音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

Waves Ultimate年間サブスクに入ってStudioRackで"StudioVerse"を使ってみた・他複数台のPCで使う設定

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最上級のwavesサブスクに1年入ってみました。

 

毎年数万円wavesには使っていたのでこれを機会にサブスク一本化致します。

WUPを今やっても結局400ドルになるし、先々数年ごとにやっても結局毎年200ドル以上使うし数年ごとにアップデートしたところでwavesの良さの恩恵を受けるどころかアップデートしないことでの不具合を嘆くのなら全部入って最新+追加プラグイン無制限というようなこのサブスクでいいかな、という気がしています。

海外勢の不満の一部は現状維持バイアス(Status quo bias)が加熱してしまって、先々の予算計算ができていないのかな、とも感じました。

 

 

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二台目パソコンでwavesを使うために。

自分ならこれで、この「SSD-KAN」SSDを持ち運んで接続すれば、wavesデータが入っているパソコンで自分のライセンスを使うことができます。二台目ライセンスを使う方法です。

 

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サブスクインストールは同じです。例によってwaves central最新版をダウンロードします。

 

waves centralをアプリケーションフォルダに移して開きます。

 

来た。

 

時間かかります。急ぎの仕事がある人は今日はやめておきましょう。

全部入りコースだからアップデートで20分、インストールで40分...とか。

あ、そしてDPなら、DAWを開くとき読み込み更新でさらに20分。

使わないインストゥルメントのサンプルダウンロードは後日それぞれやったほうがいいかも。

 

 

無事終了。今回のいきなりのサブスク仕組み変更、なんだかんだと1日作業(新旧パソコン2台)。

 

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(Digital Performer)DP11.2にてステレオファイルのモノラルバウンスとデータの扱いを考える

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これは私も実はよくわかっていなかったので、ご質問いただいて色々考えたまとめです。

こんなステレオデータに、みんな大好きPAN CAKEを挿して左右にグルングルン振った2mixを作ったとします。

 

例えばこのステレオファイルをモノラルデータでバウンスしたい時は、

またはAIFFディインターリーヴド。

3.5db減衰は、左チャンネルと右チャンネルが一緒になってモノラルになるので、音が大きくなって割れちゃうから3.5db下げておけばミックス用にも安心なモノラルファイルができる、からですね(Panの法則)。減衰無しでやると割れる場合もあるのでボリュームのおっきいステレオファイルをモノラルバウンスする時はご注意ください。

 

BroadcastとAIFF同じなんじゃないの?とおっしゃるかもしれませんが、規定されたフォーマットが違うので全く違う音になることもありますので、トラックに並べて、ドライさ、厚み、位相感などご確認の上で扱いやすい方をご利用ください。

 

これは簡単ですね。

 

ややこしいのは、このステレオデータをLとRのモノラルデータにバウンスする時です。

例えば、こうですね。

Broadcast Wave (またはAIFF等)ディインターリーヴドファイルでチャンネルは「ステレオ」で書き出します。Broadcastフォーマットは映像機器用のフォーマットなので、音楽ファイルはAIFFにした方が良いとお思います。

確かにLとRのファイルが名前付きでちゃんと分けて書き出されます。command+Iで情報を表示しても

安心してください、ちゃんと間違いなくモノラルファイルです。

 

では、本当にモノラルかどうか確認するためにプロジェクトに投げ込んでみましょう。

 

あれ!ステレオだ(ちゃんとPANは振られたデータになってる)!

ちょっと面食らいます。Rを投げ込んでも同様です。LとRを二つ投げ込んでも上記のように一つのファイルができます。

これがディインターリーヴドファイルの特徴であり、便利なところでもあります。

LとRがファイル名でリンクしているんですね。

だからこのディインターリーヴドバウンスファイルはひと工夫しないと、モノラルファイルが双方リンクしたステレオファイルに見えてしまうんです。

だからファイルを確認しようと、DP側でモノラルトラックを作ってそこにディインターリームドファイル読み込もうとしても新規プロジェクトだと読み込まないエラーもあるかもしれません。

 

