バンバン行きましょう。
sine波を作って、ハイカットのフィルターを入れてみよう
早速音を作ってみましょう。
まずInit Presetにします。
osc1が点灯していることを確認して、
波形ネームの欄をクリックして、出てきたメニューからSineを選びましょう。
もうこれで音が出ます。
ポーーーーーーという音ですね。この波形のところで色々な初期波形を決めることができます。
今回はFilter画面を覚えましょう。
Filter1を使うときは左画面のFILTER1を点灯させます。合わせてFILTER2を兼ねて使いたいときは、隣のFILTER2を点灯させます。
右側の歯車マークで、リセット(プリセット初期値)、コピー、ロック(プリセットを移動してもFilterは設定は今設定したまま-LFOなどのモジュレートはダブったりします)、保存、呼び出しなどができます。
フィルターは一通り揃っています。
それぞれのフィルターは伝統的フィルタのモデリングだったりするんですが、やっぱりKV331仕様になっているので、往年の機種を30年触ってきました、みたいな人以外は、一つ一つ「フィルターの種類」だと思って、現代の曲に合うフィルター(または自分がかっちょいいと思う)を耳で選んでみてはどうでしょう。
またアルゴリズム設定があります。
1. Digital
2. Virtual Analog
3. Ladder
4. Diode Ladder
5. State Variable Filter (SVF)
6. Bite Filter
これDigitalで良いと思います。変えてみると、フィルターの種類や、かかる感じが違うので、興味のある人は色々変えてつまみをいじいじしてもらうとわかります。VAanalogとかは効きが良くてなかなかアナログつまみの感じが再現されています。これシンセのプロが使う区分けなので普通はわからないと思いますので、ここを解説するよりも全体を見ましょう。
CUTOFFとRESOは省略しますね。カットオフフリーケンシーとレゾナンスです。
GAINは波形が上下します。いわばヴォリュームです。
隣のKYTRCKはキートラッキングつまみです。これも現代ではトラッキング未設定のままの荒い感じがいいんじゃー!!という感じなので、、、。
キーの音程の高さによってフィルターのかかり具合を変えることができます。
各曲によってちょうどいいところなどがあるものです。ライブパフォーマンスのためのツマミでした。
もし演奏していてフィルターのせいで、キンキンいう、もこもこしすぎ、みたいになった場合は、KYTRCKを回しながらちょうど良くなる感じで留めておくといいでしょう。
現代ではオートメーション書けますから。
あとこのディストーション画面。これはフィルター独自のいわゆるひずみの感じを活用していくものらしいのです。
一つ言えるのは、もしフィルターをかけてシャカシャカ言ったり、フチョフチョ言ったり、要はフィルターのノイズのようなものが聞こえてきたらこの画面でPregainを上下したり、上のグラフでカーブをいじったりしてフィルターノイズを緩和させる、みたいなケアができます。
ACID:フィルターのレゾナンスがカットオフ周波数に結合される、らしい。これにより、TB303スタイルの「acid」フィルター反応が得られる、だそうです。
BOOST:ゲインの低下補正。倍音が増加します。ディストーションですね。
フィルターと非線形の度合い、とかって言ってわかる人のみ使ってください笑
マニュアルにはCPUの使用率を考えると、BASICで十分、だそうです。
フィルターの解像度の高さの精度、みたいに考えてください。
耳でフィルターの粒ぞろいや強度を聞き分けられる人は、Highなどをかましてください。
以上のようなことです。
基本はフィルターの種類と波形を弄る程度でほとんど用はなせると思います!
お試しあれ!
次回