音楽教室運営奮闘記

音楽と教育と経営の雑記ブログ~不定調性論からの展開

DTM関連;プリセット、サンプルを選ぶのに時間がかかっていませんか?直感的制作のススメ。

www.terrax.site

あらかじめお断りしておきますが、私は不定調性論、という音楽思考を自分で作って実践していますので、気質の違う人には合わない方法かもしれません。

つまり直感的に音楽を作る、というやり方です。それをサンプル選び、プリセット選びにも応用してます。それやるとサンプル選ぶ時間が短縮できるよ!って記事です。

批判的に読んでいただいても構いません。

なるべくさっぱり書きます。DTM脱初心者ぐらいの方が対象です。

原則

・全部のプリセット、サンプルを把握するまで次買うな。

・全部を把握するんはたくさん作るしかない。

これが基本です。なかなかこうはいかない(セールが....)ので時間とお金だけがかかるようになっています。でも例えばOmnisphereとか、「一生で使い切らない」がキャッチフレーズでしたが、もうプリセットなどは私のレベルでさえどこにどんな音があるか知ってる、ってなっています。現在はプリセットの3倍ぐらいの外部クリエイターのプリセット買って入れてるかも笑。音作りよりもプリセットから選ぶのが好きなタイプなので・・。

あまり手持ちが刷新されないと飽きてきて不安になるのでつい新サンプル買っちゃうんですよね。錯覚なのだけど。

だから飽きてくる前にひたすら作って自分が持っているプリセットやサンプルに馴染む、全部覚える、みたいなことを目安にしていくといいと思います。セールで買ったサンプルは今持ってるサンプル全部覚えるまで開くな、です笑。開きたければ曲作れ!です。効果音とか作るとかなりサンプルを巡りますのでよく覚えます。

 そういう原則を理解の上で、下記から!!!

一気に決める。

さ、打ち込みやろ!

となって、イメージ決まって「よしまずkickだ!」

とフォルダを開きます。膨大な量があります。さらにこの一個のフォルダに

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またズラぁ・・・と垂れ流すように。あります。これ選ぶだけで20分ぐらいかかっちゃったりします。最初の頃は。でも年間360日制作していると、だいたいどこからどう持っていけば、今回の曲はうまくいきそうだ、という直感が生まれます。

(整理されているかされていないかは気質なので、整理されていないからヒット曲が作れない、というわけではありません。そして管理されているから素晴らしい曲が作れる、というわけでもありません笑)

初心者の方にもできるやり方を書きます。

大事なのは制作に向かう心のエンジンを止めないことです。

全て直感で選んで行ってください。

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まずこの枠から選ぶ、と決めてください。その中で選択して一つ選びます。

こういう風に選べるように、普段暇な時に買ったサンプルを分類しておいてください。

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サンプル分類の方法はこちらなどをご参考に

ソフトシンセのお勉強、はじめませんか?〜SERUM編1

u-he TyrellN6を事例に、音色の選別、分別、整理の方法。

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こうやって一つ選んで並べて行ってください。

キックは数種類使うことがあるでしょう。そういう人はジャンル分けフォルダとか、highとlowとおまけ(sub)で分けておけば、だいたいkick選びは数十秒です。ほとんど直感でフォルダを選び、直感でだいたいのサンプルの目処をつけ、プレビューして直感でサンプルを選択します。だって。

「今選んだサンプル以上にイイのがあるかもしれないよ?」

と悪魔が耳元で囁くその声を消すことはできないからです。

そして安心してください。選んだあと、低音が足らない、高音が足らない、みたいなことはEQで直せばイイんです。

サンプルなんて30個もあれば良いんです。年間1回どこかで最新のサンプルを買って、上位30個を入れ替えていけば良いんです。

選ぶ手間も加工の手間もそんなに変わりません。

 

そして初心者だと、「君、キックのピッチが曲と合ってない」とか言われます。

良いんです。言わせておきなさい(あなただってそういう時期あったくせに)。

そんなことちゃんと曲が作れてからで気にしてください。

まずは量産して、アップして、色々文句言われて、勉強すべきことを自分で選択してください。最初から言われたことの勉強だけ詰め込んでも終わりません。

勉強をやり終えた、っていう賢人が歴史上でいましたか?

勉強していると曲は作り始められませんよ?

 

この直感でのサンプル選びがしやすいように普段フォルダを分けるんです。

私の場合、オールジャンルを作らなければならないのでジャンル別サンプル、とか好きです。中身はよく聞くとほぼおんなじだったりします。でもそこから選べる分手間が省けます。今回はオーダーはhardstyleだけどchillのkick使ってみようかな、なんて変則技はいらないんです笑。そういうのは作るときの降ってくる直感に従えば良いだけです。変に計画しても作りながら変わってしまいます。

もやっとした直感を頼りにした方が脳は働きやすいです(なんかの本で読んだ)。

 

20秒でサンプルを選ぶようにすると、あとは加工でどれくらいイメージに近づけるか、だけです。この「直感」というのを普段から鍛えるんです。

昼何食べようか、とか、自販機で何飲むか、とか。事前に選ばずその場で見てピンとくるものを選ぶ。急ぐ必要はありません。ピンと来なければまだ直感が浅いです。

もやもやと選べない人は、DTMに向いていないかもしれません。

食えてれば全然良いですが。

 

「ぴん!」とくると、快感ですよ?ぴったりハマるので。もちろんハマらないで失敗することもあります。その場合は勉強だと思って肯定的に考えて進んでいきます。それしかありません。そういう過程を経ていくことで直感が強化されます。

数をこなすのが一番です。不定調性論では、12音を自在に使えるので、なんの音をどう置いたら良いか自由すぎるため、自分の直感的脈絡しか頼れるものがありません。

でもそういう直感がなんとなく身につくと、調性音楽でもそれは活かせますし、人生でも活かせます。人生がうまくいくかは別ですが、悩んでチャンスをふいにしたりはしません。チャンスというのはビクンと胸が反応することです。

 

プリセット選びも同じ

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なんか良いリードないかなぁ、なんてファジーに選ぶ時ってありませんか?

