音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

モンテッソーリ教育はじめキッズ教育システムを考えてみました2(フレーベル教育)

叱る私たちより叱られる子供の方が賢い

フリードリッヒ・フレーベル(1782-1852)はドイツの教育者。世界最初の幼稚園を開いたのが彼。自然界の不思議に魅了された彼の独自の教育理念を紹介したい。

chiik.jp

 

◆幼児は人類の欠くべからず大切な一員である。

◆母と生後9か月で別れた彼は継母の目を逃れ、自然と向き合う事で学びを得ていった。

◆こどもが強制されずにできる唯一の事、それが「あそび」。大人に干渉されず展開できる彼らの『あそび』の中に全ての幼児に必要なことが詰まっている。

◆こどもが自主的に選んだ遊戯のなかに将来の内面的な生活がある。

◆直接答えず、子ども自身の知識から自力で答えを見つけるための条件を子供に与えてやるがいい。文字や言葉では学びえない事が子供時代にはたくさんある。体得させよ。

◆叱る私たちより叱られる子供の方が賢い。大人は無意識に子供に試されている。

 

◆「あなたの子供が、みつけたものを喜んですぐに真似をしたがるならば、それが新しいことを把握する深い基礎となるのです。」フレーベル

→「母の歌と愛撫の歌」という音楽による知育も特徴。

フレーベル近代乳幼児教育・保育学の研究―フリードリッヒ・フレーベル著「母の歌と愛撫の歌」の教育方法学的検討から 

子どもと一緒に体を動かしたり、反応を見てあげ上げたり、言葉ではないコミュニケーションを通じて効率的にきずなや信頼関係を深めていく。そういう歌が50曲残されている。

 

◆共に動く、歌う、楽しむ、「うれしいね」という言葉などによって母の声で歌が歌われるとき、愛されていると理解する、そうしたことの積み重ねで、感謝する心を覚えていく。覚えずにはいられない。

 

恩物と呼ばれる積木

フレーベルの恩物であそぼう 

◆子供たちは積み木の見本を真似てあそび、慣れることで自分で創造していく。

◆前の日の続きから遊んでいくことで、継続性の中で集中力が身につく。

◆子供は散らかすように見えて、同じものを分類したり、自分の好きな形で「基地」を作ったり、突飛な形で収納したり独自な秩序をつくることも大好き。それを片付けや準備の際に上手に活用したい。

工夫と発見が楽しい! フレーベルに学ぶ模様折り紙 

Dusyma デュシマ フレーベル 積木 大 001 359 木のおもちゃ 木製玩具 並行輸入品 [並行輸入品] 

 

遊び、という点に注目しているのはモンテッソーリと同じですね。フレーベルの概念からさらに脳科学の側面が入ったのがモンテッソーリの手法、というやり方に感じます。

 

どちらの教育法も現代においては様々な科学や、研究成果との融合がなされていると思うので、教育法を選ぶ際には、その施設でどのようなアプローチが日本人向けに展開されているかをよくよく見てみてはいかがでしょうか。

完全にオリジナルなものを追求している、という事ではなく、園長さんや担当講師の志向が必ず入ってくると思うので、やはり親御さんと園の方針が本当に合致するか、という点においてよくよく相談されるのが良いと思います。

 

今流行りの教育システムだから!!!って飛びついている人は、お受験戦争に子供を巻き込みかねず、モンテッソーリやフレーベルが望まぬ教育方針に送り込むことになりかねません。

またその方針を信じるならば、預ける場所だけでなく、家庭でもその方針から親が学び、家族間でも共有できるのが良いですよね。

 

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M-Bankではブレインジムという、脳育方針を基本にトレーニングできる講師がいます。

別の記事でご紹介しますが、全く基本的な方向性は同じであり、子どもへの教育はある程度確立されているが、なかなか社会全体にまでその知識がいきわたっていないのではないか、と感じます。

(記事の参考文献)

『のびのび子育て』 月刊クーヨン2008年 09月号増刊 [雑誌] 

 

そのあたりもこのブログで展開して述べていければよいな、と考えております。