時々質問されるので、自分のやり方を書いておきます。
女性曲を作る時、男性が仮歌を歌う場合などに活用できます。
話し声であれば、ピッチシフトで7半音ぐらいあげれば、女性っぽくなります。
あまりダミ声の人は難しいですが。
そこで一工夫。
下の大きい四角部分が今回の曲データ。
これを一旦バウンスして、シーケンスに並べておきます。
そして
オケのトラックにお好みのピッチシフターをさして、この曲では-4にしました。4に見えますが-4です。下げています。
これでオケを再生するとキーが4つ下がります。男性では苦しくない程度の高い音が出るキーに設定します。あまり低すぎると後でボーカルデータが崩れるので。ちょうど良い高さになるように設定するのがポイントです。
曲によっても、最高音によっても声質によっても毎回設定キーは違います。
歌い終わったら、
オケのピッチシフターを切って、ボーカルトラックにピッチシフターを挿して今度は+4にしてさっき下げていたぶんあげて、ホンちゃんのオケと合わせて聞きます。
いい感じにピッチが上がって、女性っぽくなっていると思います。
この設定が難しいです。曲によっては妙に男性を感じたり笑。。もう笑うしかないのですが。でもバッチリ「ああ、こういう女性いるよなぁ」っていう声になったりします。
当然、声質が歌に合っていることが条件なので、多彩な声を出せる男性は、この設定の工夫でだいたい自分でなんとかできちゃいます。
女性声⇨男性声
の時はこの逆をやります。下げた時に男性っぽくなるかどうかは同様に慣れです。
要は、後でピッチを変えた時、自然に代わってくれる高さになるように事前に上げ下げしてから録音する!です。
ピッチシフターはフォルマント設定がいじれるやつだとよりいいですね。
男性⇨女性で声を高くするとキッズみたいな声になってしまう場合があります(キッズダンスの曲はこれでできちゃってますいつも)のでフォルマントを下げることで大人な声になります。
ultra pitchとかフォルマントが結構リアルタイムで確認しながらできるので使いやすいです。
お試しあれ!!