音楽教育活動奮闘記

不定調性論からの展開~音楽思考の玩具箱

言葉にメロディをのせる~不定調性論的作曲の発想(改)

作曲に没入できそうな気がする人に向けた導入記事です。

 

「ばざーるでござーる~」

 

って、この文章、皆さん、メロディ乗せられますか(世代)。


では、


「コ~ヒ~ギフトはAGF」


はどうでしょう。メロディ浮かんできますか?

これらは"サウンドロゴ"です。

作曲家にとっては、二十四時間こんな感じです。音楽表現と人生が完全にリンクしています。風の音も、耳鳴りでさえも音楽表現として、苦悩させられたり、クスッと笑ってしまいます。

 

そういう体感を得る人は音楽を趣味にするべきでしょう。

こうしたサウンドロゴも、そういう音楽家がそれを表現したものであって、それが企業イメージの記憶付け・向上につながる、と発想した企業人がビジネスにしたものです。

だから興味のない人は、気がつきもしないでしょう。むしろわざとらしくて鬱陶しく感じる人もあるかも。

個々人がどう感じたか、がその人の人生を決めます。

 


では、上記のフレーズをマイナーキーにして歌えますか?

作曲やってる人は簡単にできるでしょう。

まったくもって繁盛しなさそうな、美味しくなさそうなメロディになる場合があります。おもしろいですね。

 

では、


「おはようございます~」


にメロディ乗せられますか?


では、


「お昼、何を食べようかなー」


はどうでしょう。

考え方はサウンドロゴと同じです。これにいくつもメロディが載せられる人は、作曲ができます。

 

では、楽器を弾く人、


Cメジャーコードを弾きながら、

「おはようございます~」

を歌えますか?


最初は日本語のアクセントに沿った自然なものができるでしょう。では次に、わざと日本語のアクセントから外れたようなメロディって作れますか?


「おっはようっぅううごっざいまっすぅぅぅぅ」


ロックですね。


これを一音程のみにしたら、ロボットになります。

また音程を設けず、幽霊がうらみがましく囁くように言ってみたり、怒って言ってみたり、とにかくその発せられた音を、言語であるのと同時に、音楽である、と認識するようになると、あらゆる現代音楽に通じる表現を感じることでしょう。

現代音楽はいつも怒っているように、塞ぎ込んでいるように、余計なこと悩んでいるように、キレているように感じるから一般大衆がはちょっと「まるで自分の嫌な面を見せられ続けているようで」好きになれない、という方もおられるでしょう。

そして、明るく分かりやすい現代音楽は"pops"とされます。その"大衆の次元"に阿るような表現を誠実ではない、と感じる芸術家もいます。

そういった信念も所詮は独自論なのですが、独自論と認めないことが信念である人もいるので、そのバランスで世界は歪でかつ豊かな空間なのだと信じます。


あとは楽器などを用意頂き、せめてコード三つだけでも弾けるようにします。


たとえばギターならまず、A,D,E,を覚えて頂いて、順繰りに弾けるようにしてください。どのコードから始めても、どのコードで終わってもかまいません。大切なのは、「自分にとって心地いいか」その一点だけです。


おぼえたら、たとえば、ワンツースリーフォーを一区切りとして、|  |(小節線)でくくって、


①進行

| D  |E |D  |E  |A  |A  :|


みたいにして、

|おれの財布 |は   |すっからかん|だー  |

|ぜー(*^_^*)。  |


というようなメロディをリズムに乗せて作ってみてください。

 

あとは訓練です。

覚えたコードが増えたら、どんどん混ぜていってください。

順番も適当でOKです。

 

その過程で、世間の曲を見ていて、すごいなぁ、って思ったコード進行があったら、それはあなたに向いていますので真似してみてください。そういう勉強は一生続くので一生やりましょう。

 

どんなメロディになっても構いません。

でも自分が納得いかなかったら変えましょう。

何回やっても楽しくなかったら諦めて次の行為の探究に入りましょう。

あなたにとって素晴らしいものをもたらせてくれるものに(社会で許容される範囲で)人生を費やしていただきたいです。

 

作曲もそうやって、自分が選択すべき行為かどうか決めればいいだけです。楽しさは、その選択がうまくいった先に生まれる感情だと思います。

だから正しいやり方とか、うまくやるやり方とかにもがかなくて大丈夫です。自分に向いているものには勝手に没入できます。ファッションで生きるのではなく、没入できるものを見つけてそこを中心に楽しんでください。

このブログは、私が音の響きが作る心象世界に没入した私がただただ興味のある世界を作っているだけです。誰かに共感してもらいたいとか、読者を増やす、とか、これで有名になる、とか全く考えていません。受け入れては欲しいけど、それは単に承認欲求なのでただの本能です。ただただ楽しい、というだけでこんなに記事が増え、こんなに長い時間を費やしています。

 

ぜひあなたにもそういう人、そいう時間、そういう存在に出会えることを祈っています。