そこで

こんなふうに名前を変えてみてください。

test.L→test_L

とかです。とにかく◯◯◯.Lではない書き方でご自身でLかRか分かるようにすればOKです。

これで投げ込んでみてください。

これでモノラルのL,Rに分かれて読み込んでくれます。

このように一回ディインターリーヴドファイルをモノラルで読み込む、という作業キャッシュを作っておくと、他のディインターリーヴドファイル由来のモノラルファイルの読み込みもエラーが無くなりすんなりモノラル処理がされるかもしれません。

 

このようなひと手間処理はイレギュラーですが、ひょっとすると、私の理解が間違っているのかもしれません。老舗ならではの昔ながらのデータ扱いの雰囲気を感じると言えば感じます。

 

もしディインターリーヴドファイルの読み込みでエラーや違和感が発生した場合の一つの作業として参考になれば幸いです。

解釈が誤っている場合にはご指摘いただければ速やかに修正いたします。

また、LRに別れない1本のデータでバウンスするのが、インターリーブドファイルです。


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(Digital Performer)DP11.2メロダインとの連携、11.2アップデートに寄せて(Audio to MIDI)

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全く事情がわからずメロダインとの連携まで1日かかりました。

ここではあくまで私がやった方法ですので回りくどかったり無駄なことをしているかもしれません。

 

<メロダインの取得>

まずMOTUにログインです。

motu.com

自分は11アップグレードを代理店さんで買ってて、11についてはMOTU側に登録してなかったので、メロダインダウンロードの仕方がわからず、まずMOTUに登録するところからやってみました。

マイアカウントの、プロダクトレジなんとかから。

右上の「レジスター ア プロダクト」から登録

 

 

 

登録できたら「ビューでぃてーる」

 

 

やったぁメロダインくんこんちくわ!早速クリック。

 

 

 今度はメロダインのサイトに飛んでアクティベートしないとけない。

「keycode」を一応コピーしておいて「クリックヒア to アクティベートメロダイン」をクリック。

 

 

「シリアルナンバーを登録。」

 

 

コピペ、というか確か自動的に入力されていたかも。

DPユーザーですでにメロダイン持ってる人がいたらなんか逆にすごいけど。

「登録」。

 

 

ようやくダウンロードできます。

お選びください。

 

インストールと諸注意

そしてインストール。

 

DPを開いたら環境設定で、VST3が有効(「成功」)になっているかどうかみてください。

 

もし皆さんそれぞれのプラグインフォーマット設定のために、下記のようにVST3が「非優先」になってたら、下の「有効」と「再試行」をクリックしてVST3を使えるようにしてください(下記の赤枠がTB_Barricadeになってますが非優先の表記事例として示したものです)。この、AUでは開かない、ということがわかるまでにいろいろたじろいで一日費やしました。

 

無事成功したら、これでやっと「立ち上げたらすぐ使える」状態になります。

シーケンス画面のピッチを直したいトラックのメニュー部分で「ARA--」というボックスから、「Melodyne」があります。選んでみてください。

 

もしこういう一本になったら、

 

ピッチ変えたいとこをメロダイン側で選択して、左の「アルゴリズム」メニューから「メロディック」などを選んでください。

2回目以降はスムーズです。

 

 

むむ??驚くけどそのまま「再検出」です。

もう結構直してしまって不安なら、そのトラックはコピーしてマージしておいてください。

 

再検出をクリックすると、検出作業が始まります。なんかこれがレンダリング作業みたいなフォルムで怖いですね。検出しているだけです。

 

 

やっと僕らが知ってるメロダインの画面になりました。

これで業界随一、脅威の編集が可能です。

 

 

でメロダインを使うときは、オーディオデータは「ZTXフォルマント-コレクテッド」である必要があります。大人の事情。

 

PureDSPのままやろうとすると、

 

できないよ、とか、ZTXに変えますよ、的メッセージが出ます。OKでいいです。

 

 

 

どうしてもpureDSPでどうなるかを知りたい、という人は、

メロダインをプラグインとして挿していただいて、

メロダインの「Transfer」をクリックして赤く点灯させて、変えたいパート部分の頭から再生して取り込んでみてください。メロダイン内で録音して取り込むわけですね(昔ながらのやりかた??)。