それでソフトを開いて、LEADを選ぶと、膨大な量の音色が出ます。ぁあああ```

右のバーが小さければ小さいほどたくさんあることに卒倒します。

いつも全部プレビューできず、

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このくらいの中から選んじゃって(せめてもう少し選べ)

「くそ!また妥協してしまった!」

なんて思っていませんか?

 

それでも意外と理想通りの曲ってできませんか?

 

そうなんです。問題解決能力の高い人は、自分が選んだ音色でなんとかなってしまうんです。微妙な方向性調整などはあるかと思いますが。

この微調整がうまくできない人もDTM向かないかも(=他に人並み優れた能力がある、ということ)。でも最初はうまくいかないので数年やらないと判別がつかないケースもあります。

一度お会いして作業風景を拝見すればすぐ断言できますが笑。

 

不定調性論での音選びも、選んだ音でできる新しい表現の可能性と自分の脈絡を合わせながら創造する、というステップがあります。妥協でも身代わりの速さでもなく、音との一期一会により生まれる道で勝負する、と言いますか。人生に似ています笑。

だから「今回最高の音色を選択する」ことが全てではないのではないか、と感じています。音色は良いけど曲がダメじゃん、て言われたことのない音楽家がいるでしょうか。

 

だからこそ「どんな音色でもオレ色にする!」ぐらいの覚悟でスパ!スパ!と悩むステップをすっ飛ばすことで制作のエンジンを止めず、最初の情熱のまま曲が4割ぐらいできると音楽家は冷静になれます。そして気がつくんです。

 

そっか、今kick変えれば良いんだ...

 

笑っちゃいますよね。なんで最初から全てを把握したkickを選べるだろうか。

天才の方は知りませんが、こうした行きつ戻りつで音楽は制作していくのでまずはどんどん先に進めて10曲中1曲うまくいく!なんてところを続けながらやっていくしかありません。

 

まとめ

買ったサンプルやシンセのプリセットって、項目別に上から順に制作者のオススメがあるので後半よりも前半で選べるはずです。後半あまりに駄作だとなんだから、後半にもいくつか気合の入ったやつを忍ばせて居ますが、あくまでそれは営業手法です。

そしてできる限り自分が信頼の置けるサンプルメーカー、機材メーカーを頼りに一点買していってください。まあそこまではひたすら買うんですが。。サンプルについては、Loopcloudのような無料のものも沢山あるので。

 

とにかくばんばん作ってください。その時に考えるんじゃなくて、降ってくる感覚、湧いてくるイメージを大事にしてください。不定調性論の奥義でもあります。音楽理論や、作曲理論は作曲している時には役に立ちません(楽典以外)。

しかし直感を養っておくと、頭を空っぽにして制作を進めていると、降ってくるんです。あ、ここ暗い和音ほしい、、あ、ここあの曲のあんな音っぽいのが欲しい。

それが降ってくることこそが=音楽理論の学習の成果です。そして不定調性論はその降ってくる直感力そのものを鍛える方法論でもあります。

 

考えて出てきているのは意識に上がっている知識なので、それに頼ると、やたらと初心者がセカンダリードミナントばかり使った曲を作る感じみたいになっちゃいます。

知識で曲を作らないでください(偏見かも・・編曲はちょい知識かも)。

ちゃんと勉強したら作る時は頭を空っぽにしください、というのが拙論のやり方です。全部忘れて良いんですから便利でしょ?

頭を空っぽにすることで、今必要なものがすっと入ってくるんです。

 

学校で方程式学んだけど人生で役に立ってない、って思っている人いませんか?

確かに科学的にはその通りなんですが、私は、それは勉強の仕方に工夫が足りなかったのでは?と感じます。私自身がそうでしたので。

方程式自体なんて忘れて良いんです。しかし人生は未知数になるものを特定し、手の中にあるヒントから一番近い答えを導き出す、ってことの連続なんです笑

そういう思考が方程式思考だと思うのです。

サンプル選びも、プリセット選びも、答えは未知数です。それを端から聞いて選んでいたら人生は終わってしまいます。音楽の場合、その未知数は自分で答えを与えないと、誰も答えなど求めないし、そもそもそこに答えなんてあるのか?というのが音色選びの答えなんじゃないでしょうか。

方程式の理屈はそのために学んでるのだ、と教師が教えれば良いと思います。

そこはトーク!未知数の答えは求めるのではなく創造するんだと思えばいい。

x+1=2、x=1はもう他の誰かが使ったので、1以外の答えを創りなさい。

これが現代の若者に課せられた使命です。我々の時よりも大変なんです。だから我々は老害にならずとりあえず持ってる経験を若者に教えてあげましょう。

追い抜かれるなら、全て伝えて追い抜かれたほうが達成感があります。 

制作頑張ろー!

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