ぜひ一番いい画質を選んで観てください。写真が綺麗に見れます。
たくさん写真を送っていただきまして、ありがとうございます。。
折を見てそのたびごとに写真を撮っておられたその写真を拝見して、いいなぁ、すごいなぁ、とただ感じたので、せっかくだから作品にしたいなぁ、とぼんやり考えながら最初は「富士百録」って100曲ぐらい書こうかなって思ってて、まとめて写真をいただいて、しばらくしたある日ピンときて、15分ぐらいの曲にすることにしました。
富士はonly oneだ、何曲も書く必要はない。
「氷雲」とは造語ですが、まさに富士は山ではなく天地一体になって日々作り変えられる概念なのだ、と感じました。ふわっと頭にこの単語が浮かんだのです。
雲と空と雪と山肌と(ときどき月)のコントラストが実に音楽的です。
例えば最初の写真をこれにしたのですが、まず動画を先に作りました。気に入った富士の写真を先に並べて「音無し動画」を作ったんです。
そしてDPに読み込ませ、映像を見ながら作っていきます。感覚としては、以前Spitfire Audioコンペに参加した時に覚えたやり方です。
効果音とセリフ以外は全部私が音楽を当てて応募したものです。
で、今回は(も)写真を楽譜にしました。
これまでの作品でもそういう作り方をしてきましたね。得意なのかもしれません。
例えばこの写真を見ると、こんな風にクオリアを感じます。そこに意識をインポーズして行くと抽象的なメロディが浮かんできます。写真の翻訳。この曲のはじまりは、ポジティブでもネガティブでもない和音が静かに並んでいく抽象的な始まりです。まだ感情の高ぶりはありません。
あのフレーズはこの写真から生まれたんです。
それぞれが個性を持っていて時に水墨画のようで、時に夢の中のようです。
お家芸である不定調性的な音で作られています。
一応不定調性的な感覚とは?ということで一つだけ事例を。
上記画像は、今回の曲の一番最後の部分です。
ケーデンスにはならない形式で曲を終了させる工夫、をするのが不定調性論的な工夫感覚です。この曲、終わった感じしませんか?曲の頭がGっぽいので最後は上部にGを載せています。
またブログ記事でご紹介いただいてしまいました。
おまけ1
左は新五合目に登った時、右の写真は新車にして、山中湖にM-BankDTMクラスで合宿に行った時です。私だけ自転車で道志みちから山中湖に向かいました。道志みちは2回目だったので不安はなかったのですが、相変わらずの美しい峡谷でした。M-Bankの水越先生とかはあの辺りゆかりなんですって。
おまけ2
こちらは一号車時代、登り富士に行った時、
最初は間違って旧五合目に行っちゃってね。方向音痴なので。到着した!!!と思っていたらなんか閑散としてておかしいなぁ、と思ってたらまさかの旧!!。
気を取り直して改めて新五合目に。
この写真どこだかわからない笑
新五合目です。。岩のような雪塊が塀になり、向こうに雲海が下に広がります。
おまけ3
どこかの峠(多分甲武トンネル近辺かそこらの峠を抜けた後///わすれた!)で突然富士に出会った時。ここは上下に景色が広がってて隠れたスポットだね!
きっとまた富士の曲は作ると思いますね。
駒沢からの富士。後年、もう一個ビルが建ってしまうのですが。