リスナーを求めない、自身の方法論試行の作品が増えて恐れ入ります。
実績は非公開ですが、今をときめくクリエイターが拙論のありようを実際の商業音楽で、その高い才能を持って闘っているので、私の出る幕はありません。
市場席捲は彼らにお任せし、あちらでは追求されづらい方法論細部のあれやこれやをピアノ曲としてまとめています。
前々回kuun kissa〜月の猫より、クラスターのヴェロシティ調整で響きの揺らぎを作り始めました。前回もこだわり、入れ込んでいていたところもありました。
今回はそこまで追求欲求がなくなった分だいぶ自然な対応ができました。
初対面の人と何度かお会いして会話をするうちに少しずつ自然に話せるようになる、的な感じ??なんかそう言う自然さっていつの間にか生まれませんか?。
夕闇を見ている時、ふっと怖くなったりしませんか?一瞬前まで平穏だったのに。
もし曲を聞いていただける方がいたら、不定調性感独特の響きや雰囲気が、急に視界がモザイク化するような...もわっと霧に巻かれるような...急に"美しい不安"がやってくるような音の揺らぎ...を感じていただければ嬉しいです。
猫は夕暮れ時は外で遊ぶ鳥たちを見つめて、遠くに流れるヘッドライトを見つめて、異常ありやなしや、とパトロールしているのだそうで、黄昏ているわけではないそうですが。絵になりますね。不思議と。
脱走してしまいました。。すぐ捕まえました。裏が空き地なのです。