音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

あなたの音楽ルールは実践から自分で作る~ビートルズ楽曲topic★★★★

2018.1.13→2019.12.2更新

ビートルズの不定調性コード進行分析

13,Because /The Beatles

イントロ
C#m | % |D#m7(b5) | G# |A |C#m |A7 |A13 |D/F# |Ddim |

 

この曲、ベートーベンの「月光」の楽譜の逆さ読み、とされています(アルバムライナーノーツより)。

実際どこから逆読みしたのかまで調べていませんが、「月光」は最後からですと、
C#m | % |D#m7(b5)(?) |C#m |D#m7(b5)(?) |C#m |G#7 C#m/G# |F#m6~
というような展開ですから、確かに似ているといえば似ています。
(?)解釈のコードはディミニッシュ解釈も可能なので、敢えて特定できる、というわけではありません、あしからず。


同曲は「月光の逆さ読み」だ、という種明かしを聞いて、
「ああ、そういうふうに作ってあるんだったら、音楽理論的に考えてもしょうがないか。」
という感覚を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

 

また逆に、
「な?新しいフォーマットだろ?」
って、発したジョンのメッセージに気が付いた人は、当時どんどん新しい方法で音楽を生成していったことでしょう。

 

あなたはこの話を聞いてどちらのタイプですか?

不定調性論は両方を持っています。

コード分析は心象反応で出来ますし、それが理論的であれなんであれ、その流れ、コンセプトに何らかのクリエイティビティや皮肉を感じ、「自分なら、今、こういう制作方法を試したい」と言ったモチベーションも見つけられます。

更に不定調性論なら機能もないので自在に和音分析もできます。

音楽家はこうした自分なりの思考フォーマットを持つべきである、と考えています。

 

 音楽系教育機関で音楽を、音楽理論を学習する際に伝統理論に対する学習が長引けば長引くほど、デビューは遅くなります。

 

そうした学習をおろそかにせよ、と云っているのではありません。

そうした学習は時間が掛かります。ましてや音楽は一生勉強なので、「どこまでやったら一流になれる」ということはありません。作曲も「走ること」と同じです。実際に走らないと、走るための筋力は鍛えられません。ある程度走ることを覚えて、変な癖がつく前に、「どうやったらもっと速く走れるか」「どうやったらもっと楽に走れるか」「どうやったらもっと長く走れるか」を研究します。この段階で好きなアーティストのコピーをやるとスポンジのように使われている技法を吸収します。その後に「コピーしておいた方がいいアーティスト」をコピーします。それから音楽理論書で用語を覚える、というのが順番です。だから最初は、ひたすら適当に音楽やって、「こいつなにもしらねー」と言われ続けてください。最初は気になりませんが、いずれそれが向上心を生んでくれます。嫌になって辞めたら向いていません。勉強してから気が付くより早く次の道を身につけられます。

 


ゆえに、実践的な思考の獲得を半年から一年で持てる学習フォーマットの提供を、伝統学習と同時に行えることが現代の音楽スクールに求められている最大のサービスなのではないか、と思います。

 

今、音楽的に何を持っていて、それをどう発信できるか、そのために先生が何を提供できるかを考えるのが、新しい音楽スクールの一つの形、であると考えます。
受講生は空っぽではありません。皆さん何らかのスキルや素養を持って入学されます。


CとGしか弾けないけど、オリジナル作っちゃいけない、ということはありません。
もしメロディと歌詞が浮かぶのであれば、先生と二人三脚でどんどん作ってみましょう。
最初の10曲ぐらいは勘で作っていくことになりますが、その工程がないと、どう作ればいいかがいつまで経っても分かりません。

野球に興味があって、中学校の3年間はひたすら野球のルールや映像だけを勉強して、高校から実際にやってみる、では中学時代の3年の無駄にした感がすごいです。

とりあえずキャッチボールから野球を実践してみて練習してみて、試合に出てみて、成果を見ていくことで、自分に野球の才能があるのか、それが楽しいのか、これからも続けたいのか、中学の3年間で分かるでしょう?それによって高校では別の道を進むか、または高校野球を目指すことができます。

作曲も同じです。知識は良いので、まずひたすらへんちくりんなオリジナルを作って人に聞かせ続けましょう。学習意欲は「必要性」によって生み出されるんです。

あなたのやりたい、と思っていることに対して、やってみなさい、と言ってくれる先生に出逢ってください。


彼らは音楽理論を知らないのではありません。それらを飛び越して、音楽理論が求め続けてきた「イイと思えるものを追求する為の、過去のいいもの集を用いたその応用の方法=音楽理論の学習後の精神状況」を早速実践しているだけです。

やりたいことをとことん追求することで、やりたくないことも楽しくなりますから。

 

   

 

 

=(同曲構造についてのメモ)==
このイントロは、ジャズのマイナーのII-Vになります。
G#のあとはトニックに戻らず、VIbに進行します。A7はVIb7ですから、ブルージーVIbとされるものです。VIbM7の変化和音であり、サブドミナントマイナーの機能を持つコードと解釈できます。しかしDがIIb△になり、さらに曲の締めがDdimというのも特殊です。
本来はIm--IIm7(b5)をつなぐパッシングディミニッシュコードなのでしょうが、m7(b5)コードにパッシングディミニッシュをつなぐというのはセオリーでは疎まれます。
このImとIIb△は結局そこだけ見ると、フリジアン進行になっています。
フリジアン進行に流れの美しいパッシングディミニッシュの変化使用コードが差し挟まれている、という感じでしょうか。
===

 

==コーヒーブレイク〜M-Bankロビーの話題== 

時間がない!アイロン使わないで一瞬でシャツのシワ伸ばしたい!時用に良くない!w(゚o ゚*)w

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