M-Bankでも時々話題になる問題です。
どうやってバランスをとり、自分を導けば良いか、は永遠の課題です。
私自身悩みが尽きることはありませんが、受講生の悩みに実際に接している私の立場から何かコメントを送れれば、と思って書いています。
仕事と夢の両立は、まだ正常な判断ができる悩み始めがとても大切ではないか、と考えています。
テレビ出演などまでするタイプの彼らも真剣に悩み続けています。自分は空回りだと思っているし、目標に全然届かないと思い込んでいるので、私たち以上に悩んでいます。
そうした闘う姿を見た人が重用してくれて機会をつかんでいます。
「どのくらい知られているか」はとても大切です。知られる努力を。
そして相手があなたを知っていることを自慢できるセールスポイントも必要です。
成功とは「とてつもない心労と向上心の過程の状態を示す言葉」であり、何らかの固定された「結果」ではないようです。
悩み自体がなくなることもありません。
社会的成功に向いていない人がいる
成功するとお金がたくさん入り、美女に囲まれ、高級マンションに住み、高級車を乗り回す、等しか思いつかない、という人は成功に向いてないと言われます。またはそういうことに一切興味がない真の芸術家も社会的成功という状態は居心地が悪い、と感じるようです。
このサイトで分析してるアーティストならカート・コヴァーンみたいなアーティストとか。ジョン・レノンもそういう類の人だったかもしれません。
サポートしているアイドルさんタレントさんにもそういうタイプがいます。
自分が成功した時、どうしたいか、がしっかり言える人、社交的な人、リップサービスが際限なくできる人は稼いだお金を自分の判断で投資に回せるようになるので目標がどんどん生まれるので良いということです(悩みもでかくなる)。
お金管理が苦手で、お金のパートナーを持つと子供の代まで抗争になったり、
誰かにお金の管理を任せて騙されたり、人前に出たくなくてスポークスマンを置くと誤解されます。
もしあなたがファッションやお化粧、プロポーションやスピーチに意欲が持てないなら社会的な地位を築くタイプの成功には慎重になりなさい、と教わりました。
あとは良い人間に出会えるか、です。
これは運なので、逆に人に頼ろうとするとうまくいかないようです。
最終的にいつまでにどうなりたいのか
25までに売れっ子アーティストになってテレビに出る、27歳ででっかいドームでライブをするミュージシャンになる。30歳までにアメリカで成功する、無理だったらやめる。
とかなんでもいいです。
まずは一枚の写真を説明するような具体的な「おっきすぎる目標と期限」を5秒以内に言えるようにしてみてください。
今自分がどのあたりにいるかわかるのでむやみに現状との両立に悩んだりしません。
あとはやるだけです。
目標が決まれば、逆算でこちらもサポート計画の提案がしやすいです。
諦めることになっても構わない、という勇気を持つこと
諦める時のイメージを持て、という意味ではありません。
何より敗北を認めた時、これまで見えなかった世界が見えます。だから失敗すること自体を恐れないでください。失敗は意外な前進をさせてくれるのでそれはそれですごい発見があると思います。それも失敗した経験がないと失敗の価値がわかりません。
若いうちにたくさん失敗して失敗が思わぬ前進になる、と知っておいてください。
数値目標に悩む
SNSのフォロワーを10000人にする、とか路上ライブを週2回2年間やり続ける、とか、動画を毎日1本作る、というノルマ的な目標は現代は危ない、と言われています。フォロワーを集めるための努力や、ただこなしてしまうだけのライブや、内容を考えないコンテンツを作ると数値目標だけが達せられ、再生数や結果が伴わず悪循環になるからです。ノルマ目標でもいいのは最初の三ヶ月〜半年ではないでしょうか?