このやり方ならセパレートしているのでDP側のデータはPureDSPのままできます。

最後の音をeに下げてみましょう。

ここで切り替えて比較してみても良いでしょう。この「プラグインとしても使える」意味が最初わからなかったのです(AUならこのプラグイン利用はすぐ出来る

(°Ծ‸Ծ° ))

が、DPユーザーとしてはこういう方が自然な創作イメージ湧くかもしれません。

録音して取り込むまで待つ作業は面倒かと思いますが、ベテランユーザーは「こういう待ちタイミングで一服するんだよ」とか名言教えてくれます

φ( ˘꒳˘  )メモメモ

 

プラグインだと、DP側は元のピッチのままで、メロダインだけ変わってますね。

DP側g音、メロダイン側e音。

 



だからメロダインをバイパスすると、DP側のピッチで再生され、メロダインをオンにすると、メロダイン側がかまされて鳴ります。

 

 

 

また、メロダインはDPがピッチ認識できない音も可変可能なデータにしてくれたりします。これで息の成分多めの微妙な聴感覚上ピッチがズレてる音とかを直すこともできる?機会が増えます。

 

メロダインを一部無効にする

またここは、メロダイン使いたくないんだよな!という時は、

そのデータをクリックして、右クリックで「Disable ARA」というメニューを選択すれば、いつものDP仕様でできます。

 

メロダインでのマージバグ?

メロダインを選択した状態でオーディオデータをマージすると、上のトラックのようにデータが消えてしまいました。念の為、DP側での作業を行うときは、NoneかBypass ARAにした方が良いかも。これもいずれ改善されそうですね。



メロダインでのマルチトラッキング

またメロダインSTUDIOになると、こんなふうにマルチトラッキングも可能です。

駆使したい人はアップグレードをお勧めします。

これをみてすぐSTUDIOにアップグレードしました。

 

この時例えば、確かにメロダイン画面でもトラック選択が可能なように見えますが、赤枠の中で選択してもピッチの画面は変わりません。DPのシーケンス画面の方(黄色太枠)のほうでトラック選択しないとメロダイン側の画面も変わりません。

これも改善していただきたいところです!



メロダインでのアンドゥ、リドゥ

なおメロダインでの作業の中のアンドゥ、リドゥは、必ずメロダイン画面をクリックしてアクティブにした上で行なってください。

普通にアンドゥしてしまうと、DP側での最後の最後の作業がリセットされてしまいます。正直に言うとこれもエンターを押す前に、メッセージなどで注意を喚起していただいた方が良いかもしれません。

 

その他メロダイン

あとはやっぱり和音の内声変換です。

こういうギターのコード弾きの内声だけいじれます。

 

<Audio to MIDI>

メロダイン関連で最後に一つ

オーディオデータを選択して、エディットメニューから「Copy Audio to MIDI」で

 

こんな感じで、OKすると、

 

結構すごい良い感じでMIDI化されました(ここでは歌メロ)。息の音までピッチ化してる。

DAS氏がピアノソロをMIDIに置き換えてるやばい動画。

www.youtube.com

 

どうしてもDPで変更できないピッチデータをいじる以外は、メロダイン使いきれていないのですが(あまり使わない)、DPユーザーでガッツリピッチいじる人はお試しあれ!

 

公式さん動画!

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(Digital Performer)DP11のコマンド画面(ショートカットメニュー群)を眺めてみた(トリム、ウインドウセット、ショートカットについて)

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今回はDP11の誇るコマンド画面(ショートカット設定画面)をあらためて見てみましょう。

shift+「L」でいつでも呼び出せます。

この最初のマスターチェックは、それぞれのMIDIコントロールを制御するチェックです。ハードウエアなどでMIDI割り当てを行う際には、ここに全てチェックを入れておいてください。これらもショートカットが割り当てられます。

(このマスター機能の存在は、ご質問いただいて逆に教えていただきました。。ありがとうございました!!)

