久々に長めのまとまった着想曲です。ずっと過ごした東京の夜についての曲です。
...で説明も解説も終わってしまう曲です。
Audostockでも販売できました。もしよろしければハイクオリティ音源をご購入くださいませ!
独自論スタイルと流行りの和音進行をコラボさせて、自分なりのTokyoを語り尽くしてみました。お写真はイメージ写真です。楽譜もイメージです。人が演奏することを想定していません。
街にはそれぞれ匂いがあって、それがイメージになって押し寄せてくることはありませんか?いつもそれが怖くて街に出ていけないタイプで、出て行ってもすごすごと帰ってきてしまうのです。病的に街にいられないタイプです笑。
でもちょっと離れればすこし静かに見つめられます。
それでも東京の街は自転車でぐるぐるいろいろなところに行きました。
いつも長居できないほどそわそわするのは、そうだ、あの匂いのせいだ、色のせいだ、とか勝手に人のせいにしていました。
そういうことが上手く表現できなかったのですが、不定調性スタイルは実にサクッと狙い通りの音が想いそのまんま乗せられました。調性がない、という意味ではなく「不定調性論的な音選び」と書くべきでしたね。ところどころスケールを無視したり、調性が瓦解するスタイルが好きなんです。それは音楽理論ではなくて、ただの好みなのですが、そういうことをやっていいよ、という音楽理論が限定的になかったので、そういう枠組みを自分で作ったんです。それにより普通の作曲も非常にやりやすくなりました。
このやり方は和声も音階も形式も考えなくていいので自分には楽です。聴く人によっては居心地が悪いかもしれませんが、このやり方、考え方に共鳴いただける方を開拓して、同じ価値観の人と一緒に何かやれたらよいな、と考えています。
動画の最後のスカイツリーと富士と月と金星と街の重厚な和音のごとき写真は、日々紀行でもお写真をお借りしたmidoriさんからまた新たな写真をお借りできました。
ありがとうございます。
また世界中の人がtokyoを楽しめますように。