これらの数値目標は「ノルマ数値」であり精神衛生の面で夢の実現を妨げる時があります。
また、一日1冊本を読む、とか、毎週二曲つくる、と言った周囲から見えないノルマも、よほど自分に厳しい人でないと辞めても誰も咎めないのでうまく結果が出ないことがあります。
現代の数値目標は、人間関係の豊かさを示すことで代替されます。
例えばあなたが歌手なら、
レコーディングしてくれる人がいる
弾き語りでギターを弾いてくれる人がいる
動画を作ってくれる人がいる
才能を認めてくれてプロモーションしてくれる人がいる
などなど。これらの人と繋がっていることで行動を起こす機会が増えます。
こういう人たちと知り合えることが現代では数値目標に代わるものです。
そして、彼らに対して自分が何ができるか?というスキルを持っている必要がありますし、それに気がつきそこを磨くことができます。相互補助できる関係。
あとはどう彼らと出会うか?を考えるだけです。
そこは努力!悩んでる暇はありません。
結局実力と才能がないと全てが伴わない
人材が集まらないなら、ご自身のプロモーションやブランディングに問題があります。
一生懸命やってるつもりでも結果が伴わなければ、あなたが認識している以外の部分の能力が欠如している、と考えなければなりません。
この場合「方向転換」が必要です。方向転換は社会的成功を得る、よりも簡単です。現状からどう展開していくか、を考えるだけなので具体案が出しやすいです。
私たちの仕事でもあります。
本人は、焦っているので抜け道が見えていなかったり、固執して解決法を見逃していたりします。
そういう時は、冷静に柔軟に生き方を一緒に考えてくれる人に相談してみてください。
相談することに向いていない人もいますが。
私共でも結構です。メールやり取りは無料です。
八方塞がりで、一体どうすればいいの!!??という時誰かに相談すると、メールを送った後フッと自分で答えが見えたりします。脳はいくらでも働いてくれます。
バイトで偉くなったら
もしアルバイトで店長とかになったら、あなたはそのアルバイトを懸命にやるべきでしょう。向いているからです。アルバイトも社会を支える立派な仕事です。そこであなたが求めらえるなら、そこに必ず自分の夢を構築するヒントがあります。求められることをやることから、自分の夢を修正発展させてください。
その仕事で偉くなってください。
これは夢を諦めるのとは違います。それが夢につながるあなただけの王道でもあります。
最初に述べた方向転換をする勇気です。
そのアルバイトと自分の活動を繋げてください。ブログやyoutubeで発信して有名になてください。そのあと歌を投稿すれば"歌える◯◯◯"になり注目度が違います。
新しいアイデアとは、異なる二つのものをつなげることから生まれます。
その仕事をしながら自分の活動ができるには?と考えてみてください。必ず誰もやったことがないことができます。仕事に貴賎を考えると、それは人に対して、自分に対して、社会に対して貴賎で捉える考え方になります。
もしそれで売り上げまで伸ばせたら、あなたへの注目があなたの夢を広げるきっかけになります。誰もがあなたの活動を援助することでしょう。
人生楽しむ、とは?
これは瞬間瞬間で考えていないとそう感じられません。
過去や未来は脳の中で美化されますので、つい現実はダメで、過去は良かった、未来は希望、と感じるのが脳の性質です。
アルバイトに必死に耐えながら夢を追おうと思ってノルマを課しているうちに疲れ切ってしまいます。疲れる仕事はあなたに向いていません。
その現場で疲れない人に勝てないのでその仕事であなたが花咲くことはありません。
あるアーティストさんが
今を楽しもう、と思うことは勇気と自信がいる、今を楽しめなくなったら夢は追えない。
と言っていました。たとえどんな状況でも今この瞬間こそがチャンスだ、と思えない人に夢は追えないのだそうです。
その状況に対して心踊る要素を見つけられない人はちょっと疲れていると思います。
人生は必ず相対的に良い日々がまたすぐやってきます(たくさんの悩める受講生の現在の活動を見てそう確信してます)。
漠然とした絶望を誰かに相談する、が一番勇気が要りますが、少しずつ現状が光り輝いてきますので落ち込む前に実直で聡明な人に相談してみてください。そして元気になったらその人に恩を返せばいいではないですか。
なぜアルバイトとの両立に悩むのか?
自分の能力が伴わないことに目を向けず、無理してやっているからです。
やめられない心理状態を「サンクコスト効果」と言います。
この時、相談すると"やめなさい"と言われるのが嫌で相談すらしないものです。
もし悩んでいるなら、真剣に夢の実現に一緒に考えてくれる実績のある大人を真剣に見つけるのが最初にやることかもしれません。
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