる音)
LP=ループ系
MA=マレット系(鉄琴木琴系)
OC=オーケストラ系(レトロシンセ系チープな感じが逆に良い)
OR=オルガン系
PD=パッド系(ふんわり背景音)
PL=プラック(撥ねる撥弦的音源)
PN=ピアノ系(これもほぼヴェロシティが効かないけど綺麗な音です)
SC=スクリーチ系(エレクトロでよくある軋んだ感じのリードサウンド/混沌/差し迫る感)
SQ=シークエンス系(アルペジオに似ていますがより効果音的。設定で解除できるものがあるので単音でも使えるものがあります)
ST=ストリングス系
SY=シンセ系(レトロシンセからハードにシュロくされているようなシンセサウンドと思ってもらったらいいです。リードに使えるもの、PADに使えるものなども混ざってます)
TG=トランスゲート系(ARやSQに似ていますがよりレトロパターンループ系の癖のないどこでも使いやすいトランス系のシンセサウンドです。)
VO=ボーカルコーラス系(ヒューマンボイス的なサウンド)
WW=金管木管楽器系(フルート、クラリネット、尺八、サックス的サウンド...etc、あくまでシミュレーション的な)
だいたいこの辺を抑えていただければ大丈夫です。
カテゴリーで眺めると圧倒的にエレクトロ/ハウスが強い、ということがわかりますね。
ドラム系、生楽器系、もエレクトロ用として音がとても良いです。通例のポップスなどでも使えそうです。
音の強弱が調整できないので繊細な音を作るときはより本格的な生楽器音源を別途用いてください。
デモを聞いても選べない
デモ音源はあっという間に流れていくのでそれで感じはつかめても選ぶ根拠にはなりませんが、ピンときたら買ってOKです(不定調性論的思考=そのために直感を鍛えている笑)。
エレクトロアーティストを知ってる人にオススメするアーティストシリーズ
本当はこれ、この世の全部の音源でやってほしいぐらい。
アーティストのサウンドが再現されています。
私もスティーブ・アオキの音が出したくて買いました。その音が出た笑。そして音だけではダメだと知った笑。
お試しあれ!!