 

パソコンのキーボード以外にも、MIDIコントローラーをお持ちの方は、パット、ツマミ、フェーダー、鍵盤などにもショートカットが割り当てられますので、PCキーボードでやれることがなくなったらMIDIコントローラーをお使いください。

kKORG nanoKEY

以前は鍵盤をグデグデに壊してしまったので、こういうボタンタイプのやつで私は十分です!フェーダーはないけど、ツマミ、パッド、重宝します。

 

 

ずらっと並んでます。これは各メニューで通常は開いてます。

 

それぞれを開くとさらに細かいメニューでMACキー1と2で二種類のショートカットキーが設定できます。自分のキーボードに合ったキーがあらためて全部設定可能です。

 

せっかくですからブログに紹介していないもので特に既に指定のあるものについていくつか紹介してみましょう。

 

まずトリムショートカット。

オーディオを選択して、

コマンド+Uすると、

選択以外のところが残ります。トリミングされるんですね。

 

さらにこの「オーディオをトリム」は

オーディオとMIDIのデータを両方選択したとき、

オプション+コマンド+Uだとオーディオだけトリミングされます。

ま、使わんかな...笑

 

他にも「選択域のすべてのトラックを選択」という一瞬変な日本語のようなショートカットを試してみると、

一箇所選択してみて、

オプション+コマンド+Aでその選択域の全てがのトラックが選択されます。その小節全削除の時とか便利そう。

選択域の解除であるコマンド+Dも使えます。これはadobe系と同じ選択解除のショート化とですね。

 

 

他にもウインドウ選択関連で、

それぞれの画面のショートカットがあります。

こんな感じ。

 

これは例えば、一つのデータを選択して

シーケンス画面で同時に見たい時。シフト+Sで

シーケンス画面がデータ部分がフューチャーされて出てくれます。

 

これ上下を色々変えたい、とかいう希望もあるでしょう。また下記のようにごっちゃいなったら


例えば、ウインドウメニューでEditingを選ぶと、

上にトラック画面、下にシーケンス画面でウインドウ出現パターンが決まってくれます。もし独自のレイアウトにしたければ、下記の「ウインドウセットを保存」で保存できます。再度ウインドウとかサブウインドウとかを出してしまうと、次にショートカットで出す時、サイドとかに出てしまったりするので、この設定の癖を掴んでおくと良いと思います。

 

その他にも

トランスポートの初期設定

 

ツールバー関連の初期設定

 

楽譜編集関連の初期設定

(フォントの設定や太字、斜体などショートカットがあるんですね)

 

ステップレコード関連

 

ツールナビゲーション関連

などとにかく豊富です。

よくわからないときは、下記の虫眼鏡画面のところで「ミックス」とか「トラック」とか「早送り」とか検索してみてください。

例えば速送りとか「早や送り」とか色々文章の勘違いなどがあると思うので「送」とかだけで検索しても

このように出てくれるので上手に検索してみてください。

巻き戻しとかは「巻き」では出ません。

「巻」で出てきたりします。この辺は日本語のソフトではないので「癖をつかむ」ことで使い勝手に慣れます。

 

 

なお、下記のようにショートカットが設定されていないところは自分で設定できます。

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おまけ

バグ(脱字)を発見しました。

 

お試しあれ!


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(Digital Performer)オーディオデータの取り込み

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オーディオデータを投げ込む時、

トラック画面なら左側にドラッグ&ドロップすれば、新規トラックが作成され、読み込まれます。

f:id:terraxart:20220412232857p:plain

既存のトラックに投げ込みたい時は、トラックの真上に。

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この余白は読み込みません(いずれ読み込めるようになってほしいなぁ....)。

 

シーケンス画面なら

f:id:terraxart:20220412233452p:plain

です。

 

mp3ファイルもwavになって読み込まれます。

オーディオデータのサンプルレートやその他形式の関係で、めっちゃ曲の後半に配置される時などもあります。

(参考)

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またファイルメニューの「オーディオの読み込み」は、実行すると、

f:id:terraxart:20220412234256p:plain

 

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プロジェクトメニューの「サウンドバイト」画面に読み込まれますので、

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サウンドバイト画面から音源をつかんで、プロジェクト画面に投げ込んでください。

 

お試しあれ!


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