音楽教室運営奮闘記

不定調性論からの展開紀行~音楽と教育と経営と健康と

(Digital Performer)Addictive Drums2でスネアロールを打ち込む

 M-Bank Digital Perfomer使用法のお問い合わせ

こちらからご連絡いただければ、メール返信かブログ上でお答えします。 

www.terrax.site

ピンポイントでご質問いただきましたので、Addictive Drums2を用いてDPでスネアロールを作るやり方をご紹介します。皆様それぞれのドラムプラグインでお試しくださいませ。

f:id:terraxart:20220206155001p:plain

FARFAX vol.1のDark With Plateというkitを使います。

 

f:id:terraxart:20220206155021p:plain

スネアは特にいじりません。

 

f:id:terraxart:20220206153758p:plain

まず32分で置いてみますね。たまたまテンポが78だったので32分でおいてもスネアロールには粗すぎました。

 

そこでDPは右上の音符選択部分の数値をクリックして0|030と打ち込むことで64分も簡単に打ち込めます。030が64分、015が128分ですね。

f:id:terraxart:20220206153931p:plain

 

 

f:id:terraxart:20220206153955p:plain

64分にしてみました。聞いてみましょう。

スピード感はこれでよしとして、これだけでは当然正確すぎますし、不自然です。

あとはタイミングとヴェロシティをいじります。

f:id:terraxart:20220206154337p:plain

まずヴェロシティを選択して、

 

f:id:terraxart:20220206154533p:plain

ツリーメニューのリシェーブメニューでフリーかストレートラインを選択してみてください。

 

あとはキーボードのRを押しながらカーソルを動かすと、選択されているヴェロシティがマウスで引いたラインに沿って描かれます。

f:id:terraxart:20220206154710p:plain

 

これで聞いてみましょう。

それっぽいけどまだ正確すぎですね(バウンスミスって後ろリリースも切れちゃってる)。

 

あとはどこまでリアルにするか、工夫あるのみです。

 

ADにいくつかあるスネアの音色を分けてランダムにしてみます。下記は全て同じスネアの音色のバリエーションです(あまり変わらないかも??)

f:id:terraxart:20220206155133p:plain

 

さらにヴェロシティもランダムにしてみます。これは一つ一つ目分量でマウスでつまんで動かしています。

f:id:terraxart:20220206155218p:plain

 

さらにタイミングもさらに細かくランダムにします。これもMIDIデータをつまんでずらしているだけです。

f:id:terraxart:20220206155446p:plain

 

これでも最低音のヴェロシティに限界があるので、下記のようにAddictive Drums2のボリューム自体にオートメーションを書いてみたり。できることは全てやります。

f:id:terraxart:20220206155708p:plain

オートメーションは「ボリューム」を選択して、キーボードのpを押しながらマウスで書いてゆく感じです。これによって最初のスネアの最小音を小さくスタートできます。

 

完成!

ドラマーさんに鼻で笑われちゃいそうですが、この程度でいいなら、というレベルですね。

 

その他ヒューマナイズ機能を用いて打ち込むこともできますが、ランダマイズにクセがあると何度もやらないといけないので結局手作業になっちゃいます。

f:id:terraxart:20220206160044p:plain

どこまでそれっぽくするか、みたいなことはそれぞれの音楽ジャンルで違うと思います。

 

あとはこれを応用するだけです。

f:id:terraxart:20220206184824p:plain

こういうシンプルなパターンに、

f:id:terraxart:20220206184858p:plain

こういうちっちゃいロールを入れてフラムプレイっぽくして生ドラム感を上げることもできます。

下記の音源は前半がフラムなし、後半がフラム+fillありです。ノリがまるで変わりますのでよく音楽に合わせてご活用ください。

こんなことしなくても、スネアロールに特化したkontact音源とか、スネアロールのサンプルパックとかもあるので面倒な方はそうういうサンプルを加工するほうが早いです。

ただ音色が違ったり、なんか妙にニュアンスが違ったりするので、同じドラムソフトで作れるようにしておくと良いと思います。

 

ご活用ください!!


DPの購入はこちらまで!

他DAWやPerformer liteからの乗り換えは「DP○○クロスグレード」をお選びください。

f:id:terraxart:20210905124036p:plain

その他、様々な購入前のお問い合わせはこちらから。

h-resolution.com