音楽教育活動奮闘記

不定調性論からの展開~音楽思考の玩具箱

I've Just Seen A Face〜機能分析できたら、次何やる?ビートルズ楽曲topic

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27、夢の人 -

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この曲は、V→IV→Iを持つ曲です。

topicは少しこじつけになってしまうのですが、ビートルズの曲はいろんなアイディアをくれるので、唐突ですが機能分析できたら次何やるの??という話題と繋げてみます。

 

A | A/G# |F#m | F#m/E |
D |D E |A |
A | A/G# |F#m | F#m/E |
D |D E |A |
E |D |A D |A |

 

カントリー調の曲想。
サビの部分「E-D-A-D-A」において、IV-Iの終止がみられます(D-A)。
いわゆるアーメン終止だからといって、アーメン終止独特のサブドミナント終止感という印象はあんまりないと思います。

つまり「これはサブドミナント終止です」と分析される進行とはちょっと違う感じがしませんか?
でも、通常、これはIV-I、と分析するでしょう?

でも、この分析でこの音楽の何が分かったのでしょうか?

機能和声論は初学者が構造のパターンを把握する方法論の一つにすぎません。

 

だいたい楽曲の構造が把握できたら、今度はコード感を自在に使いまわせることを想定して楽曲のコードに触れてみてはいかがでしょう。

 

例えていうなら、「昨日会ったU子さんという女性はね、顔の部分に目と鼻があって、その下に口があったのだよ。いやあ、他の人と同じような感じだが一部は変化があって素晴らしい。」

こんな感想言う人いませんね。コード進行分析は、いわばこんな感じで見た目をそのまんま述べている(形態分析)だけにすぎません。目のラインがいい、目と目の間の比率がいい、とか笑。たしかにそういう理解の段階もあるでしょうが。

 

不定調性論的思考はここから先が大事です。

 

つまり、ここでのIV→Iは"あなたにとって『何』か?"を考えなければならないわけです。

これは、あなたの中にある感覚、思想、経験、知識に基づいて判断すればよいです。

U子さんと話してみてとても良い人間性を持っていたら、目と目の間の比率とかどうでもよくなるんです笑。

 

 

わたしにはこのDが、EのVIIbのように感じます。これを「VIIb感」といいます。

C  |F  |G  |C

C |Bb  |G  |C

は皆さん、印象はどう違いますか?

私は後者にドライな感じ、ダイナミックな感じ、直角に曲がる感じ、みたいに感じます。

だから柔らかい恋愛の歌などでは用いません。若者的でおおらかなさっぱりした恋愛の歌なら用いるかもしれません。

自分なりに「VIIb」を把握する、とは、こういう感じです。

 

つまりVIIbを聞いた時、"強烈な乾燥した移動感をともなう「ぎゅいん!」といったコード連鎖を感じた"のです。

こんな表現、普段言ったらバカにされます。

しかし大切なのは、あなたが納得できる感覚でそれを覚えて身につけること、です。

自分の体型に合った服を着こなすことが楽に動く秘訣です。

考え方、理解の仕方、把握の仕方にも体型のようなフォルムが個人個人あると思います。

この手の感覚や感想は個人の性癖や嗜好に支配されるので、公言すればするほど、無知と半端さをさらけ出すことにもなります。

それゆえちょっと恥ずかしいです。でも強烈には余ってわかった感じがします。その興奮は教科書の偉人の解説を読んだ時の比ではありません。もうこの体感が入ったら人と比較したり、批判し合う必要性を感じません。前に進めます。

 

「何年の作品で、どんなアルバムに入っていて、世間的評価はどんな感じで、偉い人は何何々って言ってて、ポール自身は〇〇〇て言ってる」がこの曲の評価ですか?

 

地に足がつかないとジャンプできない、と誰かが言いましたが、ある程度勉強が進んだら、そろそろ自分の程度がどの程度かを自分で把握する必要があります。それが第二の人生のスタート、ぐらいに感じてもいいのではないでしょうか。

 

ある程度勉強して、頭でっかちになってきたら、もう知識はあるのですから、安心してこれまで抑えてきた性癖を爆発させましょう。

意外と理論的言葉を裏付けるような体感が減られるかも。

ブログの記事もその体感で全て書かれていますので、気持ち悪くてすいません。

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