Nexus2の記事はこちら。
Nexus3はこちら
- ノーマークのアップグレード
- アンドゥリドゥ
- プレビューボリューム on/off
- リバーブ強化
- アルペジエーター強化しすぎ
- もはやNexusではない
- レイヤー画面調整
- 謎のSHIMMER
- すぐアップグレードすべき?
追記2022.3 今からアップデート考えてる人で、NEXUSのアルペジエーターに命を掛けてる人以外は、焦らなくてもいいです。年末のセールとか、NEXUS5を待っても良いと思います。
ノーマークのアップグレード
全く予期してませんでした。
ポイントはみなさんがすぐにアップグレードすべきか、というところですね。
旧バージョンを持っておられる方は現況12800円前後で購入可能です。
無事購入。購入手続きしてクラウドを開くと、自動でインストールされます。あっという間です。
Nexus3は消えます。
ROM Extension3がもらえちゃうおまけつき!祭。
問題なく、すべてのマニュアル設定した過去のプリセットも難なく読み取れました。
Nexux2-3のような混乱は一切ありませんでした。クラウドシステム万歳です。
Nexusのマニュアルはオンライン上にあります。
日本語訳してご利用ください。
<Nexus4新機能>
アンドゥリドゥ
履歴機能がつきました。やった作業を戻すことができます。skinの選択とかすると、その作業もアンドゥの対象になる、という感じです。
プレビューボリューム on/off
音色選択時の試聴音量を調節できます。
なるほど。
リバーブ強化
名前の通り、スペース感を増す感じになってます、この辺は最近のTrap系の"あのリバーブ感"の強化かな、という印象も受けます。
アルペジエーター強化しすぎ
アルペジエーターがシーケンサーと化しています。これはもはやアルペジエータではなく「ピアノロールのシーケンサー」です。和音を打つことはもちろん、ショートカットも充実していて、1音1音の長さ、強さ、すべて指定でき作業効率めちゃアップ。発音位置の微調整もできます。256ステップですから、ここだけでショパンとかが打ち込めます。
キーボードショートカット
Shift + Up:選択したノートを1オクターブ上に移動します
Shift + Down:選択したノートを1オクターブ下に移動します
上:選択した音符を半音上に移動します
下:選択した音符を半音下に移動します
左:選択したノートを1ビート左に移動します
右:選択したノートを1ビート右に移動します
H:ズームイン
G:ズームアウト
Shift + H:垂直方向にズームイン
Shift + G:垂直方向にズームアウト
Ctrl + Z:元に戻す
Ctrl + Y:やり直し(PC)
コマンド+シフト+ Z:やり直し(MAC)
Ctrl + D:選択したメモを複製します
削除:選択したメモを削除します
バックスペース:選択したメモを削除します
Ctrl + A:すべてのメモを選択
Ctrl + Shift + A:すべてのノートの選択を解除します
Ctrl + I:ノート選択を反転
Q:音符の位置を数値化する
1:鉛筆ツールを選択します
2:ペイントツールを選択します
3:選択ツールを選択します
4:消しゴムツールを選択します
S +マウスドラッグ:パターン領域をスクロールします
マニュアルの日本語訳からコピーしています。各位ご参考ください。
そんなにアルペジエーターってニーズがあるのか...
図の「follow」はあまりにアルペジエーターが長い場合は、オートスクロールで出音を追ってくれるという機能です。やはりもはやピアノロール。
もはやNexusではない
この意味を知らない人がすでに増えていそうな勢いですが、どんどんSerumに近づいてゆきます。reFXとXferはまるで兄弟です。
あれ、ここでプリセットって選べましたっけ?
エフェクトで選べるようになったglitchの波形を編集すると、Serumにはない、そしてまったくNexusっぽくもない音が作れます。まるでOmnisphere...云っちゃった笑。
波形編集できるものとできないものがありますので、すべてのエフェクターがこれができるわけではありませんので悪しからず。
ここつまんで左右に順番ずらせるんですね。すみません今知りました...3でもありましたっけ?ここでおかれた順番に左からエフェクターがかかります。
レイヤー画面調整
レイヤー画面も見やすくなりました。ワンクリックでon/off切り替えができます。
謎のSHIMMER
あれ?こんなのあったっけ???
これがまたmanualにもないんです(いずれ書かれるかも)。このf-bckはぜったいフィードバックで、shiftは-12-+12になるのでピッチです。
SHIMMER=きらめき
ってGoogle翻訳で出てきます。
これをかけると、うすくキーンという高音がf-bckのレベル分だけかかります。
なにこれ。。。。。笑
ドラムループとかにかけるとなんか「アトモスフィアーノイズ」みたいになってとってもいい感じに邪魔です笑。
PADとか5th音や7th音とかで入れると分厚く不思議な混沌を作ります。
これはもうセンスがいい人が扱うエフェクトでしょう。なにこれとか言ってる奴は除外笑。
きっと今開発者界隈で一番ナウいサウンドニュアンスなのでしょう。
これからもっと新しいことになっていきそうな予感。新しい厚み作成概念かもしれません。乗り遅れないようにしたいです。
すぐアップグレードすべき?
結論。アルペジエーターで作曲したい人以外焦らなくていいように思いました笑。
このオープニングセールを過ぎると(いつまでやるのかわからない)値段が高くなるかもしれませんが。
毎年クリスマスセールがあり、2021年はアップグレード時のセールが継続されたようです。
第一印象はNexus4というより、Nexus3.2っぽいと思いました。ハイスペックPCだと実感違うのかな、、。
お世話になっていますので投げ銭感覚でアップグレードした感あります。
まぁ「4」って言ってくれたから買えたし笑。
Nexusは、それぞれのエクスパンションが統一性が取れており、比較的新しいサウンドを意識して作られていますので入れておけば勝手に新しいサウンドで音楽が作れるという利点があります(偏りあり)。エレクトロ系を作っている人はとりあえず買っておくと、いざという時困らないという最強シンセです。
また、生音系のサウンドも大変ポップで使いやすい音色になっているので、BGMを大量生産をするような人にも重宝されると思います。
逆を言うと、それぞれの音色が流行おくれになりやすくなっているので、エクスパンションはどんどん入れ替えていくぐらいの勢いで丁寧に使っていく(それを意図したかのように古い音源も混じって新しいエクスパンションが作られているようにも感じます)と、ソフトも重くなりすぎずに使えると思います。
全部入れにした場合には、かなり重くなりますので、pcスペックに依存した動作になると思います。
また新しいエクスパンションは4でしか使えないというような仕様になっているので、折を見てアップグレードしていけばよろしいのではないでしょうか。
というわけで私が無知なところもあろうかと思いますので、しばらく使いながら追記して参りたいと思います。
それから、なんか音が良くなってる気がするんですよね笑。。気のせいかな。
いずれにせよ、また明日からバンバン使います。